過去のドンドコ掲示板
2001年10月01日〜15日

大島 紬で〜す!

最近オークションがらみのメールにしかお返事してなくて
あぁ、こんなんじゃぁ世間狭くする一方やな、と反省しておりまする。

メール下さった、仲人様&お供え下さった、長屋のおばちゃん、
失礼しております。
あ、そうそう暇つぶしにメールくれた薬屋さんも、さんきゅうです。

そんな私でも、リスナーでたった一人、豆狸…あ、ちゃうちゃう
マメにメールしている方があります。
その豆狸、あ、ちゃうちゃう、そのリスナーこそ誰あろう。
そう、愛しのLilyさんなのであった。

Lilyさんと言えば最近私同様オークションをはじめた一人。
そんな二人の間で交わされるメールの内容。

「近江屋、そちも悪よのぅ、あの値段で入手した○○を
 こんな値段でしかも、わしに売りさばけとな?」
「なんの、なんの、そういうお代官様こそ、某コネで入手した
 タダ同然の○○をあんな値段で、売り飛ばすなんて、女衒も
 顔負けでございます」
「いや何々、そちこそ又ぞろあんな○○を、こんな値段で
 売ろうとしておるではないか」
「いえいえ、お代官様こそ、2匹目のドジョウまであんな値で
 売っておいてから、まだご不満だとか…」
「なぁ、近江屋、これだからオークションはやめられぬのぅ〜
 ホーッホッホッ!(笑)」
「そうでございますな、お代官様、イーッヒッヒ〜(笑)」

あぁ、めっちゃ爽やかなメールのやりとりだ事!
ぜっーーーたい、世間狭くしてるな、私。

2001年10月15日14時14分04秒投稿

S.S☆「巨星、墜つ」☆     あや太郎

 文壇の巨人と言われる作家が死去した。 新聞の小見出しは当然「巨星、墜つ」。
 自社の記事を見ながら若手記者が感慨深げに言った。
「巨星って書くからには凄い人なんでしょうねえ、先輩?」
「そりゃそうだよ。そこに書いてある代表作ぐらい読んだ事あるだろ」
「いえ…恥ずかしいけど、一冊も読んだこと無いですよ。先輩は読破したんですか?」
「いや…実は俺も全然読んでない。あまり読書家じゃなかったからな。編集長はどう
です?」「何だ、情けない事を言っとるな。キミらそれでも記者の端くれか?…
まぁ、そう言うワシも読んだ覚えはないんだがね」
「なんだ…三人とも読んでないじゃないですか。誰か読んだ人いないの?」
「文化部の彼女に聞けば分かるさ。あの記事を書いた本人なんだから。おい、キミか
ら説明してやってくれ」
「いえ、実は私も読んだ事はないんです」
「それでよく代表作が書けたな」
「だって、そんな事は作家名鑑や百科事典に載ってますもの。戦後の文学者に影響を
与え、多大の功績を残した…って書いてありますわ」
「ヘンな話ですねぇ、先輩。誰も読んだ事が無い作家なのに巨星だなんて」
「それが文学者の文学者たる所以だよ。この世界は一応大物らしい年寄りが死ぬと巨
星が落ちる事になってるんだ」
「じゃあ、彫刻家や画家も巨星ですか?」
「いや、知名度の点で難しいな。まぁ、その分野の…第一人者、逝く…ってとこか」
「落語の大師匠や大物タレントならどう書きます?」
「やっぱり、最後の芸人…だろうな」
「こないだ死んだ大阪の芸人さんも、最後の芸人って言われてましたよ」
「誰でも〔最後の〕を付けりゃイイのさ。最期ぐらい〔最後〕を付けてやろうよ」
「あら−−テレビに訃報が流れてるわよ。まぁ、あの大物女優だわ」
「ふむ、彼女なら大物だし、巨星でも良いかな」
「若いころは肉体派って言われるグラマーだったんだが、死因は何だね?」
「乳癌ですわ。あの豊満な胸を手術したんだけど、駄目だったのね」
「よし、見出しは決まった−−−〔巨乳、落つ〕だ」
                  (完)

2001年10月14日21時05分09秒投稿

S.S☆「恐怖の猫軍団」☆     あや太郎

 会社帰りの男が三人、浮かない顔で飲み屋へ足を運んでいた。
「オレ、家へ帰るのがイヤなんだよなぁ」
「俺もそうさ。特に飲んだあとはもう朝まで粘って直接会社へ行きたいよ」
「そんなに家へ帰るのが面倒くさいのかい」
「いや、そうじゃなくって−−家に帰るのが怖いんだよ」
「何でだい?」
「だって…家で化け猫が待ってるんだもん」
「化け猫?」
「そうさ。化粧品でコテコテに化けた化け猫さ。お宅もそうだろう」
「そうだった。ウチにもいたっけ。夜中まで、しぶとく待ってるよ。目を光らせてね」
「そう言えば、二人のカミさんは多少厚化粧の部類かな」
「多少どころじゃないよ。一回り若い女の子と張り合って、エステだ何だと無駄な抵
抗してる」
「ウチの奴もエステ猫だなぁ。それで化粧品が要らないのかと思ったら余計厚塗りに
なって来た。ダブル出費・ノー効果だ。それに比べると君の所は良いなぁ−−奥さ
ん、化粧っ気なしで可愛いし」
 しかし話を振られた男も浮かない顔だった。
「確かに化粧代は助かってるよ。でも化粧っ気が無い代わりに不精っ気が旺盛でね。
面倒くさがって化粧はおろか家事もしてくれない。僕が帰宅してもベタ〜っと座った
まま動く気配も無いね」
 そう言えば男は買い物をしてから帰宅するのが日課になっていた。
「そうか−−恐怖の座豚猫か。どの家にも一匹は居るんだなぁ…魔性の猫が」
 どれがまだマシなのか−−三人は飲み屋を行き過ぎるほど真剣に考えていた。
                  (完)

2001年10月13日18時44分03秒投稿

滅多に外食をしない私が一件の店に寄ってしまった。
あんまりお金がなかったけれど「半額」の文字には、ちょっと弱い。
開店記念の花を見るだけ・・・のつもりがなぜか80分も並んでいた。
さすがに40分近くなるとUSJの悪夢がよみがえってきたけど
確かにやきとり各種一皿195円也で、それを飲み物だけでなく
2日も全品半額の店だなんて行っとかないと後悔するしね。

私的には見知らぬ店の暖簾や箸置きとの出会い、メニューの紹介や
コメントを興味深く書きたいけれど読みたいと思ってくれる人がいない。
「事実は小説より現実なり」。藤原紀香のドラマは、見そびれたけど
せっかく並んで中でも待たされ、それでも顔がほころんでしまうから
まったく「ニクイ」のひとことやね。大正区に本店があるみたいだし。
だけど、今月中にもう一度行こうとは思わないな。ビール券も〜たけど。

昔は「灘」という文字を見ると母校から灘中に合格した5人の名前が
浮かんだけど今はそのうちの4人がうちのクラスだったことしか
思い出せない。きっとその子らが平均点上げてたんだろうな。
あっ今、替え歌浮かびました。 Can you celebrate の最後のフレーズで。

♪「先鋒〜」という言葉なんて〜知らなかったよね?!  From まるびー

2001年10月13日00時30分29秒投稿

落語パロディ『おごろもち盗っ人』     作・市川あや太郎

 昔、上方では「モグラ」の事を「おごろもち」というたそうで、そのモグラみたい
に、塀際や軒下に穴掘って、そこから手を突っ込んで、内側のカギや閂を外して入る
泥棒のことを「おごろもち盗っ人」と呼んだんやそうですな。
ところが今時、上方やなしに在京の立派な野球チームのくせして、よそのエエ選手を
こっそり盗んで行くヤらしい球団があったそうで、これが人呼んで「お金持ち盗っ
人」。また中堅選手がごっそり抜けたこのシーズンオフあたり、どっかの球団の裏手
から、またまた忍び込もうとしております…。
「この辺だったかな…?よっこいしょ…。ちょうど近鉄の選手寮の裏口に届くように
測って掘っといたと原君が言っておったが。ともかく安い給料と汚い宿舎で暮らして
る連中だから、我が愛国巨人軍のバッヂを見せただけで、もう目が眩んで選り取りみ
どりだ。そのルートさえ出来りゃ、ローズや西武のキャブレラだって横取りできる
ぞ。特にローズなんか、白塗りにして『王二世』と言って売り出せばバレんだろう。
オバンドーなら『板東英二2世』とか何とか言って…。これはヤメとこう。…そして
もしなかなか、ウンと言わん奴にが居たら、また前監督を引き合わせればイチコロだ
ろう。辞めてもまだまだ効力が落ちない長嶋君は重宝な奴だなぁ。これからはチョー
ホーさんって呼ぼう。…それにしても、彼は何であんなにカリスマ性があるんだろ
う。本名は長嶋じゃなくって『カリスマ茂雄』じゃないの?…それにしても閂に手が
届かない。オカシイなぁ、えいや、こりゃさ…」
「ペラペッラー、ペーラペーラペラ、と。…アメンボ青いなアイウエオ、柿の実硬い
なカキクケコ…生麦・生米・生卵・・・赤巻紙、青巻紙、黄巻紙…喉、咳、痰にアサ
ダ飴…アィタタ、舌噛んじゃった!。…イカンなぁ、どないしても長台詞になると舌
を噛んでまう。喋りのリハビリも進まんわ。案外、俺、舌短いんかなぁ」
「俺の腕が短いんかなぁ」
「そうそう。僕の腕は左右で一メートルも違う・・・そんな事があるかいな。一年間
のゴルフ修行で舌が縮んだんかな?」
「一年間の二位転落で、焼きが回ったのかな?」
「阪神から近鉄に乗り換えて、いきなり優勝して、舞い上がったんかな?」
「うーん、届かない…」
「うーん、舌が鼻に届かん…」
「誰だよ?塀の中で人を茶化してるのは。キミも愛国心があるのなら我が読売巨人軍
のために手を貸せ」
「ケッタイな事を言う奴やなぁ。懐中電灯を当てて見ると・・・あっ、要らんこと言
いのナベツネ君!」
「タハッ、バレちゃった。恥ずかしいから電気は消して・・・うふん」
「そんな趣味もあったんかいな。それにしてもヤらしい奴や。普段なら見向きもせん
大阪のコッテ牛軍団がちょっと優勝したら、もう手ぇ伸ばすとは。そんな誰にでも手
を出す子に育てた覚えはない!」
「ノックさんに育てられた!」
「何や…それやったら僕と…♪あ、いーっしょや、いーしょや・・・」
「そう言えばノックさん、どうしてるの?」
「大阪ドームでパン売ってはる・・・アアア、アホな事を言わせなはんな。女の子に
手ぇ出すより、他所の選手に手ぇ出す奴のほうが悪いの!…縛り上げて明日マスコミ
へ突き出したろ・・・グルグルグル…」
「あ、それだけはヤメて…。そんな縛り方されちゃ感じちゃう、アハン」
「そんな趣味もあったんか。さぁ、明日からのワイドショーが楽しみやぞぉ。マスコ
ミ界の大物・ナベちゃんの吊るし上げショー!」
「イ・イカンよ、キミぃ。そればっかりはシャレにならん。良識と愛国心ある巨人
ファンの夢を潰しちゃう〜…いやん」
「良識があったら巨人ファンなんか続けるか?さぁ、明日は晒し者じゃ、エヘエヘ」
「チ、チクショー・・・阪神を裏切ってコロコロ好きな球団を変えやがって。この変節漢」
「何とでも言うとれ。いつまでも弱小チームのお守なんかできるかい。勝った者の勝
―ちじゃ」
「ヤらしい奴め…。いや、待てよ。それなら、我がチームと同じコンセプトじゃない
かね。どうだい、手を組んで近鉄の選手を引き抜かないか?」
「謝礼は?」
「一人当たり百万円」
「えらい安いなぁ」
「近鉄やロッテはそんなもんだろう」
「あっ、言うたろ言うたろ。巨人ファンだけやなしにパリーグのファンまで怒るわ。
あぁ、ワイドショーからのインタビューが楽しみや」
「あッ、また人の首を絞める気だな。このペテン師〜〜!」
「せやけど、謝礼額によっては考え直してもエエよ。ほんまはもっと出せるンヤろ?」
「なーんだ、そういう事か。それならポンと弾んで一人一千万でどうだね。もちろん
働けそうな良い選手だけだぞ。大観衆の前で役に立たないような選手は願い下げだか
らな」
「皆さーん、聞こえましたか〜?お金で釣りよりまっせ、この球団社長。しかも近鉄
の選手なんかビビって役に立たんねんて〜〜」
「おい!裏切るのも良い加減にしろ。黙ってカね払うから縄を解いてくれ」
「せやなぁ。考えるとお互いエエ年齢や。この年で世間の晒し者になるのも辛すぎ
る。まだ何もやってないねんから、逃したろか」
「えっ、本当かね、上岡君。恩に着るよ。またタレント復帰の折には我が局で徳光の
代わりに使って上げ…」
「う〜そピョーン!どうせ復帰するんなら、あんたを突き出して時の人になるもーん」
「チ、チ、チクショー、また引っかけやがって。イカサマだーい!」
「さぁ、明日の朝が楽しみやのぉ」
「おい!・・こら!・・上岡くん。いやさ、ド上岡」
「おっ、急に強気になりよったな」
「オレは良い。おれはもう潔く身を処す。しかし、うちの若い者が黙ってないと思う
なぁ。清原、メイ、辞めたガルベスまで戻ってきて、憎っくき上岡にリベンジした
る…と騒ぎ出したら、もうオレの力では止められるん」
「あ、それやったら、こっちにはビン・ラディンがついてるから、いつでも来んかーい」
「ゲッ…。あのオスマ・ビン・ラディンと、やっぱり付き合いがあったか…」
「そうそう、あの大物…オサダハン・チャビンとはジッコンの仲や」
「オサダハン?それ、誰?」
「あれ?知らんかえ?米朝事務所の座付き作家・小佐田はん。こないだも楽屋見舞い
して、話しこんで、喉が渇いたから、お茶を飲もとしたけど、湯飲みはカラ。ふと見
ると、隅に居てた小佐田はんのそばにお茶が置いてあった。そこで思わず…『おさだ
ハーン、茶瓶!』…あくまでも茶瓶ですよ。決してハゲ茶瓶やないよ」
「アウト〜!もしオレを突き出したら、その悪口雑言、世間にバラすぞ〜!」
「言えるもんなら言うてみぃ。その頃ボクはスクープ賞せしめてアメリカへトンずらじゃ」
「何?またアメリカへ?何しに行くんだよ?」
「ノックさんを整形して新しい相方に仕立て上げるんや。でや、参ったか」
「クソ〜。そんなセコイ悪だくみ、わが社のワイドショーでバラしてやる!」
「その前に、あんたなんかクビになってるわーい。…もしクビが繋がってたら、また
レギュラー頂戴ね。ほな、お休み…」
「おい、このままにして行く気か?オレはどうすりゃイイんだ」
「明日のテレビ写りがエエように、お肌の手入れでもしといたら?」
「そうねぇ。じゃ今夜はパックして一眠り、ウフン」
「気持ち悪い奴やな。さっさと寝よ。お休み…」
「お休み。…おい、待て〜〜!。ほって行くな。あぁ、行っちゃった・・・」
―――――――ボーン――――――――
「真夜中になっちゃった。助けを呼ぶのも体裁悪いし、どうすりゃ良いのさ、思案
橋〜♪…歌ってる場合か…」
「♪…丸山、切ない、このボギー…と。あら?誰か穴掘って寝てはる。♪もーしもー
し、ベンチで囁くお一人さん〜…」
「わしゃベンチには入らん。社長室でふんぞり返って要らんこと言っては顰蹙を買っ
とる…ほっとけ!」
「あら・・・その顔、その声、横柄な態度は、ひょっとしてナベちゃん?」
「オレのような大物をナベちゃんと気安く呼ぶとは何者だ?…あっ、元大物のノック
ちゃん!」
「はいな。転落府知事です。ほっときなはれ、ヒーッヒーッヒーッ」
「あんたも夜回りをやってたのか。ふむふむ…上岡の紹介で。苦労してるねぇ。まぁ
昼間だと顔が差すから、こっそり働くほか無いわなぅ、ダハダハダハ」
「こっそり働いてても、こっそりよそのチームの選手、盗みに来るよりはマシでっせ」
「失敬な。私は選手たちの希望を叶えるために親切でやっとるんだ。影の薄いパリー
グやセの不人気球団の面々を華やかな巨人軍の晴れ舞台に上げてやろうと日夜骨を
折っているんじゃないか。みんな成りたがってるんだよぉ、巨人の選手に」
「ほんで、活躍せんかったら?」
「阪神に払い下げる」
「そらひどい。あんな所へ左遷されるなら、いっそ死ねと言うてやりなはれ」
「どんなチームなんだ、あそこは」
「あんなチームやんか」
「ふむ、よく分かった。それはともなく、こんな所で出くわしたのも何かの因縁だ。
折り入ってお願いがあるんだが、このグルグル巻きになってる縄を解いてもらえんかね」
「そう言やケッタイな格好でんなぁ。また何で…?」
「こそ泥に入って・・いやいや、実は罠に嵌められたんだよ。僕のように社会的地位
のある者にはありがちな事なんだがね」
「罠?気持ち分かります。僕も言わば、いみじくも、罠に掛けられたようなもんですわ」
「何と…。あれは罠だったのか?」
「さいな。大体ボクの目の前に、シャンなお姉ちゃんを置いといたという事自体、罠
でなくて何ですねん?そんなモン、飢えたタコの股間にムキ身のハマグリを当てごぉ
たも同じ」
「生々しいなぁ…」
「せやから僕の行為は不可抗力やったんです。ねっねっ、罠でしょ?」
「まあまあ、何と言って良いのやら」
「僕の無実を読売グループ挙げて訴えてください!」
「いや、そりゃちょっと無理があるなぁ」
「何や。もしそないしてくれたら、縄を切ったげてもエエなぁ…と思てたのに。もう
放っといて帰ろ」
「待った〜〜!全社を挙げて考えてみよう。きっと悪いようにはせん」
「悪いようにはせん…では頼んないなぁ。弁護士さんにも悪いようにはせん…言われ
て、うっかり全部白状したら袋叩きのワヤクチャや。ぼくの無実を証明してくれ〜〜!」
「いや、本当に無実なら弁護してもいいけどね。本当に、神かけて、やってないの?」
「ハイ。髪抜けて、やってません。やってないと思う。やってないんちゃうかなぁ。
やってたんやろか。よう思い出せんなぁ。あんた、どう思う?」
「知らないったら。…でも、ひょっとしたら、やってない可能性だって無いとは言い
切れない。よし全社挙げて再調査だ。さぁ、縄を切ってくれ」
「怪しいなぁ。逃げたいから出任せ言うてるんちゃう?」
「ど、どうしてだね。いや、僕は『やってない可能性』だって調べなおすべきじゃな
いかなぁと、公平なマスコミ人として思ったからさぁ」
「ほんまにそう思てんの?」
「お、思ってるよ。ノックさんが、あんな事をやる訳がないって」
「やってるのに…」
「やってたのか〜〜!いいかげんにしてくけ。さぁ早く縄を解いてよ」
「ほな、ほどきましょか・・・おっとっと、危ない。タダで解くとこやった。やっぱ
りそれなりのモンは貰わんと商売にならん」
「こんな所で商売すんな。謝礼ならする。たんまり弾む」
「ミトンのバッグぐらいではアキまへんでぇ」
「誰がそんな失敗を繰り返すもんか。バレンチノのバッグを上げよう」
「何?破廉恥のバッグ?気ぃ悪いなぁ。放っといて帰ろう」
「ちょっと待った〜〜!お小遣いをたんまり上げるから助けて〜。海外へトンずらで
きるぐらい上げるから…」
「何?それは美味しい。それを元手に龍ちゃんとアメリカのゴルフツアーに参戦しょう」
「へぇ、あんたもゴルファーになる気なのか?」
「いやいや、ボクはゴルファーやなしにゴルフボールの役ですわ。龍ちゃんがどない
下手に打っても僕がしっかり転がって、ちゃんとピンのほうへ…」
「たぬサイか。…第一、そんな大きな頭がカップに入るのかねぇ」
「ご心配なく。大きなモンを出し入れするのは得意です。…♪あなたはギンギンのス
リコギで〜、私のあそこをゴリゴリ回す〜…ちゅうて」
「シモネタはよせ。早く煩悩を捨てて西の旅に発ちなさい」
「あ、冷たい言い方。折角助けたろ思たのに、やーめた」
「いや、ちょっと待て〜〜!…助けてくれたら海外脱出のカンパをさせてもらおう。
胸の内ポケットの財布を取ってくれんかな。そのお小遣いを上げるから」
「胸の内ポケット?・・・ゴニョゴニョ、クネクネ…」
「あぁ、感じちゃう…」
「あ、失敬。こういう所へ手を突っ込むと、ついついテクニックを発揮してもて。…
おっ、こら分厚い財布やなぁ。確かに海外へトンずら出来るくらいの金が入っとる」
「それを上げるから、さぁ早く縄を解いてくれ」
「まぁ待ちなはれ。おや?お金と別に何枚か小切手が入ってる」
「あ、触るな!そ、それは・・・白紙だからカネにはならないんだよ。そっとそのま
まにして、さぁ縄を…」
「あれ?金額は書いてないけど、お宅の判子とサインはしてありまっせ。これ何です?」
「い、いや、だからさ・・・そんな事にはこだわらないで、早く縄を…」
「何や怪しいなぁ、あっ、さては、これが他所のスターを釣り上げる白紙小切手と
ちゃいまっか?好きなだけの金額を書きなさいっちゅう」
「そうそう、清原を釣ったときの・・・。ち、ちがう。口が滑っただけだ。いや、そ
うじゃなくって、うっかりバラしただけ・・・いや、いつもの本音失言。いや、そう
でもなくって・・・」
「誤魔化してもアキまへんでぇ。そういうウソはすぐバレる。触ったとか触ってない
とか。計画的やったとか無かったとか。バッグをやったとかやらんとか・・・しら
ばっくれるだけ、みっともない」
「お前が言うな!」
「アッアッアッ。こんなサービスもしたげんと、お宅もやっとられへんでしょ。ほ
な、この財布と小切手、もろて行きます。さぁ、これで大阪府の赤字を解消して府知
事に返り咲いたろ!ほな、バイバイ…」
「おーい、こら〜、盗っ人〜!財布を返せ〜。ひとのフンドシで相撲をとるな〜〜!」
「お前が言うな〜〜!」
「そう言やそうだ。返す言葉が無いけど小切手だけは返せ〜…。あぁ、逃げて行く・
・・」
「あれ、社長?ん〜、こんな所で所謂、何をしてるんですかねぇ?」
「えっ、良い所へ長嶋君。キミ、早く助けてくれ。それから、あのタコを追っかけ
て、白紙小切手を取り戻してくれ」
「う〜ん…いわゆる一つの盗っ人ですねぇ。それじゃあ、ひとっ走り行って取り戻し
てきましょう。・・・スタスタスタスタ…」
「年を忘れさせるようなフットワークだねぇ。本当に年を忘れてるんじゃないのか
?…あ、もうタコに追い付いて、財布を取り上げたぞ。おっ、戻ってきた。長嶋君、
よくやってくれた」
「・・・スタスタスタスタ・・・」
「おーい、行き過ぎだよ、長嶋君。僕を残して、どこへ行っちゃうんだ〜?」
「はい。この小切手で・・・ファンの心を買い戻しに」

――――――――チャンチャン――――――――


(代書:穴子………ビン・ラディンの心でも買えば?)

2001年10月12日21時38分31秒投稿

こんいちは、会員番号245番です。
 あいかわらず、あんまりいいことのない世。みんなをなごましたノーベル賞を、も
らいはった野依先生、子ども時代はわんぱくでとかスポーツがすきでとか、マージャ
ンが好きでとか、さかんに普通ぽっさを強調してはるけれど、小学校は、神戸大学の
付属、中学校高校は灘です。大学の付属にいれる家庭というのは、親の教育レベルも
経済力も高く、あの戦後すぐ小学校から付属にいれるのは見識も高かったとおもいま
す?付属は中学校もあるのに、わざわざ灘を受けさしていかせるといううのも、大変
な事やとおもいます、あの時代でも灘に入るのは大変難しかったと思います。学費も
かかります。灘であんまりできなかったといっても周りが大変賢い人ばかりなのです。
なんで新聞、テレビはそんな書き方をするんでしょうか。皆に希望をもたせたいから
でしょうかね。
 素直に喜ばんとあかんねんけれど、神戸にすんでるもんやからついつい思ってしま
いました。

2001年10月12日19時53分39秒投稿

☆高原警察『えろちかポリス』☆     作・市川あや太郎

 高原の平和を守る自警団員「えろちかポリス」は秋祭りの警備とイタイケない少年
少女たちを守るため今日も行く・・・。
「これこれ、キミら。小学生ではなかろうか」
「そうやけど、それがどないしたん?」
「どないしたん、パキスタン、アフガニスタン!こんな物騒なご時世に、それも日も
暮れかけているというのに、外出するのは好ましくない。♪野暮な説教するんじゃな
いが〜…近頃田舎も物騒だ〜…。早よ帰ったんさい」
「まだ夕方やんか。今から夜店が始まるっちゅうのに、エエ若い者が家でゴロゴロ、
稲垣吾郎してられますかってんだ」
「おっ、威勢の良い啖呵やなぁ。江戸っ子かい?」
「加古川の生まれよ」
「むむっ。おったんより、ちょっと都会寄り。それに夜店がある日は血が騒ぐという
風情が宜しいな。実はオッタンも金魚すくいや唐揚げ屋として鳴らしたもんやねんで」
「あ、そう言うたら、夏の夜店で見かけたオッタンや。今日は店出してないの?」
「クックックッ…ある時は薬屋の親父、またある時は夜店を仕切る闇の香具師。然し
てその実体は・・・高原の風紀を守り、青少年を非行から救う正義の使途・えろちか
ポリス!」
「いやーん、エロチカやて!このオッタン、女衒(ぜげん)やしぃ」
「これこれ、娘ご。勘違いしてはイカン。確かに一時、コンパニオンに嵌った事は
あったが、あれは大人のシャンな姉ちゃん。キミたちのようなイタイケない子供たち
をどないかしようという魂胆などない。さぁさぁもオッタンを信じて付いておいで・
・・イヒヒヒヒ」
「いやーん、ほんまにアブナそう。お願い、歌舞伎町にだけは沈めんといて」
「こらまた事情通の小学生どもであるが、人を見る目はまだまだ甘いな。こんな善良
で温厚でお人よし丸出しのオッタンを何故にそこまで疑うのであらうか」
「せやかて、エロチカって名乗ってるやんか」
「あぁ、それであったか。誤解誤解、ミミズよりゴカイ。この名称はエロチシズムの
意にあらず。…こういう警備や補導の仕事はシンドイから、えろうチカれる…えろチ
カれる…・えろちかポリスという訳であーる」
「えろう…は分かるけど、チカれるって何やの?」
「あら…知らんかえ?『ちかれた−B』ってカトちゃんのギャグがあったやろが」
「知らーん!」
「あぁ、嘆かわしい。日本は文化が伝承されぬ国に成り果てた。…まぁ、伝えたいよ
うなギャグでもないのであるが」
「訳わからんわ。バイバーイ…」
「おぉ、若者たちが行ってしまった。暇つぶしに、ちょっと補導したろかと思たのに
釣り逃した。まぁ、エエか。まだ風俗にもラブホにも行けない可哀想な境遇である。
夜店でせいせい羽を伸ばし、小遣いをばら撒き、夜店のオッタンたちの為に貢献して
やってくれ。ボーイズ・ビー・頑張りやス」
「あら、薬屋のオッタン。今日はこんな畦道で網張りかえ?」
「ギョギョ。これは何と何と遠方より、酒飲みの穴子姫と、酒飲みのアンコ姫と、酒
飲みの紬姫と、ひたすら食う食う油身姫。何でこんな田舎の秋祭りへ?」
「うん。飲み食いする言い訳も出尽くしたんで、今回は高原の夜店を肴に飲もうっ
ちゅう事になってね。この辺、何かエエ肴ある?」
「せやねぇ、ここらで取れる旨いモンと言えば・・・天然記念物のキジとか、天然記
念物のニホンカモシカとか、珍味では天然記念物のオオサンショウウオですか」
「珍味はエエけど、みんな取ったらアカンもんばっかりちゃうの?」
「そらアキません。天然記念物やからね」
「ほんなら食べられへんやんか」
「いや、食べてしもたら大丈夫でせう」
「どういうこっちゃ?獲ったらアカンのに食べるのは大丈夫やて」
「いや、獲るのも食べるのも違法ですよ。日本国の法令によって死刑に処す。バン
バーン!…せやけどいっぺん食べてみたら?」」
「ピストルを抜きなさんな。訳わかれへんわ。獲ったらアカン、食べたらアカン…せ
やのに食べてみたら、やて」
「いや、論理的、数学的には成り立ちますよ。獲ったらアカン…つまり狩猟行為はマ
イナスですわな。食べたらアカン…つまり食用に供すのも違法のマイナス行為。しか
し狩をして食べたら、これはマイナス×マイナスやからプラス、身体にもプラス。ど
うです皆さん、プラス思考で味見してみては?」
「食べさして、そこをパクって、成績上げよ思てんのちゃう?」
「実はそろそろ何人か逮捕せんと点数が足らんのです。さぁ、僕のプラスになって」
「アホらし。帰ろ帰ろ」
「また帰ってまいよった。どうも最近は根性のある客が少ない。頑張れ、違法者。た
まには逮捕させろ。…♪ちょっと〜〜、ネタ振って〜〜、みただけの、遺法人・・・」
「辺鄙な所やねぇ。ホテルの一軒も無いわ」
「ほんまやなぁ。やっぱり田舎はアカンで。遊ぶところもないな」
「これこれ、そこの若い男女。何を愚痴っておるのかな?」
「いえ、ホテルが無いから不便やなぁ、言うててん」
「ほんまやで。折角、Hしまくろ思て彼女連れて来たのにサッパリわやや。おったん
の家の軒下でも貸してぇな」
「これはこれは、何とも開けっぴろげな若者たちよ。そんな家の前で露骨にやられた
ら、えろちかポリスも形無しじゃ、ムズムズ」
「なんやったら、おったんも参加して3Pしょう。今夜も一晩中だぜ、イェイ!」
「こらまた開けっぴろげにも程がある。こういう公序良俗に反する連中は補導しても
止むなし。さぁ、村の駐在所までご同行願おう」
「んもう、ヤだー。お堅いこと言っちゃって。本当はイケる口なんでしょ!」
「せやせや。どう見てもお数寄屋坊主の睾丸の美少年やで。硬いこと言わんとオッタ
ンも仲間に入りぃな」
「そ、そうお?ほな久しぶりに本腰を入れて・・・(ギクッ!)・・・アタタタタ。
腰に痛みが」
「ああら、まぁ、ギックリ腰?かっこ悪−い」
「気の毒に。また本腰入れられるようにリハビリしいや。ほなね・・・」
「本腰は入れられんけど穂先ぐらいなら・・・・イタタタタ。いやいや、健全な高原
生活を守る正義の使者・えろちかポリスに、そんないかがわしい下心のあろうはずが
ない。杖をつきながらでも、青少年の健全な育成に努めるぞぉ。イタイタイタ…」
――――ヒュルリ〜〜ヒュルリラ…ピーー!――――
「何じゃ、あの怪しげな調べは?おっ、遥かに見ゆる橋の袂に、尺八を吹く少女の
姿。これは妖しい。実にイカガワしい。滅多やたら興趣をそそられる。ちょっと補導
をば試みてみよう。…これ、少女。こんな夜更けに、こんな淋しい場所で、ひとり尺
八の稽古とはいささか不健全であらう。どうせ稽古するなら…おったん相手にしては
みんかえ?ナハナハ」
「あら、お父さん、何してんの?」
「ゲッ…。何と、お前は娘のフルート吹き子」
「そんな名前ちゃうわ。近畿大会に備えて練習してたんやんか」
「あ、そうかいな。いやぁ、それはなかなか感心な心がけ。良かった良かった。ンハ
ンハ」
「せやけど、ちょうど良かったわ。稽古の相手してくれるんやて?ほな、明日の朝ま
で一曲聞いていただきましょう…。♪ヒョルリ〜〜、ヒュルリラ、ピー…!」
「あぁ、腰に染み入る笛の音…」
またしても、えろちかポリスの腰を、娘の「一撃」が襲った。
一晩中、寒い夜風に吹かれなが、もっと寒い笛の音に吹かれて腰は耐えられるのか。
 えろちかポリス、危うし!
 この続きは、またいつか…暇な時。
――――――――完―――――――――

代書:穴子(あや太郎兄さん、事情通やなあ…なんでまた?(笑))

2001年10月11日22時04分41秒投稿

滅多に本を読まない私が話題の本を借りてしまった。
あんまり興味なかったけれど「捨てる」と言われるとちょっと弱い。
電車の中でプロローグだけ・・・のつもりがご飯も作らずお風呂も
沸かさず取り付かれたように読んでしまった自分が信じられない。
確かに文庫本で本体価格476円也で字が大きく読みやすいけど
あれをバイブルにしている女子中学生がいたらちょっと怖いね。

私的にはニューヨークでの麻里子との出会いや作家や精神科医の
コメントを興味深く読ませてもらったけどそれにしても印税1億円とは
「事実は小説より奇なり」。この間のドラマは、見そびれたけど
映画も封切り間近みたいだしなんか変なジェラシーを感じてしまう。
だけど、読み返そうとは思わない「回し読み」というのがピッタリの本。

ところで・・・「ジェラシー」といえば、連れて行ってもらいましたUSJ!
TOTO様のご招待とはいえ確かに動かない行列は辛い。
“あたま弱い、からだ弱い、気ぃ〜弱い私”は、40分待ちの後、動き
出したとたんフラフラして列から離れ倒れ込んでしまった・・・。
同じように身内に見捨てられた女性がもう一人いたんですよぉ〜。

予約券を発行しない Cコーラなんか嫌いだぁ!!

2001年10月11日00時00分59秒投稿

S.S☆「分かれ目」☆     あや太郎

「死んでやる!」
 男が叫んだ。ピストルを取り出し、ビルの屋上へと駆け上がって行く。
「おい、大げさな−−上司になじられたくらいで死んでどうするんだ…」
 一人二人、止めようとしたが、他の社員たちは冷やかに苦笑していた。
「ほっとけ、ほっとけ。あいつはいつもああなんだ。頭を冷やしたら又下りて来る
よ。…大体、死ぬ死ぬと言う奴が本当に自殺した験しは無い」
 果して、自殺宣言をした男はピストルをだらりと下げ、すごすごと階段を下りてき
た。「仕事、やり直して来ます」
 どうやら「自殺宣言」が茶飯事になっているらしい。
「死んでやる!今度こそ死んでやる〜!」
 またあの社員がわめいていた。今度は客からのクレームでも来たのだろう。
「おい、また始まったぜ」
 周囲の冷たい反応にも構わず、男はピストルを抜くとまた屋上へ−−
−−やがて例の如くスゴスゴと下りてきた社員を見て、意地悪い先輩が言った。
「せめて銃声ぐらい鳴らしてみちゃどうだい?」
 −−−−−
「死んでやる、本気でしんでやる!」
 翌日またあの社員が絶叫していた。
「死んでやる−−−今日こそ死んで見返してやる!」
 今回は何と拳銃を投げ捨て、屋上への階段を駆け上がって行った。
「またか、よくやるぜ」
「でも今日はピストルを捨てて行ったよ。本当に何かやらかすんじゃないか?」
「念のために見に行ってみよう」
 同僚たちが屋上へ上がると、例の社員は何と金網柵の破れ目から身を乗り出してい
るではないか。
「ピストルで駄目なら、飛び下りてやる〜!」
 言うが早いか本当に身を踊らせた。
「あっ、ほんとにやった…」
 一同が固まっていると、今度は意外な声が聞こえた。
「助けてくれ〜…」
 見ると、柵の破れ目から足だけが覗いている。どうやらズボンの裾が金網の破れ目
に引っ掛かって、ぶら下がってしまったらしい。
「何て無様な…」
 苦笑しながら同僚たちが駆けつけ引き上げた。
「どうだ、分かったか。死にたい死にたいと思ってる奴ほど死ねないように出来てる
んだよ、この世界は」
「アァ、怖かった。もう死ぬのはこりごりだ」
「どうやら吹っ切れたらしいな−−ハハハハハ」
 笑い声がおさまった所で、また意地の悪い同僚が異なものを取り出した。
「ほら…忘れ物だぜ」
 さっき自殺志願の男が投げ捨てたピストルだった。
 また笑いが起きた。
「こんな物もう要らないよ」
 ちょっと照れながら、男はその銃をビルの外へ投げた。
 すると何の弾みか銃が先刻の金網の破れ目に引っ掛かった。くるくると廻ってい
る。どうやら引き金の部分が引っ掛かったらしい。安全装置が外れていた銃は何度か
回転したあと暴発した。弾丸は案の定ぼんやりと見ていた例の男の心臓に命中、男は
呆気なく絶命してしまった。
「何てこった−−−こんな事になろうとは」
「あいつは悪運が強いと思っていたのに…」
 最後に誰かがポツリと言った。
「馬鹿な奴だよ−−−死にたくないなんて思うからさ」
                  (完)

2001年10月10日21時46分22秒投稿

ドンドコ掲示板〜勝手にランキング 

        9月発言件数〜  by 横山ママプリン

ペンネーム

発言数

---------------------------------------

あや太郎

****************************28

亀虫ぷっぷ

******6

会員番号245番

****4

元姫路市民

**2

横山ママプリン

**2

やっぱりドンキー

**2

某大正区民

**2

丸浜

**2

おぴょぴょ

*

長屋のおばちゃん

*

たかさごの穴子

*

下駄屋の喜六

*

細川玉代

*

変な字の日友美

*

市川あや太郎

*

(カウント外)

*

-----------------------(敬称は略させてもらいました)------

そんなわけで吉例「掲示板発言件数ランキング」発表です

発言件数もまあそんな完璧なものではありませんあしからず〜

いやあ〜さすがあや太郎さんはスゴイんですが今月は

特にめっちゃがんばっているです、敬服いたします。

笑わせてもらってます☆

<月別総発言数>

2001年

01月  96件

02月  69件

03月  83件

04月  72件

05月  61件

06月  71件

07月  70件

08月  64件

09月  55件

2001年10月11日00時00分59秒投稿

大正区は千島の住人、某大正区民です。

本日10日と明日11日、日本シリーズ入場券先行発売があります、ありました。
さて、毎月10日は、うちの会社の取引先の集金日が最も集中する日。
ちょっとした都合と事情で、先の先行発売入場券の引換券が手に入った私には、頭の痛いところ。
おまけに、この日は明石での遅い昼食のお呼ばれを受けてる日でした。

そんなこんなの本日午前10時10分。
集金途中で,大阪ドームの前を通りかかりました。
そこで、ひらめきました。
「ここで車を駐めて、チケットを購入しても、せいぜい1時間のロス。」
「雨はもう止んでるので、自宅に戻り、バイクに乗り換えて、集金に回れば、1時間くらい簡単に取り戻せる。」
「その後、明石に走れば、一石二鳥」

でも、考えが甘かった。
気楽に並んだチケット購入待ちの列が進みません。
結局、10時20分から並び始めて、チケットを手にしたのは12時55分。

自称USJフリークの私にとって、300、400mの行列や、2時間30分位の待ち時間など、
どうって事ありませんが、動かない行列は辛かった。
USJのジュラシイク・パーク・ザ・ライドなら一度の20人がボートに乗り、
工場のオートメーションのごとく次々送り出されるので、どんなに長い行列でも、
殆ど止まってません。

でも、このチケットの行列はチケット窓口が6つ在るとは言え、
座席を聞いて、料金を計算して、チケットを用意する間に先行発売引換券を確認して、
料金を受け取り、発券されたチケットを一枚毎反復確認して、日にち毎に袋に入れて客に渡す。
ざっと、一人3分。
座席が無いとか、現金授受にもたつくとかしたら、軽く5分はかかるので、
行列は、30分に何メートル進かどうかの、亀の歩み。
今日ほど、牛歩戦術の出来る国会議員がエライと思った事はなかった。

ちなみに、結局、残りの集金も車で回り、「遅い!」と文句を言われながら15時に終了。
明石のおよばれもキャンセルとなりました。
でも、手元には、日本シリーズの第1戦、第2戦、第6戦、第7戦のチケット。ま、ヨシとしましょう。
更に、望むなら、第6,7戦は、無駄になって払い戻しなる事。
ヤクルトは、ロッテより弱そうやもン。

2001年10月10日20時58分43秒投稿

S.S☆「名君よ永遠に」☆     あや太郎

「首相よ−−−わしも久しぶりに街へ出て、お忍びで人民の生活ぶりを見たいと思う
のだが、どうかな」
「首席がお忍びで?それは断じてなりません。危険このうえない。お命を狙う外国の
スパイがどこに潜んでいるやもしれません。お出でになるとはは、どうか厳戒態勢を
敷き、警護兵を従えて−−」
「それでは面白くない。下々の暮らしもよく分からんしなぁ」
「何か下界にお気になる事でも?」
「いや、近頃国民の生活が楽でないという噂を小耳に挟んだのだ」
「それはデタラメでございます。国家は繁栄、世は事もなしで、私たち側近も毎日御
馳走をいただいております」
「ふむ、わしもそう思うんだが、何やら不穏な噂が海外から入って来るのだ」
「それは外国のスパイが国家を混乱させるために流しているデマに違いありません。
どうしてもご心配なら、テレビ・ニュースをご覧ください」
「そうだった。これが一番確かである。−−何々…人民はみな豊かな暮らしを満喫
し、首席と党幹部の見事な指導に感謝している−−か。なるほど、信頼できる我が国
営放送が言っている事だから間違いあるまい」
「天下太平、国家安泰でございます。あ、ちょうど人民の暮らしぶりが放映されてお
りますぞ」
「どれどれ−−−ふむ、賑やかだな。…おっ、群衆が走りだした。あれは何だ?」
「祝賀パレードでございましょう」
「何の祝いかな?」
「いずれ首席を祝っての事に違いないかと」
「ふむふむ、余は満足じゃ。おや…今度は道端の店に飛び込んで食べ物などを持ち出
しておるぞ」
「祭りですから無礼講なのでしょう」
「なるほど、豊かなればこそだな。それにしても激しく泣いたり喚いたりしておるな」
「表現の自由を謳歌しているのでございましょう。我が国には自由が無いなどとぬか
しておる海外の連中に見せてやりたいものです」
「おっ、どこかの門や壁を打ち壊しておるようだな。どこかで見た覚えがあるが…?」
「そう言えば、私どもも出入りしたことがあるような…」
「何を楽しそうに騒いでおるのだろう。ややっ、建物の中に入って行った。音声が途
切れてよく聞こえん。それに最前から表のほうが妙に騒がしくて余計聞き取れん…」
「大勢で、階段を駆け上がって来ますな」
「これ、やかましいぞ。銃声を立てるな。テレビが聞こえんではないか…」
 かくして、伝説の名君がまた一人、露と消えようとしていた。
                  (完)

2001年10月09日21時43分43秒投稿

S.S「煙遁の術」☆     あや太郎

 老忍者とその弟子が居た。
 老忍者は知る人ぞ知る忍法の達人で、誰も真似のできぬ術に通じていた。
 多くの若手や修行者がそれを習いに来たり盗みに来たりするが、達人はなかなか教
えようとしない。
「みな野心ばかりギラギララさせおって、術を教えてもロクな事に使いそうもない」
 それに比べれば今の弟子は老忍者の眼鏡に叶っていた。不器用で術を覚えるのも遅
いが愚直なくらい正直で人がよい。忍法は悪用されてはイケないと老忍者は信じてい
た。
「頼もう〜」
 今日は珍しく兵法家が尋ねてきた。
「ご老体は数々の術を使われるそうだが、中でも煙のように姿を消す〔煙遁の術〕と
いうのは如何なるものか、是非一度見せて頂きたい」
 怪しげな目つきの兵法家は、どうやら天下獲りの奇策にでも用いる気なのだろう。
「お断り申す。あの術は先祖代々伝わる秘術で滅多に用いるものではない。また軍事
戦略に使うべきものでもござらん」
「まぁ、そう言わずに−−−一度、ちょっとだけで結構だから…」
「お断り申し上げる」
「ははーん…さてはそんな術は無いのだな。まやかしのイカサマであろう!」
「そんな挑発には乗らん。これぞ忍法・どんでん返し」
 畳と壁がクルリと返り、客は家の外へと放り出されてしまった。
「先生−−皆あの煙遁の術を見たがりますが、そんなに凄い技なのですか?」
 恐る恐るあの愚直な弟子が訊いた。
「当家の秘伝だからな。お前も疑っておるのか?」
 老忍者は穏やかに聞き返した。
「いえ、滅相もございません。ただ私も今まで見たことがありませんし、愚鈍な身で
すから、一生教えて頂く事もないと存じます。私には全く無縁の秘術なのでございま
しょう」 言われて老忍者の胸が痛んだ。確かに弟子の器量では教えても習得出来な
いかも知れない。かと言って、教える者が居なければ、この術も自分の代限りだ。そ
の自分もそろそろ寿命が尽きかけていた。
「よし−−−お前に煙遁の術を見せてやろう」
「えっ、本当ですか?」
「習得できるかどうかは分からない。ただこんな術があったという事だけは後世に伝
えて貰いたい」
「分かりました。心して拝見致します」
 老人はその日から断食を始めた。精進潔斎の意味かと思えば老人はただアグラを組
んで日々瞑想に耽り、痩せ衰えて行くばかり。心配する弟子を尻目に衰弱の末、ある
朝ついにこと切れた。
「おいたわしや…」
 自分に術を見せるため無理をして死に至ったと考えた弟子は大いに嘆き悲しんだ。
 事前に師匠から言われていた通り、弟子は亡骸を荼毘に伏した。涙ながらに念仏を
唱える弟子の目の前で一条の煙が立ちのぼった。
…弟子よ。「煙遁の術」とはこの世からあの世へ筒がなく移り住む為の術なのだ。よ
うく見よ…
…煙となって消え行くあの老忍者が、嘆き悲しむ弟子に話しかけた。しかし弟子はた
だ祈るばかり、ただ嘆くばかり…そんな呼びかけにもまるで反応しない。
…おい、こら、早く見んか。馬鹿者〜!…
 やっぱりあの弟子に術を授けるのは無理だったらしい。
「なまんだぶ、なまんだぶ…」
 念仏を上げ続ける弟子に、ため息のような声だけが聞こえた。
                  (完)

2001年10月08日20時59分48秒投稿

たかさごの穴子

各地で秋祭りがたけなわのようですが、私の地元の神社も、今週末が秋祭です。
昨年までは10月の9日・10日と決まっていたのですが、今年から体育の日の祝日が
ハッピーマンデーとかで、10月の第二月曜になったので、体育の日のお休みが流動的
になり、秋祭りの日付まで変える羽目になったようです。
日本古来の神道の祭事なのに、欧米式の七曜日に屈した形です。まあ別に、屈したと
いうほど悔しさが残るものでもないのでしょうが…。
もう我々の生活が1週間単位のものに慣れきっているということもありますし。

それに10月10日の「体育の日」というのは1964年の東京オリンピックの開幕日を
記念してのものですから、37年前はお休みではなかったわけですしね、元に戻ったと
いうべきでしょう。

しかし、時は移り、人々の生活様式も変わり、ウィークデーにお祭となると、このご
時世ですから、お父さんも会社を休みにくいし、子供は勉強に差し支えるので、これ
また休みにくいということでしょうか?
昔なら、何をおいても秋祭りには参加しなければ…という風潮でしたが…。参加者が
減るぐらいなら、土・日のお休みに祭事のほうを合わせようということです。
まあね、「人」あっての秋祭りということでしょうか?
皆さんのところはいかがですか?
都会ほど、イベント(神聖な神事をイベントというのもナンですが)ものは土・日に
集中しているのではないのかなと思います。

あっ、もちろん、今まで通りの日付で秋祭りを執り行う神社のほうが多いのですけれ
どね。
何せ、播州地方は秋祭りが盛ん(盛んというのも変かな?)な地方で、岸和田のだん
じりのようなものですね。秋祭りになると全国から里帰りして来るというような土地
柄ですから。

待てよ、てぇ事は、私の地元の神社が一番最先端!アーバンナイズされてるって事?
いや、単に宮司さんが気ぃ弱かっただけやったりして…。

2001年10月07日12時13分23秒投稿

S.S☆「地上鉄」☆     あや太郎

 惑星表面には強烈な紫外線が照りつけ、熱風と吹雪が交互に吹き荒れていた。この
星では凡そ地上に住むという事は叶わない。その代わり地熱と水分の豊富な地下に於
いて、太古より生命が発生し進化して来た。
 そんな生命体が地球のクロマニヨン人ほど進化して間もなく、彼らは交通機関を発
展させ始めた。自力で掘っていたトンネルをモグラのような動物に掘らせ、やがて機
械によって掘削し、ついには地下鉄道を走らせるまでに進歩した。そして−−
「次は地上だ」
 地底種族は地上への進出を開始した。
 今まではたまに洞穴のような所から外へ出て、ちょっと地上を見物するくらいのも
のだったが、なにせ地下の世界も発展し人口も増えた。そろそろ地上へ進出でもしな
いことには、住む土地が足らなくなってしまう。
 かくして地底の民は、大規模な土木工事に取りかかった。
先ず紫外線が当たりにくく使い勝手の良い巨大洞穴から、屋根代わりのアーケードを
延ばし始めた。完全に日光を遮断する大屋根が延びてゆくのに沿って線路が敷かれて
ゆく。屋根付き線路が一キロメートルほどに達した所で、史上初の地上鉄道が試走し
た。やんやの喝采が沸く。
 地底人類が地上を征服した第一歩だった。勢いが付くとあとは早い。
 屋根と線路はどんどん延びて、気がつけば惑星を一周する路線が完成していた。そ
こから支線が延び、また枝分かれし、人々はぞろぞろと地下から地上へ昇り、観光旅
行に精出した。
 路線は尚も増え続け、複線、複々線化されながら更に支線を生み出し、百年ほども
した頃、地上は屋根付き鉄道で埋め尽くされていた。
 気が付けば、惑星表面にはもう一枚「屋根」という地表が出来てしまっていた。
 吹雪と砂嵐と相変わらず地上を吹き荒れ、古く作られた線路屋根の上は赤茶けた地
表のように風化を始めていた。
「何だ−−地下都市が一階分建て増ししただけじゃないか」
 何か無駄な努力をしてきたような気がして、地底種族の地上進出熱は一気に冷め
た。
 やがて幻の地上鉄道は朽ち果て、屋根は落ち、人の住まぬ不毛地帯へと戻っていっ
た。 数千年後、紫外線を遮断するUVカットの衣服を発明した地底種族は、間もな
くいとも簡単に地上再進出を果たした。
 そして誰も住んだ事が無い筈の地表に、幾つかの電車の残骸を発見した。
 いったい何時ごろ、誰が何の為に…?今となっては手掛かりはなかった。
「どうやって地上に電車を出したんだろう?」
 それを思うと、皆夜も眠れなかった。
                  (完)

2001年10月07日12時09分20秒投稿

今日は、亀虫ぷっぷです。

10月4日 ワッハ上方演芸ホール 「桂 千朝 独演会」

出し物

●「つる」      桂 雀喜
●「長家の花見」   桂 千朝
●「僕は廃品回収業」 桂 九雀
●「たちぎれ線香」  桂 千朝

  中 入

●「佐々木裁き」   桂 千朝

どれだけ緊張する場面でも大概咳払いとか身じろぎの音とかするもんですが、この日
の「たちぎれ」…特に〈きのしょう〉でのラストシーンは、まさに水を打ったよぉに
咳ひとつ聞こえる事無く、演者客席共々すばらしい集中力でした。
落語会でこれだけ張り詰めた空気を味おぉた事は久しくありませんな。
人情噺であり独演会であり落語の下地のある客筋であるとは言え、会場のすべてを引
き込んで放さんかった千朝さんの実力を改めて認識させられました。
静まり返った中に流れる地唄の〈雪〉。
若旦那の後悔と嘆き。
やがて弦の切れる音。
そして
「お仏壇の線香がちょぉど断ち切りました。」
この瞬間を待ってましたの拍手。
やっと終わった嬉しいなの拍手やないですよ、言うときますけどね。
期しくも同日、御堂会館では米朝師匠の「たちぎれ」が掛かっておりました。
聴き比べる術は無いんですけど、おそらく師匠のそれを凌駕していたのではないでし
ょぉか。
笑いの多い噺ももちろん達者な千朝さん。
しかし「影清」と共にこの噺が千朝落語の大きな柱であるのは間違いありません。

「僕は廃品回収業」…「浮かれの屑より」のリメイク版ですな。
筋立てが元と同じなのは当然として、ただそれを現代に置き換えただけという印象。
触りにくい噺ではありますがね。
これやったらオリジナルのままでええやないかいな。
辛ぉじて九雀さんの軽妙な語り口が救いでしたな。
なんにしても噺自体がもぉひとつでした。

目より眉毛の方が太い雀喜さん。
この人は端正な噺が合うかも…ふとそんな事を思ぉたりしました。
責任は持たんけどね。
そぉ言えば春団治師匠に似て無い事も…。
けっして責任は持たんけどね。

2001年10月06日21時01分33秒投稿

S.S☆「飛び級」☆     あや太郎

 天才少年が現れた。
 IQ・300以上−−−実際には測定不能のハイレベルだった。
 当然のように、小学校の途中から中学に上がり、一年で高校へ進学した。また一年
後には大学に入って二年で大学院に進み、博士号を三つ取ったあと教える立場になっ
た。
 飛び級の連続で、大学の正教授に昇格した時、少年はまだ十五才だった。
「速すぎたかなぁ。このままじゃ人生まで飛び級で行ってしまいそうだ」
 考えた少年は、あっさり大学をやめ、スポーツで気分転換する事にした。
 たまたま始めたゴルフで彼はまた非凡な素質を見せた。頭脳的で冷静なプレーは言
うに及ばず、飛距離も一流プロを凌駕していた。
 豪快なドライバーを武器に少年はアッと言う間にプロ・テストにも合格、トーナメ
ントで快進撃を始めた。
「今度は、飛び球−−ゴルフの天才出現」
 スポーツ紙には案の定の見出しが踊った。
 一年目、二年目とダントツの賞金王に輝いた少年は、しかしまたゴルフにも飽きて
しまった。
「まだ二十歳前だ。何か他にも出来る事があるかも知れない」
 あっさりゴルフを捨てた少年は、医学の道に挑んだ。それも東洋医学だ。針に灸と
いう古風な治療法を近代的にシステム化し、あらゆる分野で革新的な成果を挙げた。
何と今度は大きな医学賞が待っていた。
「さすが飛び灸−−今度はノーベル医学賞」
 例の如くの洒落で賞賛されて、彼は医学の世界にも飽きを感じていた。
 三十代になり、彼は実業家に転身した。病院チェーンで設けた金で証券会社を作っ
たのだ。別に金が欲しい訳ではなかった。ただ金を牛耳る者は世界を牛耳る−−彼も
そんな男の本能に目覚めただけだった。
「飛んでる人生で一生を終えたくない」
 何か後世に残る金字塔を打ち立てたかったのだ。
 しかし不幸な事に、事お金に関してだけは彼にも才能が無かった。事業は行き詰ま
り、彼は危ない分野に手を出しはじめた。そして金融恐慌が訪れた時、すべてが破綻
した。
 彼の失策は無論「株の飛ばし」−−明日の新聞にまた「飛ぶ」という文字が面白お
かしく踊っている図が目に見えた。
「もうそんな見出しで遊ばれるのは御免だ」
 思えば「飛ぶ」の二文字が彼の人生を挫折させ白けさせていたのかも知れない。
「笑い者にされる前に…」
 彼は自らの命を絶った。しかし、その絶ち方をもう少し考えておけば良かったと、
彼もあの世で後悔しているかも知れない。そう、彼は自社ビルの屋上から飛び下り自
殺してしまったのだ。
 果して翌日の新聞には、幾つもの「飛び」の活字が乱舞していた。二つも三つも掛
け丁符になった見出しとして…。
                  (完)

2001年10月06日13時03分47秒投稿

今日は、亀虫ぷっぷです。

名古屋水上署技術吏員、電車内で痴漢行為。
「好みの女性がいたので、つい触ってしまった。」

なんでそぉダイレクトに行動するかな。
他人さんのもんを勝手に触ったらあかんの!
段階っちゅうもんがあるやろぉが?
初めは偶然を装って手の甲で…違うがな。
言葉で攻めてからおもむろに…違うっちゅうに。

好みのタイプや思ぉたら、まず何気無く足を踏む。
「あっこれは失礼!怪我は無いか?」
「いえ…別に…。」
「まことか?」
「本当に何事もござりませぬゆえ、お気遣いなさいませぬよぉに…お武家様。」
「そぉか?遠慮せずとも良いのだぞ?
 大きな声では申せぬが、拙者は公義の御用を勤める者…末端ではあるが…けっして
 怪しい者では無い。まして下心なんぞ微塵も持っておらぬ。心底そこもとの身を案
 じて申しておるのだぞ。」
「それは重々承知致しておりますので、どぉかもぉお構い無きよぉ…。」
「それでは拙者の気が済まぬ。なにせ知らぬ事とは言いながら、足を踏むなどという
 武士に有るまじき所行に及んだのであるからして、やはりここは誠意ある態度で処
 すのがこの方の手練手管…いやいや…何とかモノに…そぉではない…欲求不満が…
 ええい、違うと申すに!」
「んもぉ…特急なんか乗るんじゃ無かったわ。」
「そぉいう事であるからな、詫びの印に次の駅で降りて茶ぁなとしばかんか?」
「いえ、勤めがございますので…。」
「少し位の遅刻などどぉという事は有るまい。
 理由などはどぉとでもなるわ。
 事故証明でも発行してやろぉか?婚姻届でも良いぞ?ん?」
「お武家様、これ以上しつこぉされますと覚悟がございます。お上に願い出ます。」
「何を怒るのじゃ?儂が何をした?
 ははぁ、そぉか。やはり足が痛むのじゃな。どれ、儂が診てやろぉ。
 靴を脱がぬか…おぉ可愛い足じゃ。くんくん…この匂いが堪らんのぉ。」
「な、なにをなされます。お許しを…、どなたかお助けを…。」
「ぬはははは、誰もが見て見ぬ振りを決め込んでおるわ。観念致せ。」
「あれぇぇ…誰かぁぁぁ…。」

果たして彼女の運命や如何に。
楽しみやなぁ…続かんけど。

2001年10月05日18時48分54秒投稿

S.S☆「人魚姫」☆     あや太郎

 とある海辺に人魚が住んでいた。彼女は暇さえあれば浜辺へ泳ぎ寄り、漁師の子供
たちを眺めていた。その子供たちの中に一人、背の高い少年がいた。小麦色の肌にし
なやかな身体で泳ぎがとても速かった。あまり見事なので人魚は気づかれないよう
に、こっそり並んで泳いでみた。人魚よりも速い程だった。人魚は少年に恋をした。
「人間の姿になって、会ってみたい」
 人魚は思った。ずっと人の姿でいるのは無理だった。しかし一生に一度だけ、ほん
の何日間かだけなら人魚は人になれるという。人魚はその日を心に描いて、海辺に通
いつづけた。
 やがて少年の姿が見られなくなった。村人たちの話を聞いていると、泳ぐのが上手
いので町の学校へ行ったという。間もなく少年がオリンピックに出ると聞いた。人魚
は悩んだ。彼の活躍ぶりを見たいと思った。しかしその為には一生一度の「人の姿に
変身する」
チャンスを使ってしまわなければならない。そうすれば、彼と人間の姿で会うことは
できなくなるのだ。それでも人魚は我慢できず人間に変身すると、オリンピック会場
へ忍んで行った。
 少年は昔にも増して速かった。人魚の目には眩いほど立派で、速い泳ぎっぷりだっ
たが、それでもあと一歩のところで金メダルを逃した。
 少年が村に帰ってきた。もちろんもう立派な青年になっていた。みんな英雄として
盛大に出迎えた。しかし少年は余り元気がなかった。どうしても金メダルが取りた
かったのだ。水泳競技をやめ、村の漁師になった青年はやはりどことなく生気のない
日々を送っていた。
 そんなある日、漁に出た彼の船に一人の女性が泳ぎ寄って来た。何と身体の半分が
魚ではないか。
「な、なんだキミは?」
「私は人魚です。あなたが子供の頃からずっと憧れていたのです」
「そうか。でも僕に憧れたってしょうがないよ。僕は金メダルを獲れなかった。今は
脱け殻のような人生だ」
「そんなこと言うものじゃないわ。次の夢を育てるのよ。…子供に金メダルを取らせ
るのよ」
「子供に?でもそんな素質のある子が出来るかどうか分からないし、激しいトレーニ
ングに耐えられるかどうかも分からないじゃないか」
「大丈夫よ。私との間に子供を作れば間違いなく泳ぎの上手い子供ができるわ。大し
て苦労しなくても金メダルを取れるくらいのね」
「なるほど、そんな手もあるのか−−」
 人魚と青年は結ばれた。人魚は幸せ一杯の顔で彼の船の周りを泳ぎながら、呟いた。
「人間の姿に成らなくても、何とかなるものね」
                  (完)

2001年10月05日13時37分48秒投稿

下駄屋の喜六

あや  穴子ちゃん、詰将棋を作ったよ。
穴子  あらあ、あや太郎兄さん。また私の得意な詰将棋を作ってくれたん?
あや  得意・・・まあそんなに難しくはないから解いてごらん。これが問題で持ち駒
     は金と桂馬と歩。
穴子  う〜ん、易しそう。兄さん、一つだけ質問。どっちから先に指したらええの?
あや  どっちからってあんた、詰将棋は相手の王様を詰めるゲ−ム。こっち側から、
     王様のないほうからに決まってるやろ。
穴子  ああそうそう、冗談冗談。ええっと、第1手は1三桂馬!
あや  1三桂馬ってあんた、それは王手やないがな。
穴子  ええ〜っ、王様の前に打ったのに王手やないの?
あや  前でも後ろでも王手でないもんは王手でない。
穴子  はいはいわかりました。そしたら1三歩!
あや  穴子ちゃん、それはニ歩。
穴子  ニ歩って何?妊婦なら憧れてるけど。
あや  あのなあ、一つの縦の筋に歩を二枚置いたらあかんの。これはル−ル違
     反。
穴子  そんなことないでしょ、兄さん。この前テレビで将棋を見てたら一つの縦の筋
     に歩が二枚あったもん。
あや  へ?本当?
穴子  うん、本当。そのうちの一枚は裏返ってたよ。
あや  それは「と金」やろ。と金なら何枚あってもええんや。
穴子  そしたら1三と金!
あや  最初から裏返した駒を打ってどうするねん。歩が相手の陣地へ入って行って
     初めてと金に・・・
穴子  ウダウダと煩わしい規則があるねんな。グビッ。
あや  ん?何の音?
穴子  そしたら2四桂馬!
あや  そうそう、それが正解。やっとちゃんとした王手が出たな。さあ王様はどこへ
     逃げる?
穴子  借金もしてないのに夜逃げせなあかんの?2三王様!
あや  あかんあかん、そこは角の筋が利いてるがな。それでは自爆や。あんたは
     タリバンか、ここはニュ−ヨ−クか!あんたはハマスか、ここはヨルダン川西
     岸か!
穴子  ええやん。早う済ませて一杯飲も、グビッ。
あや  ん?また変な音。
穴子  そしたら・・・2ニ王様!
あや  やれやれ、二手指すのにこないに時間がかかるのか。
穴子  兄さん、もう一つだけ質問。斜め後ろに行ける駒は何やった?
あや  それなら角か銀。
穴子  1一銀!
あや  1一銀?銀みたいな持ち駒はないがな。
穴子  この座布団の下に何ぼでもあります。ほら、王様もあるよ。
あや  決められた持ち駒以外に勝手に使ったらあかんの!
穴子  詰めた後にちゃんと返したらええのんとちゃうの?融通のきかんゲ−ム
     やな。
あや  穴子!いっぺん酒蒸しにして食べたろか!
穴子  酒蒸しでも焼き穴子でも何でもして食べて!今夜はこんなこともあろうと、
     ホラ見て、この勝負ズロ−ス。
あや  あ、ごめん。僕が悪かった。お願いやからその勝負ズロ−スを隠してくれ。
穴子  兄さんって遠慮深い人。グビッ。
あや  それは何の音やねん?
穴子  2三歩!グビッ。
あや  さあ、次は王様はどこへ逃げるんや?
穴子  3一王様!4一角成り!これで詰んだ!グビグビグビッ。
あや  また変な音、それにおったんの香りがしてきたぞ。あ−っ!ウイスキ−の
     ポケット瓶を飲んでるな!穴子ちゃん、酒は飲んでもええけど、ポケットウイ
     スキ−は飲むなよ。まるまるおったんやないか。
穴子  これは便利なんやで。ジャンパ−や作業ズボンのポケットに入るし、腹巻き
     の間にも入れられる。量の少ないのが難点といえば難点やね。
あや  ほんまもんのおったんや。
穴子  でも、王様は詰んだでしょ。もうどこにも逃げられへん。
あや  それはやな、王様の逃げ方が間違うてるんや。それに金が一枚余ってるや
     ろ。詰将棋は持ち駒を全部使い切らなあかんのやで。
穴子  それでええの!こんなに美女なのに独り身の体。ミミさんのようにはなりたく
     ないから、老後に備えて金は蓄えておくの!

2001年10月05日00時07分06秒投稿

S.S☆「オゾン・ホール」☆     あや太郎

「長官−−太陽系第三惑星の大気に…オゾン・ホールが発生しました」
「何!…という事は、フロンガスがかなりの量、大気に混じりだしたという事だ。自
然界には存在しないフロンガスが大量に現れたという事は、ついに第三惑星の生命体
がそこまで進歩したという他ならぬ証拠だからな。よし、いよいよ我々銀河中心文明
のメッセージを伝える時が来た。発信したまえ」
「了解」
 この島宇宙最高の文明と知識を集約したメッセージが超光子通信により、「太陽」
の中に浮遊する中継基地へと送られ、地球へ転送される事になった。
 数万光年の空間を越え、通信が返ってきたのは十年後だった。
「長官−−−中継基地からの通信によりますと、残念ながら我々のメッセージは地球
に届かなかった模様です」
「何と!…そりゃどういう訳だ?」
「オゾンホールが発見されてから十数年の間に、そのオゾンホールが消えてしまった
らしいのです。これでは我々が設置した、紫外線通信機が役に立ちません」
「何としたことだ…。太陽からの紫外線を利用して銀河最高の知性を送り届けようと
しているのに、自らその可能性を捨てるとは…」
「やはり紫外線が苦手な種族なのでしょうか?」
「たとえ苦手でも、それを防御する知恵ぐらいは有るはずだ。それすらも出来ないと
は、我々も少しその生命体を買いかぶっていたかも知れないな」
 これからもまだ色々な難関に出くわすであろうに、地球文明は出だしから大きく躓
いてしまったようだ。
                  (完)

2001年10月04日19時26分58秒投稿

皆様今日はOTCは薬屋です

今朝、ありがとうを聞いておりますと、こんな話題でありました。
【定時制の高校の先生、修学旅行で、生徒をソープランドに引率。】

北海道への修学旅行で、わがとこの高校生11人が、ソープに行こうと相談している
のに
気づいた先生。
「ちょっとまっとれ!お前らは未成年や。おまえらではぼったくられる可能性がある。
わしに任せとけ!」といういうことで、その先生
そこらにあるソープを巡って適正価格でいけそうなところを選定。
自分は入らずに、喫茶店で生徒が戻ってくるのを待つ。無事に11人の
生徒は、みんな満足した顔で店から出てきて、先生と会い
それからみんなで夕食を食べる場所まで行った。

満足した生徒は家で喋ったらしい。それで事が大きくなり、先生は諭旨免職
しかし、それが3年前の出来事だったらしいのですわね・・・?

確かにエエ事では無いですよ。エエ先生ではありませんが、エエ幹事ですがな。
自分が行くわけではないのに、一生懸命世話をして、喫茶店で待ち
みんなの点呼をして、無事に夕食の場所まで引率する。
なかなか立派です。先生でなかったら、これほど素晴らしい幹事がいるでせうか?
この先生には今後、旅行の添乗員として、第二の人生を頑張っていただきたいものです。

とにかくそこの生徒、お前ら、だーっとれ!

2001年10月04日09時14分57秒投稿

S.S☆「霊界捜査」☆     あや太郎

 ある頃ある国に、折り紙付きの霊能者が居た。警察当局も迷宮入りの事件に出くわ
すたび彼の霊能に頼るほかなかった。
 今回も、謎の連続殺人について、被害者の霊魂を呼び出し直接犯人を聞き出す事に
なった。三人の女性被害者の魂が次々に呼び出される。
「犯人はあの男です。早く捕まえて下さい。このままじゃくやしくて死んでも死に切
れない!」 ちゃんと死んでいるのだが、死に切れない思いだった。そして二人目も−−
「犯人はあの男です。早く死刑にして下さい!」
 これまた恨み骨髄の訴えだった。
 しかし三人目の女性被害者は予想外の証言をした。
「犯人はあの男ではなく…夫です」
 警察側も動揺した。同じ手口で同じ頃に、ほぼ同じ行動半径内で起きた事件にも関
わらず、犯人が違うなんて…。しかも凡そ人殺しには縁の無さそうな妻思いの夫だとは…。
「それじゃまさかお子さんを殺したのも?」
「はい−−−夫です」
 関係者も耳を疑ったが、夫本人を調べてみる他はない。
 しかし証言を聞いた夫は、当初こそ否定したものの、やがて何か思い当たったかの
ように、犯行を認めた。
 警察も身内も訳の分からぬまま、夫に死刑が宣告され、執行された。
 しばらくして、事の成り行きが気になっていた霊能者がまた「あの世」との交信を
試み、例の三番目の被害者にアクセスした。
「有り難うございます。お蔭で親子三人仲良く暮らしております」
「親子三人?…子供さんはお一人でしょう?」
「はい。だから私と子供と…夫と」
「えっ!あなたを殺したご主人とまた縒りを戻したというんですか?」
「いえ、実は…夫が犯人じゃなかったんです」
「何と!…じゃあ何故あんなウソを?」
「はい−−実は子供がお父さんに会いたいとグズるもので…。申し訳ないとは思った
んですが、夫を早くこちらへ呼び寄せたくてあんなウソを…」
「そ、それで、ご主人のほうは納得されているのですか?」
「はい。私のウソの証言を聞いてピンと来たそうで。喜んでこちらへ来てくれました」
「これはこれは…夫唱婦随の極致ですなぁ…」
「ハイ。本当を言うと、夫に早く会いたかったのは子供より私なんです。仕事や出張
で離れている事が多かったもので…。やはり単身赴任は良くないですわ」
「お仲のよろしい事で…」
「それに、もっと不安な事もありましたし」
「それは?」
「本当の犯人がこっちへ来ることですわ」
「へぇ…?」
「だって、あんな恐ろしい犯人がこちらの世界にやって来たら独りじゃ心細くって。
夫に居てもらわないと怖くてしょうがないですわ。それなのに他の被害者の方々は、
どうして犯人の名前だけ言って平気なのかしら。信じられませんわ。それとも、あま
り夫婦仲が良くなかったのかしら、ホホホホ…」
                  (完)

2001年10月03日18時45分10秒投稿

今日は、亀虫ぷっぷです。

10月2日 ワッハ上方レッスンルーム 「第5回 桂 吉弥のお仕事です。」

出し物

●「田楽喰い」   桂 阿か枝
●「ちはやふる」  桂 吉弥
●「算段の平兵衛」 月亭 八天
●「くしゃみ講釈」 桂 吉弥

 中入

●「ねずみ」    桂 吉弥

吉弥さんはハズレが少ないタイプやと見ております。
が、一席ならともかく、一時に三席となると果たしてどんなもんやろぉか。
これを確かめたかった訳ですけど、思ぉていた通りなかなかのもんでした。
吉朝さんの演り方プラス自身のもんもそこここにちらちら見え隠れ。
それが噺の流れに無理を掛けてない。
師匠譲りなんでしょぉか、程よいバランス感覚ですな。
ちょっと褒め過ぎですか?
ならば…取りネタの「ねずみ」。
人情掛かった部分の描き方が浅いもんで、噺全体が緩急に欠けてました。
現状ではまだまだ荷が重かったよぉですな。
しかし、このキャリアでそこまでこなされたら先輩連はやっとられんわ!
まずは間違い無く楽しみな人です。

八天さんの「算段の平兵衛」。
米朝師匠のテープで憶えはったんでしょぉか。
ちょっとした言葉の端々や細かい言い回しに耳馴染みがありました。
目の前の八天さんより、頭の中の米朝師匠が先行してしもぉて困ったもんだ。
当然の事ながら米朝師匠には遠く遠ぉぉぉぉぉく買いまっせ…やない…及びません。
まだネタ下しから左程経って無いのかも知れませんな。
自分なりに付け加えてたギャグがよけい煩わしい。
もっと本筋磨いていただきましょ。

鼻から上が濃い目の男前っぽい阿か枝さん。
文枝師匠のお弟子さんでキャリア5年。
声、語り口が師匠そっくりで、そらもぉ物まねしたはるのかと思う位。
けど、まだ噺が未熟な分それが耳障りではあります。

という訳で会員NO.95、またまた通う会が増えてしまったのでありました。

2001年10月03日17時19分59秒投稿

今日は、亀虫ぷっぷです。

10月1日 ワッハ上方レッスンルーム 「桂 米二MINAMI出張所」

出し物

●「うなぎ屋」桂 歌々志
●「つる」  桂 米二
●「代脈」  桂 喜丸
●「宿屋仇」 桂 米二

米朝師匠が未だに難しいと言うたはる「宿屋仇」。
導入部で侍‘万事世話九郎’が宿の若い者に名を訊ねます。
「伊八と申します。」
「なに!その方じゃな?鶏のけつから生血を吸うと申すのは。」
「それはイタチでございます。」
元々は侍と兵庫の三人連れの両方に使われるパターンですが、大抵ギャグの重複を嫌
ってどちらか一方を省きますな。
昨今イタチは日常に馴染みの無い生き物ですから、客の頭には容易に浮かびません。
私にしても動物園以外で実物は2回しか見た事が無い。
まして鶏のけつから血を吸うなんぞはこの噺で知った事…嘘かほんまか知らんけど。
そこで米二さんはひと工夫。
万事世話九郎の場合。
「伊八と申します。」
「ほぉ、冬になると出す…。」
「それは火鉢でございます。」
三人連れの場合。
「あぁ、仏壇に置いたある…。」
「それは位牌でございます。」
笑えました。
が、ここでイタチを出さんかったがために具合の悪い箇所が出て来ました。
三人連れが伊八に芸者を呼ばせる場面。
「生きのええのがええな。絞めたらきゅっ…。」
「いよいよイタチやがな。」
ここが死んでしもぉた。
解決策:手順1.「いよいよ」を取る。
    手順2.前もしくは後ろに「まるで」を付ける。
        但し、お好みにより付け無くても可。
まぁ、次に聴く時には修正されてるでしょ。

噺家生活20年、記念落語会も進行中。
キャリアに似合わず、ネタが出てこんわ噛み捲るわで悪うけし通しやった喜丸さん。
もぉちょっとしっかりせにゃね。
不覚にも笑ぉてしもぉたけど…。
それにしても、隣の女の子の二人連れ。
見た目だけでそんだけ笑えたら今日のお代は安いかろぉ?
これはちょっとしたリーサルウェポンやね。

「うなぎ屋」は最近よぉ聴きますな。
やっぱり夏の疲れが出る時節やからですかね。
この日の歌々志さんの噺、口当たりは良かった。
けど、ちょっとスタミナは付かんなぁ、これでは。

2001年10月02日17時19分35秒投稿

大和の英ちゃんこと吉川英一郎(40歳)です。

ホームページを開きました。ドンドコOBがこんなことしてるってご参考まで。

http://www.nara-su.ac.jp/~eyoshika/

師匠が復帰の暁には、探偵ナイトスクープの顧問席に座れるよう頑張るぞオ。

ちなみに私と一緒に投稿していた、「ガス管くわえて走れジャイアンツ仮面」くんは
加古川で行政書士をしています。

2001年10月01日17時39分19秒投稿

S.S☆「幽霊タクシー」☆     あや太郎

 いかにもそれらしい雨の夜、一台のタクシーが通りかかると、暗闇から不意に現れ
た人影がそれを停めた。
「四谷まで…」
 暗い陰気な声に室内が凍りついた。
「は、はい、分かりました」
 それでも気丈に運転手は車を発進させる。
 車は人けの無い夜道を、右へ左へ…果して正しい方向へ走っているのか分からない
危うさで走り続ける。心なしか道も暗い。街頭が壊れている訳でもないのに闇の底を
走るような重い走りっぷりだ。室内の電灯もなぜか明滅しやがて消えた。恐怖がタク
シー全体を包む。もうどこをどう走っているかも分からない。そんな時、タクシーが
突然停車した。果して四谷に着いているのか?ふと外を見ると、それを示す標識が見
えた。
「着いた…」
 ホッとして視線を車内に戻すと何とした事だろう−−−運転席には誰も座っていな
いではないか。
「じゃあ、誰が運転してたんだ…?」
 「客」は恐怖におののくばかりだった。
                  (完)

2001年10月01日13時30分54秒投稿

大島 紬で〜す!

♪去年のラヴィは〜青くて角だったわ〜
 だけど、いかが?
 もう、今年は丸いでしょ〜♪(by 桜田淳子)

そうなのである、イキナリでなんですが、今年のラヴィちゃんは
とっても丸みをおびているのである。
そのスタイルどおり、正確も温厚でいて欲しいものである。
イキナリ強制終了なんかしないで貰いたいものである。

…何のことかって?!
じ・つ・は!ジャジャ〜ン!!
ついに2台目のパソコン、ラヴィちゃん2号を購入してしまったのであーる!!

ここだけの話、ちょっと最近臨時収入があったもんでね…と言っても
ロト6が当たった訳ではありません…青息吐息のラヴィちゃん1号
にちょっと不安を感じる毎日で、思い切って買ってしまいました。

実は先日、私事でナンですが、チョットしたイベントがありましてね、
そのイベントに参加して下さった皆さんが、5000円やら、一万円やら
中には律儀にも3万円もの大枚を、受け付けにそっと置いて帰られる人もいて、
いや〜ぁ、もう黙っても金入る!入る!収入、増える!増える!

え?何です?その収入、若しかして表書きに、何ぞ書いてないかえ?ってか?!
ピンポ〜ン♪♪正解!!
難しい言葉で、これを「香典」と言うんですな。

え?何です?「香典」は収入やないの?香典返しが要るんや!ってか?!
ちっ!
そんなことせんとアカンのぉ〜???

♪お葬式の香典返しは、「ほくそ笑み」して〜♪(by キャンディーズ)

で、済ませられないのであらうか?!

2001年10月01日10時23分49秒投稿

【end of file】