過去のドンドコ掲示板
2001年09月16日〜30日

長屋のおばちゃんです。

もう10月ですね。歌謡大全集がまたはじまります。

22日の歌謡大全集にニ階のピアニストさんが
ゲスト出演されるそうです。
このまえ『桂南光と河田健のほのぼのジャズ倶楽部』に
いったとき言うてはりました。
10月24日二枚目のCDが発売されるそうで
その宣伝で出演されるらしいです。

毎日放送の○曜昼なら・・・が終わってしまったのは
南光さんや伸郎さんなどのギャラが高かったからでしょうか。
いろんな話やミミさんの声きけて楽しみやったのに…。

2001年09月30日21時58分26秒投稿

たかさごの穴子

い、い、い、一般人のフリして、市(高砂)の国際交流協会が主催する「国際交流ハ
イキング&バーベキュー」に行ってきました。
別名、播磨冨士と呼ばれる地元の【高御位山】を登るハイキングです。
標高は300m余り。10ヵ国以上、150人ぐらいの、健脚を誇る老若男女が雨の
そぼ降る中、頂上の高御位神社を目指して登ったのです。
一般の人なら、子供さんでもお正月に初日の出を拝みに登るし、加古川市側(高御位
山は高砂と加古川にまたがっています)からは階段が整備されていることもあり、毎
朝、頂上の神社に参拝される地元のお年寄りもあるぐらいの、お手軽な登山なのです
が、いかんせん運動不足の私。
滑りそうになる足元をしっかと踏みしめ、どっしりと“重し”にする以外に何の役に
も立たなかった体脂肪率ん十%の重た〜〜〜い身体を持て余しつつ、第一班で出発し
たのに、頂上に着いたらほぼ最後尾という体たらく。
途中、息が上がってしまって何度も休憩してしまい、皆さんの足手まといになってし
まいました。
世話役の方が一人ずっと付き添って下さって、「自分のペースでええよ、ゆっくり
行ったらええねん」と優しく励まして下さいましたが、私は「はい」と返事するのが
やっと(とほほ)。
きっと、心の中で思ったでしょうね……「この人、体格の割には見かけ倒しやなあ、
すぐに息が上がってハアハア言うてる。ちゃんと上まで登れるんやろか…」

えっ?ドンドコリスナーの皆さんは「おっかしいなぁ…心臓には毛が生えてるはずや
のに」って思ったんか!!

下りは、雨の中ということもあり、階段コースになりました。
下りの階段というのも普段なら、膝が笑ってしまって大変なのですが、あのキツイ
(私だけがきつかったようで…)登りを体験した私には天国のような下りでした。
でも2日後あたり、トイレに行くのも苦痛になってるんでしょうね……はぁ〜〜運動
せなあかんなとつくづく思ったのでした。

登りで心臓が口から出そうなほどしんどい思いをして、「バーベキューなんか一口も
喉を通らへんのと違うかな?」といつもの私とは違う気弱な私が頭をもたげてました
が、バーベキューサイトのお肉とビールを見たとたんに元気になりましたとさ
(笑)。
ああ、やれやれ……

バーベキューの時は賑やかに、日本語、英語、中国語、タイ語、ポルトガル語、イン
ドネシア語etc.が飛び交って……日本語が主流でしたけど……おりました。
国際交流は良かったけど、もう登山(他の皆さんにとってはほんのハイキング)は
せーへんゾ!!


あっ、言い忘れるところやった…。
Taiyaki恋しやさんに告ぐ!
行楽の季節の日曜日には活動しないように!!(ビショ濡れになったゾ!)

2001年09月30日21時46分11秒投稿

S.S☆「化かし合い」☆     あや太郎

 とある時、とある所で、全国のタヌキ、キツネが一堂に会していた。
「諸君、近頃我々タヌキ・キツネ文化は地に落ちておる。本来我々が持っておる化け
たり化かしたりする超能力ハ人間を驚かせ翻弄するのが我々の使命であるのに、近頃
はとんと業績が上がらん。逆に、人間のほうが科学とかいう怪しげな力で、我々を右
往左往させる。ここは一つ新規巻きなおしで、化ける術を磨きなおし、狐狸文化を復
活させるべし!」 古ダヌキ、白キツネらが威勢よくぶち上げるが、どうも近頃の若
手は乗りが悪い。
「何でもありの映像文化の時代に、せこい化け方したって…」
 白けきっている。
「これはイカン。若者たちに自信と使命感を植えつけんと。よし、人間相手に実戦と
修行の場を設けよう」
 かくして古老たちは、有望若手を引き連れて、街へと繰り出した。
「ここがテレビ局というもんじゃ。今や人間どもはここで取り上げたものしか認めて
くれん。ここで大向こうを唸らせん事には我々の復権はない」
 一同はラメの衣装に身を包んだマジシャンに変身し、楽屋へと乗り込む。
「あぁ、イリュージョンの一座だね。出番だよ。早く袖でスタンバッて」
 奇術の特番をやっているらしい。マジシャンの登竜門と書いてある。これは腕の見
せ所だ。
「人間技に負けるな。あいつらは科学技術とかいう卑怯な〔術〕を使うが我々は生身
の技で勝負する。大いに人間どもを驚かせ、ひと泡吹かせてやろう」
 盛大な拍手とともに舞台に上がるや、狸・狐の連合チームは熱演、また熱演−−ト
ンボを切っては大入道に変身するやらカラ傘に化けるやら、煙と共に消えるやら現れ
るやら、スタジオ内に雨を降らすと嫁入り行列が始まったり、急に桜が咲いて茶釜の
綱渡りが始まったり…客席は嬌声とどよめきと笑いの連続−−やがてヤンヤの拍手を
受けながら一同は晴れがましく舞台の袖へと引っ込んだ。
「どうじゃ、我々の技も捨てたもんじゃない。若手らも自信を付けたじゃろう」
「感激しちゃったよぉ。あんなに受けるなんて思わなかった」
「あんな古臭い芸、もう受けないと思ってたけど、これからは爺さんたちに倣って化
ける修行に励む事にするよ」
「いやぁ、良かった良かった。これで化け物文化も安泰じゃ」
 一同が意気揚々と引き揚げたあと、フロア・ディレクターが客席に向かい手を振っ
た。「ハーイ、今度も新人さんだから、大いに笑ったり驚いたりして盛り上げて
ねぇ。芸人さんを生かすも殺すもお客さん次第−−若手を育てるのは皆さん…笑い屋
なんだから。そいじゃ宜しく〜…」
 化かす名人たちが、化かされる名人たちに追いつくにはまだまだ年季が要りそう
だった。
                  (完)

2001年09月30日20時53分43秒投稿

 こんにちは会員番号245番です。                     
   
 長嶋監督が、辞任。まあものすごいとりあげよう。NHKの7時のニュースは、一
番最初に、長嶋さんからはじまりました。テロもなんもかんもとばす。長嶋さん。 
 ほかに、東尾、星野、仰木さんもやめたのに。ロッテの山本監督、日ハムの大島監
督にいったては、どんなあつかいされるんやろか?29日のダイエー戦で、山崎塁審
に暴言をはいて大島監督が退場処分になった ことも、ほんのかたすみ。
 やっぱり長嶋さんは、すごい。原さん長嶋さんとならんでいた、渡辺のおっさんは
何様のつもりなんでしょうね。
 
 29日は「チーム火の車」のアトリエ公演にいってきました、感想は「ウーン」上
岡さんがよく言ってた、「上手いのと、一生懸命するのとは違う。」ですかね。
 お題は、「メッセージ」内容は、戦争で荒廃した街に残ってる、戦争で気のふれた
兵士と、そこへやってくる宗教に狂ってる女の子のお話。音はうるさいは、女の子の
話す台詞はキィーキィーでした。暗い舞台、うるさい音響、空気も悪く、拷問みたい
なもんでした。話しもさっぱりわからず、どこで終わったかわからず、俳優さんが起
き上がったんでああ終わったんや、とわかりました。ここから、スターがあらわれん
でしょうかね。劇が終わってからの、鍋島浩さんと遠藤さんのやりとりのほうが、お
もしろかったです。やっぱりプロですね。

2001年09月30日11時35分16秒投稿

下駄屋の喜六

初冬の枯れすすきのような頭の掛布ちゃん、育毛剤のリアップのCMに出演しとります
な。あの製薬会社もえらい人を起用したもんです。商品によっぽどの自信があるの
か、それとも一か八かの賭けに出たのか。
半年後の掛布ちゃんの頭を見るのが楽しみです。ボウボウでふさふさの髪の毛であふ
れるのか、もしくは真冬の枯れすすきとなってしまうのか。効果があれば、製薬会社
は鬼の首でも取ったかのように掛布ちゃんをバンバンと再出演させるでしょう。効果
が全くなければ、何事もなかったかのように別のタレントを起用して過去を忘却させ
ようとするでしょう。皆さん、しっかりと覚えといてや、このCMを。

笑福亭仁智さんも薄くなるおのが頭に危機感を抱き、あの高価なリアップを何本も継
続的に購入して日夜使用しているそうな。しかし、今のところ金をドブに捨てた状態
であられるそうです。

誰か賭けへんか?ボクは半年後の掛布ちゃんの頭、真冬の枯れすすきに700ペソ!

2001年09月30日00時38分36秒投稿

S.S☆「最後の河童」☆     あや太郎

 子孫を残す為にも身元を隠した。

「経理課の河原さん−−まだ独身なのよねぇ」
「そうよ。そろそろ四十近いと思うけど…」
「シュッとした二枚目だし仕事も出来るし−−持てそうなのにね」
「シュッとし過ぎてるかもよ。その分キツく見えるから」
「体育会系だから鋭くなるのよ。でも仕事は出来るしスポーツも万能だし−−−特に
水泳なんか、オリンピック級じゃないの」
「水掻きがあるんじゃないかと思うほど速いもんねぇ。でもスポーツ好きにしては青
白い顔してるわねぇ。身体も余り日焼けしないタイプみたい」
「それも持てない原因かなぁ。でも体質だからしょうがないよね。…あっ、河原さん
が来た−−−係長、今夜飲みに連れてって下さいぃ」
「あぁ良いよ。奇麗どころ皆まとめて面倒みよう」
 至って快活な河原係長は愛想よくOLたちを持てなした。しかし一人また一人と彼
女たちは帰って行く。持てない訳ではなさそうなのだが、OLたちは一種、本能的に
彼から離れて行くようにみえた。そんな中で一人だけ、特に彼に関心を持っていたO
Lが残った。
「みんな係長には好意を持っているんですよ。でも何か…何か〔壁〕みたいな物を感
じて最後には離れて行くんです。私も実は皮膚感覚で、その〔壁〕を感じ始めてるん
だけど−−でも理由も分からずに離れてしまうのがイヤなんです。だから、私にだけ
は教えてくれませんか…係長の秘密を」
 言われて河原の顔色が一瞬変わった。しかしまたすぐ日頃の明るい顔に戻ると、い
くぶん意を決したように話しだした。
「実はねぇ−−僕は河童なんだ」
「カッパ?…ウソぉ〜!いくら泳ぎが上手いからって、そんな事…」
「本当だ。証拠を見せよう」
 係長は人けの無い場所を探すと、スポンとカツラを取った。頭には見事な河童の皿が…
「信じましたわ。でもカッパならどうして人間のフリして暮らしてるんです?」
「そこなんだ。実は私がもうこの地上で唯一人の生き残りになってしまったんだよ。
河童も人間と同じで全く独りでは暮らして行けない。だから正体を隠して人間に混じ
り暮らして来たという訳なんだ。河童と分かれば見世物扱いだからね」
「まぁ、そんな事情があったんですか。だから相手がいなくて独身だったのね」
「そうなんだ。しかし調べてみると、幸い河童と人間の染色体も遺伝子も余り変わら
ない事が分かった。だから人間と結婚したいと熱望している」
 河原はまた意を決したように言った。
「正直に言おう。今まで私は河童であることを隠して人間の女と結婚しようと思って
いた。それは種族の血を残す為の非常手段だったんだ。しかし、人間はそれを本能的
に察知したんだろう−−なぜか皆、やがて去って行く。そして今日キミにすべてを聞
かせてくれと言われた。そこで吹っ切って打ち明ける事にしたんだ。その上で君にプ
ロポーズする。結婚してくれ。そして僕の子供を生んでくれないか。そうでないと河
童の血筋が絶えてしまう」
 河原は彼女ににじり寄りながら熱い視線を送った。
「ごめんなさい−−−私、河原さんとは結婚出来ないわ」
「どうしてだ?やっぱり河童だからイヤなのか?」
「いえ、河童とか宇宙人とかは関係ないんです。仮に子供が出来ないくらいかけ離れ
た種族でも気持ちさえ通じ合うなら恋もできるし結婚も出来ると信じています」
「じゃあ、なぜ駄目なんだ?僕の人格が気に入らないのかい?」
「いいえ、それも問題ないんです。むしろ尊敬しています」
「じゃあ何故ダメだと言うんだ?」
「わたし、どうしてもダメなんです−−−カツラが」
                  (完)

2001年09月29日21時38分25秒投稿

S.S☆「ガリバー」☆     あや太郎

 近頃−−−つまり人類が宇宙を自由に旅するようになってから百年ほどたって、現
代のガリバーと呼ばれる名物男が現れた。
 実際、誰も行ったことのない辺境宇宙まで探検し、それなりの業績も上げている宇
宙飛行士なのだが、どうもホラ吹きの癖があって、眉唾モノの体験談を話しては聞く
ものをケムに巻く。しかし誰も彼ほど広範囲に旅していないので、「ウソだ」と断定
できる者がいないのだ。今日も今日とて、現代のガリバーは周囲の者を煙に巻いていた。
「あの星に不時着した時は驚いたもんだ。目が覚めたら仰向けに寝ていて、身体が動
かない。よく見ると身体中が細い糸や鎖で地面に縛りつけられていた。周りにいるの
は指先ほどの大きさしかない小人たちでさ…」
 あとはその小人の星で、ひと暴れして英雄になるという例のおとぎ話と同じストー
リーだった。
「その次は巨人の星だ。これがまた馬鹿でかい連中で、俺なんか指先ほどしかない…」
「ちょっと待った。どうも信じられないなぁ。どうしてそんなに大きさに差がつくんだい?」
「そりゃあ重力の差さ。小人の星は重力が地球の何倍もあるし、逆に巨人の惑星は十
分の一くらいしかないんだよ」
「じゃあ、小人の星は何倍も重力があるんだな」
「そうだよ」
「ならどうして、君は暴れまわれたんだ?身体が重くて動けないだろうに」
「だから…言ったじゃないか−−最初、目が覚めた時、身体が動かなかったって」
 現代のガリバーも負けていない。
「そこは飛行訓練を受けてる人間だからな−−Gには強い。ちょっと身体を鍛え
りゃ、すぐ動けるようになって…あとはひと暴れって訳さ」
 誰も見ていないから否定しきれない。
「じゃあ、巨人種族は、反対に重力の弱い星で進化したって訳だな」
「そうだよ。地球の五分の一か十分の一ってとこか」
「じゃあ惑星の質量も、あの月ぐらいって事になるぜ。おい…そんな所に巨人が住め
るって言うのか?」
「まぁ、人口は少ないから、住む土地はそこそこ…」
「土地問題じゃないよ。そんな小さな星では空気や水を確保できないだろうが。引力
が足らないから全部蒸発しちまうよ」
「いや、そのへんは…ドーム屋根を作ってね」
「惑星ぜんぶに屋根を張るってのか?」
「いや、それでは大がかりだ。居住区だけにドームを張ってね…」
 「馬鹿馬鹿しい」と皆思ったが、しかしまだ完全にウソだと言い切れる証拠がない。
「それにしてもそれだけ大きな巨人と、小さな種族が出会ったら面白いだろうな。そ
の大きさの違いだけでも語り種になる」
「そうなんだ。そこで一度、対面をさせてみた」
「ほぉ−−−どうやって?」
「なにせ重力が違うんで、無重力状態で会わせたんだ。俺のロケットに乗せてやって
ね」「ロケットに?でもそれは無理が有るぞ。あんたのロケットは地球人サイズだか
ら、小人はまだしも巨人のほうは乗せられないだろう?」
「それがさにあらず。巨人族のほうは弱い重力の下で、言わば水膨れの空気膨れの体
質だ。ちょっと重力を掛けるとシューッと縮んじまう」
 話はいよいよ馬鹿げて来た。それでも一応最後まで聞くほかない。
「それは驚いた話だ。一度そんな風船みたいな人間を見てみたいもんだが、会わせて
もらえないかね?会わせてくれたら賞金を弾んでも良いよ」
 聴衆はニヤニヤしながらガリバーの反応を見た。すると−−−
「あぁ、いいよ。実はここに連れてきてるんだ…」
 あっさり言うと、何とそばのバスケットから、一人の小さな人間を取り出した。
「ほら、こんなに縮んじゃってる。お前は、元巨人だよな?」
「仰るとおり」
 さぁ、聴衆は迷った。
 たぶん小人星人のほうが実話で、その人間に二役をさせているのだろう。しかしそ
れを論破する材料が無い。くやしいながらも聴衆は生返事で納得するほかなかった。
「じゃあ、掛け金は貰って行くぜ−−さ、行こうか相棒」
 ガリバーは掛け金を巻き上げると、そそくさ席を立った。
 しかし聞き手連中も黙って指をくわえてばかりはいられない。
「待った−−そのカネを持ってくのは、小人星人と会わせてくれてからにして貰いたいな」
「何だって?」
「つまり縮んだ巨人と元々小さい小人を対面させて貰いたいって事だよ」
 そうすれば「別物」かどうか見分けられるというものだ。
                  (完)

2001年09月28日21時42分15秒投稿

今日は、亀虫ぷっぷです。

バファローズリーグ優勝記念投稿
近鉄通販お買得商品

●ひも付和手帽
 しんの入った日本手拭いで作った、顔の前面以外を被うひも付き帽子。
 ガーデニング、農作業、お掃除に最適やそぉです。
 そぉ言えば畑仕事の女性が(おばちゃんでもおばぁちゃんでも)姉さん被りしてる
 のを見る事が有りますな。
 わざわざ手拭いを巻かいでもカポッと被ればOKという訳。
 この商品、形が防空頭巾に似てます。
 きょう日の事やから、こんなん被ってたらガーデニングがテロ対策の塹壕掘りに…
 見えへんっちゅうねん。

●お供え花
 ポリエステル・ポリエチレン・針金使用
 〈毎日綺麗に咲き誇る真心の花〉
 どんな真心やねん。

●神棚用「榊」
 ポリエステル・ポリエチレン・針金使用
 〈家庭の平穏無事を感謝して…清潔で衛生的、枯れない榊〉
 どんな感謝やねん、て…。

 まぁ花も榊も結構な値ぇしますからね。
 せめてたまには洗ったげましょ。
 朝に礼拝夕べに感謝も忘れずに。
 そして得られる自己満足が…あ〜ぁ、ありがたいありがたい。

2001年09月27日18時49分49秒投稿

替え歌綴り・・・     あや太郎

 果敢に詰め将棋に挑む『代書屋』さんに贈りましょう。

先ずは「サザエさん」のテーマに乗りまして・・・
♪王様 狙った 香車を〜〜 追っかけて〜〜、
 取られに〜〜行きます〜〜、豪儀な穴子ちゃん。
 今度も笑わせる〜〜、
 腹から笑わせる〜〜、
 ルール 知らんのに〜〜、
 今日も 詰め将棋〜〜。


続きましては左ト善「老人と子供のポルカ」です・・・
・・・♪詰めねば〜〜なるまい〜〜。
♪攻めてけれ、攻めてけれ、
 攻めてけーれ、五手・五手。
 打ってけれ、打ってけれ、
 持ち駒 ぜんぶ〜〜。
 さんさん、三回、攻め手で、
 さんさん、三枚、持ち駒。
 どうして、どうして、余るの、駒が〜〜?
 オー、王様、王様、取られに 走る〜〜。


最後は「犬のお巡りさん」で・・・
♪毎度の毎度の 迷回答、
 あなたの持ち駒、どこですか?
あちこち追っても 詰まらない。
 王手を せんから 詰まらない。
 金、銀、三枚、飛車角、三枚。
 ケチって 使わない 穴子ちゃん。
 いつも 駒余りさん。
 溜まってしまって、
 金、銀、貯金。今度に貯金。


(代書:穴子  笑わせてあげてるの!!!)

2001年09月27日15時47分44秒投稿

やぶにらみ映画情報 ・・・ 細川玉代 

《コレリ大尉のマンドリン》
ニコラス・ケイジが背中に「マントヒヒ」背たろうてね、
ギリシャの島に やって来るんですわ、、、キャッキャッ 
マントヒヒに芸を仕込んで、島の若い姉ちゃんに
「なぁ、茶ぁーでも しばかへんけ?」て ナンパする話。 73点

《ファイナルファンタジー》
みのもんたが 溜めて溜めて おごそかに
「ファイナル アンサー!」 て、言いよるんですわ、、、
「いいですね、変えませんね、、、、、、せ・い・か・い」!!!
なんやねん、CGも行き着くところまで行った虚しさを感じた。68点

《千と千尋の神隠し》
道に迷った上岡龍太郎が、ふと迷い込んだ「ゴルフ」の街アメリカ。
「龍とユキコの隠居暮らし」かぁ、、、お元気ですか?    97点

《ジュラシック・パーク3》
やれ恐わ、あぁこわ。3が出来たから、4も5,6、7と 何匹ドジョウが
いるのでしょうか。今 もっと ひどい恐い所は現実のアフガンでしょう。68点

外《コラテラル ダメージ》 
本来ならばこの秋、A・シュワルツネッyガー主演で 上映予定だった問題作。
妻子を国際テロのビル爆破に巻き込まれて 死亡。その夫、消防士役。
なんとまぁー、そのまんま。 (アメリカという国の大義名分は?)
未来永劫、永久封印、上映無期延期となってしまった。

2001年09月27日13時19分24秒投稿

☆ボソボソ対談です☆     作・あや太郎

「本当に今年の野球は面白くねぇなぁ。世間は大リーグのほうばっかり持て囃しや
がって、挙句の果てに、巨人や西武の選手まで大リーグ行きの事ばっかし考えてるか
ら、ペナントレースも上の空だ。お蔭で本命のはずだったチームも成績イマイチで、
解説やってる俺なんかちっとも注目されねぇ。これでも元三冠王だぞ。天才打者だ
ぞ。ほんとに面白くねぇご時世だ、ブツブツブツ・・・」
「また愚痴ってるのかね、落合君。それでなくてもキミの解説、陰気くさくて悲観的
で評判悪いのに」
「誰だよ…俺がイチローや新庄を僻んでるなんて言う奴は?…あっ、とんだ所へ要ら
ん事言いのナベツネさん!」
「荒れてるねぇ、落合君。自分から僻みネタを持ち出しちゃイカンぜ。いくら忘れら
れかけてる存在だからってさぁ」
「いやぁ、痛いとこ突かれたなぁ。でも視聴率で焦ってるナベツネさんに言われると
は思わなかった」
「えこひいきし過ぎだぞ、衛星放送!…いや、そんなセコイ事は考えちゃいないよ。
ただ客も公共放送も、も少し愛国心を持って我が巨人軍の事を・・・いやいや、わが
国のプロ野球を大切にすべきだと思ってね、ナハナハ」
「あの愛国心発言には感動しましたよ。ところで愛国心って何です?」
「決まってるじゃないか、キミ。我が読売巨人軍を・・・いや、我が国を愛する心だ
よ。それを愛巨心・・・いや、愛国心と言うのだよ、ダハダハダハ」
「いや、その気持ち、分かりますよ。僕も背番号3に憧れて育った世代ですからね。
そして長島さんのために巨人に移籍し、長島さんの為に退団しました」
「そうだったねぇ。清原との兼ね合いで長島君が悩むとイケないから…という思いや
りだったかな。…監督はナーンも悩んでなかったというのに」
「フェ〜〜!じゃあ監督はどんな起用法をするつもりだったんですか?」
「決まってるじゃないか。来た球を打つ…という人だよ。打つ人を使うに決まってるさ」
「な、何の迷いも無い。さすがは尊敬する長島監督!」
「どこが良いのかねぇ、あのキャラクター。まぁ選手や客が妙に入れ込んでるから続
投させてるんだけどさ。それよりキミも本当に影が薄くなったねぇ。かつての天才打
者も大リーガーになった連中と比べられると形無しだな。もう新庄にも負けてるん
じゃない?」
「ひ、ひどい!そりゃあんまりだよ、ナベちゃん」
「ナベちゃん?マスコミの大立者に向かってナベちゃんは無いだろう。人をなべおさ
みみたいに・・・」
「いや、なべやかんです」
「誰なんだ、それは?あんまり小者だと分からないんだなぁ。だって僕ちゃん
お殿様なんだもーん」
「くそぉ、大物ぶりやがって。オ、オレだってなぁ、ちょっと前までは球界一の天才
バッターだったんだぞぉ。パリーグの本塁打記録だって持ってたんだぞぉ」
「近鉄のローズに抜かれちゃったねぇ」
「首位打者だって、ぶっちぎりで取ってたんだぞぉ」
「イチロー程じゃないわなぁ」
「ク、クソ〜〜。三冠王なんか何度も取ってるんだぞぉ」
「国内のセコイ野球だからなぁ」
「そうそう、ローカルな世界でコソコソと…。こらっ!お前のチームだってセコー
イ、ローカルじゃないか」
「あっ、僕ちゃんの大ジャイアンツを安物扱いしたなぁ!うちのチームを阪神タイ
ガース扱いしやがって!クソクソクソ〜〜…しかし、当たってるなぁ。いつまでもア
ジア・ローカルでやってる場合じゃないや」
「おっ、冷静ですねぇ」
「そりゃそうだよ。俺は経営者だからね。いつまでもローカルでくすぶってるとカビ
が生えちゃうよ・・・落合君みたいに」
「そうそう、僕も衛星放送の解説者になりそこねて、荒木大輔以下になっちゃった・
・・ほっとけー!」
「そんなセコイ仕事狙いなさんな。キミにはもっとふさわしい大仕事を用意してあ
る。実は我がチームも世界に躍進するんだよ」
「相変わらず吹きますなぁ。世界と言いますと・・・?」
「他でもない・・・読売巨人軍アメリカ支店を出そうと思ってね」
「アメリカ支店?そりゃまた中途半端な…」
「中途半端に見せかけた所がミソだよ、キミ。先ず向こうの弱小赤字球団を買収し
て、大リーグに『小ジャイアンツ』を作る。支店でも弟分でも、巨人軍の身内となれ
ば愛国心に満ち溢れた我がファンどもは放っとかんよ。何とか強くしろ。もっとカネ
を掛けろ。他所から四番打者を引き抜けともそりゃもうウルサイ、ウルサイ」
「そりゃアンタでしょ」
「チーム強化の為には仕方ないか…という言い訳付きで、こっそりと松井や高橋や仁
志や上原をアメリカ支店に送り込む。そこで好成績を上げればシメタもんだ。みんな
もう国内のセコイ巨人軍の事なんか綺麗に忘れて大リーグの巨人を応援する。選手ど
ももみんな夢叶って大リーグへ行けるから吹っ切れて活躍間違いなし。あっちも立っ
て、こっちも立って・・・どうだ、この気宇壮大な構想?」
「恐れ入りました。それで僕の仕事って何なんです?」
「もちろん巨人軍の監督だよ」
「えっ!そんな美味しい役割を?…でも愛する長島さんはどうなるんです?」
「長島君はゼネラル・マネージャーとして国内、米国とテレビで宣伝マンを努めてね
らおう。なぁに、あの達者な語学力だ。客寄せパンダの重責も立派に果たしてくれる
だろう」
「周到な読みですねぇ。それで実務的な所は僕がやるんですね」
「その通り。日本で日陰の身だった鬱憤をアメリカで晴らしてくれたまえ」
「何か癇に触る言い方だけど、まぁ良いや。冷たい日本なんか捨ててアメリカでもう
一花咲かせてやるか」
「その意気だよ。キミたち一家もアメリカで暮らせば気が楽になるだろう」
「そりゃ何故です?」
「あまり世間に見せたくない奥さんと、あまり世間に出したくない息子を連れ出せる
んだから」
「これで外を歩いても恥ずかしくない・・・ほっとけよ。しかし折角のチャンスだから、
ここはニッコリ笑って引き受けます」
「めでたいなぁ。これで我が巨人軍も永久に不滅だな・・・ダハハハハ」

「・・・まぁ、こわいわねぇ・・・ニューヨークでまたテロ事件ですって・・・野球
も中止になりそうなんだってよ・・・」

「飲み屋の女の子たちが騒いでますよ。向こうは物騒だなぁ」
「やめた!」
「ナベツネさん・・・何をやめたんですか?」
「大リーグ移転は白紙撤回。命あっての物だねだよ、キミィ、さぁ気分を変えて飲み
なおそう」
「ちょっと待て〜〜!こんな重大な話、簡単に変更するな!!!」
「いや、コロコロ変わるのが僕の特徴なんだよ。…実はここだけの話だけど、社内で
も信用が無くってねぇ・・・そろそろ勇退を迫られてるんだ。もう大笑い」
「笑ってる場合か。コロコロ変わらないでくれよ」
「世の中、コロコロ、コロコロ、内野安打・・・やっぱりイチローの時代だねぇ。
落合は古い」

「あんたこそ時代遅れだ〜〜!ブツブツブツ・・・」
「・・・あら、何を言い合ってるの?・・・あっ、この二人、ナベツネさんと落合さ
んじゃない?・・・キャー、すっごい大物じゃん。ねぇ、サイン頂戴、サイン頂戴!」

「ほほぉ、俺たちはまだ知名度あるんだなぁ。キミたち、そんなにサイン欲しいの
か。まだまだ人気があるんだなぁ、ダハハハ」
「だって、私たち…サービス業だもん」
「ムカッ…。気分悪いから今の心境を色紙に書いてやる。落合君、キミも付き合いな
さい」
「何でこんな虚しいサービスをせにゃならん・・・ブツブツブツ。さぁ書いたぞ」
「あら、お二人とも同じ言葉を書いてらっしゃるわ。それじゃみんなで斉唱しましょ
うか。一、二の三・・・」

二人「おもろないんじゃ〜〜!」

      ――――― おしまい ―――――


(代書:穴子  相も変わらぬ空気読めないナベツネさんですが……バファローズの
優勝やいかに…この時点ではまだ決まっておりません。)

2001年09月26日20時14分58秒投稿

いやあああぁこんにちは! 横山ママプリンです

この前仕事中のお昼に〜某大手チェーンのファミリーレストランに
入りましたんですよ
それでいつものように日替わりランチを注文したんです
そして今はやりのドリンクバーという飲み放題があったんですが
ケチってこれはやめました.

それでですよ
パクパクと食べましてあ〜あお腹いっぱいやなあぁと
水を飲もうと思うたらそれが無いんです
ここの店員はなにしてるんやと憤慨し

これは文句言わないといかんなあーと
一番キレイなウェ−トレスさんを呼んで
あたかもまだ来てないやんかいと
言わんばかりに「水ください!!」と
ややきつく勇気を出して言うたんですよ

ところがところがなんとですよ
「お冷やはドリンクバーでセルフサービスになっております」
とのたまうではありませんか(呆然です)
えええええそんなぁーー聞いてないんですよ

まいったなああーー水ぐらい持ってきてくれても
いいよーな気がするんですが〜
こんなサービスが悪い店もう絶対行ったらへんわいと
店を出たら〜〜
なんとこの店は今月で閉店ですとの貼り紙がありました
なんのこっちゃ!

2001年09月25日21時38分40秒投稿

変な字の日友美です

お久しぶりでっす
携帯電話を買ってからパソコンを立ち上げなくなって
ついついご無沙汰してしまいました。
色々と内容も変わっていたのですね。

さて、このところは近鉄の応援で忙しい!
マジックが出るまでは、終盤になっても優勝を
目標に応援できることに幸せを感じておりましたが
現実のものとなると、どぉしよ〜と少々ビビっております。

毎日、部屋に置いてある西本さん(元・監督)のパネルに
優勝祈願しております。
昨日の劇的な勝利に“感動した!”

あしたのために紙テープを用意してしまいました。

2001年09月25日19時29分35秒投稿

痛快娯楽時代絵巻「急げ、千姫−3」     作・市川あや太郎

穴子「あ、忙し、あ、忙し・・・。キャーバタバタ、キャーバタバタ・・・」
爺や「何を騒いでおられるのです、姫君。
   あちこちから着物や普段着を引っ張り出して」
穴子「ちょっと着物で荒稼ぎしょう思てね。はやりの物やから急ぎ働きせんと
   ・・・あっ、そこの…誰にでもピッタリ合う総ゴムのジーパン取って」
爺や「ハハーン、さてはまたお友達の紬姫とツルんで、バッタ物オークションか
   何かで小商いなさろうとの魂胆ですな。…総ゴムの十二ヒトエに、総ゴムの
   内掛けに、おや、総ゴムのウエディングドレスまで」
穴子「それは私が奇跡の結婚式を挙げたときに使うの。
   一般販売はしておりません。高貴な者専用よ」
爺や「えっ?更年期専用?」
穴子「たわけ者〜!爺やには月に代わってお仕置きよ。
   せやけど、式までに更年期障害になったらどないしょう…」
爺や「姫様、生々しいギャグはおやめください。ついでに、売れそうも無い
   婆服をオークションに出すのもお控え頂きたく存知おり候」
穴子「婆服やなんて、何を寝ぼけたこと言うてるの。これはみんな若向けの、
   最新流行の、最先端も近未来も走りっぱなしの、超々々々ナウナウの
   ファッションやないの」
爺や「新しいのか古いのか分からぬ物言いですなぁ。
   要するに何かブランドに仕立て上げようというお考えですかな?」
穴子「ご名答!実は他でもない・・・堂々天下ご免の『アナゴ・ブランド』を
   世に出そうという訳よ。どうです、この企画力」
爺や「アナゴ・ブランドねぇえ…。どことなく焼き魚くさいですなぁあ」
穴子「あっ、いつになく反抗的な爺や。どこが気に入らんのよ?」
爺や「サザエさん一家でもあるまいし、そんな魚くさいブランド、売れますかねぇ?」
穴子「古い!やっぱ爺ィは爺ィ」
爺や「爺ィ扱いは失敬な。大体そんな魚屋みたいなロゴが流行りましょうや、
   庄屋、お代官様?」
穴子「あっ、今日は時代劇のシャレで来よったわね。
   …それが魚くさくても焼肉くさくても、流行るモンはハヤるのよ…ハヤ」
爺や「焼肉のシャレは要りません。魚で売れそうなファッションなんて有りますか?」
穴子「知らんの?…アユ・ブランドやんか」
爺や「あぁ、アユはよろしゅうございますな。香魚と書くぐらいですから香りも
   爽やかでそれに引き換え姫君は酒くさいし、オッサンくさいし、
   友人はみんな胡散臭いし」
穴子「匂いはこっちゃへ置いといて、姿かたちで勝負やわ」
爺や「アユはシュッとしておりますな。その点、アナゴは串に刺しておれば
   未だしも、あんなもん丸ごと皿の上でトグロを巻いておったら、グロテスク
   この上ない。もう魚と言うより縄文時代のウンコの化石もさながら」
穴子「ほんなら私も名前を改めウンコ姫・・・きゃあああ!失礼にも程があるわよ、
   爺や。もう退職金は無し」
爺や「いゃああああ、それは困りまする。それにしても、
   何で魚と張り合うのでございますか?」
穴子「魚やなしに、歌手の浜崎あゆみの事です。まだ若いガキンチョのくせに、
   ファッション・リーダーとか何とか持てはやされて、本人は長瀬と
   ファッションホテルで長の逢瀬・・・イーッ、ムカつくやんかいさー!」
爺や「なるほど、そのアユですか。しかしそんな小娘相手に対抗心を燃やすとは
   姫も大人気ない。相手はたかがコギャルではございませんか」
穴子「そう言われたら、そうやねぇ。姫ともあろう者がちょっと大人気なかったか
   なぁ。相手はまだ子供みたいな小娘やもんねぇ」
爺や「そうですとも。子供みたいなものですわ・・・姫の」
穴子「そうそう、親子ぐらいの年齢差・・・老齢年金打ち切り!」
爺や「きゃああああ!それはキツうござる」
穴子「アナゴ・ブランドで、アユ・ブランドを倒してやるわ。退職金や年金が欲し
   かったら爺やも私が開発した総ゴムの十二単と文金高島田を売ってきやれ」
爺や「そ、そんなもん、誰が買うんです?」
穴子「近畿一円を売り歩いて、それでも売れんかったら、山間離島、
   日本の秘境を回って、まめだ姫にでも売っておいで!」
爺や「うわっ、怖いことをおっしゃる。
   まるでゴム製の着物しか着られんみたいに」
穴子「あっ、私そんなこと言うてないえ。あの姫なら、
   何でも着こなしはると思ただけよ。なんせシュッとしたお方やから」
爺や「シュッと小柄で、シュッと腹身が締まってて?」
穴子「そうそう。腹筋の襞ひだにシュッと大漢和辞典が挟まる・・・私、何にも
   言うてないっちゅうたら。でも秘境の姫を信楽焼きにしたら可愛いよ」
爺や「信楽焼きとしては物足らんでしょう。やっぱり信楽の置物は、
   男と申しますか、オスで無いとねぇえ」
穴子「そうやねぇ。やっぱり立派なモンがブラ〜〜っと・・・きゃああああ!
   私、何にも言うてません」
爺や「乗りの良い姫でございます。
   それなのに、さっぱり乗るチャンスが無いとは何とも不憫」
穴子「まぁ、『乗る』やなんてお下劣な。『乗ってもらう』と言いなさい・・・
   きゃああああ!」
爺や「もうエエっちゅうのに。姫のイメージを守るためにも、
   狸はこっちゃ置いといて、何かもっと差しさわりの無い物でお願いします」
穴子「それなら・・・ミッキーの信楽焼きなんかドウかしら」
爺や「ミッキー安川ですか」
穴子「そんなキショイ物、要らんの。ミッキーマウスに決まってるやんか」
   こないだも金無垢のミッキーを作った、てなニュースがあったけど、
   キンピカでノッペリして顔も何も分からへん」
爺や「成り金趣味ですなぁ。真性ブルジョアの姫なら、
   もっとシャレたものをお作りでしょう」
穴子「決まってるでしょ。私なら、金銀パールのミッキーを作るわ」
爺や「♪金銀パール・プレゼント〜…懐かしいですなぁ。
   金と銀でメリハリを付けて…?」
穴子「目にはサファイア、おヘソにダイヤ・・・」
爺や「パールはどこに?」
穴子「もちろんアソコに埋め込んで・・・きゃああああ」
爺や「姫、お気を確かに。話がドンドン下がっております。興奮を鎮められますよう」
穴子「それぐらい気合が入ってるんよ。打倒、アユ・ブランド〜〜」
爺や「ほほぉ・・・これはまた何でそこまで浜崎あゆみにライバル意識を
   燃やされるのやら」
穴子「せやかて、腹立つんやもん。あの子やモー娘がヘソばーっかり出すから、
   猫も杓子もヘソ出しルックで出歩きよって・・・。
   ヘソを出せん者はどないせぇっちゅうねん!」
爺や「そう言えば、姫君仲間で反対運動をなさってましたな。ヘソだっせん組合とか」
穴子「ほんまよ。紬姫やリリー姫なんかもう『ヘソなんか無い』と宣言してたわ。
   私も風呂上りに確認してみるんやけど、ヘソを見つけるまで
   脂身持ち上げるのがシンドイ」
爺や「腕も太くおなりあそばして…おいたわしゅうございます。
   いっそイリュージョンで消して差し上げたい」
穴子「それでこないだもアメリカから呼んだんよ。
   有名な…ほら…ガタロフィールド云う人」
爺や「ガタロ?それも言うなら、カッパーフィールドでございましょ」
穴子「その一番弟子で、ガタロなんよ。ほんで力試しに兵庫の長田城の油身姫を
   消してもろたんやけど・・・」
爺や「いきなり大物ですな。それで成果は?」
穴子「それがね、半分だけ消えてスリムにならはったんよ」
爺や「ふむ。さすがイリュージョンでも全身は消せんかったか。
   それで姫のほうは?」
穴子「そこまでで、ガタロさん疲れ切って、逃げるように帰国してもた。
   でも千姫は負けません。自力でコルセット嵌めて荒縄で縛ったら、
   ななな、何と…ウエストが一瞬、五十センチに引き締まったんよ!」
爺や「引き締まったと言うか引き絞ったと言うか・・・」
穴子「息を止めたら一分間持つね。爺や、喜んで。これでもう大丈夫。
   結婚式でも総ゴムのウエディングドレス着んでも済むわ」
爺や「しかし、一分間しか持たんのでしょう?」
穴子「一分間で式を終えます」
爺や「素晴らしい根性でございます。爺やも感服いたしました。おや、姫君。
   またパソコンにのめりこんで…。何か売れたのでございますか?」
穴子「きゃああああ、喜んで、爺や。
   オークションで私のチケットが売れたのよぉおお」
爺や「ハテ、姫のチケットとは?」
穴子「私と・・・一夜を共にするチケットやんか。
   Hでも何でもし放題の夢のチケットよ」
爺や「きゃああああ!姫様、何と云う事をなさいます。
   そんなご自分を売り物にするなんぞ・・・あぁ、売れるとも思えん」
穴子「心配せんといて。決して安売りはしません。一夜で百万円いただきます」
爺や「高いのか安いのか複雑な線ですが・・・」
穴子「一週間お付き合いすると一千万円です」
爺や「ギョギョ。これはかなり吹っかけましたな」
穴子「一ヶ月なら一億円です」
爺や「何と!よくぞそこまで出世なさいました」
穴子「出世魚ですから」
爺や「なるほど。ミミズからドジョウ、それからウナギ犬」
穴子「そんな出世魚があるかいな。ともかく一ヶ月一億円の次は、特別サービス
   回数券になってるんよ。そして今夜ついに『一生、夜毎夜毎』のチケットが
   売れたんです!」
爺や「ゲゲッ…。よくそんな酔狂者がおったもんじゃ。
   それにしても一生通い放題とは…。一体幾らです?」
穴子「タダ!ロハ!無料!」
爺や「ヒエ〜…。それでも物好き〜…」
穴子「ほっといてんか!」
今日も姫と爺やのオークション合戦は激しく続くのでありました。
物好きでもエエから落札して!
急げ、入札者。オッサンになる日まで、あと三月!

(代書:穴子 キャラクターが一人歩きしてませんか?してます!(きっぱり))

2001年09月25日18時28分21秒投稿

毎度、丸浜です。
リーグ優勝は間違い無く近鉄です!!(キッパリ!)
私も相手は出来たら巨人が良い、と思う。
前の仕返しが出来るから、、日本1になって「加藤のコメント」をホントにして欲しい!
24日の試合は良かった♪
さすが松坂、あの雰囲気の中よー投げた。
うちの岩隈は今いちやったけど、ライバルとして競り合ってパ・リーグを盛り上げて
欲しい。
12年ぶりの優勝やもん、、、嬉しい〜〜〜♪
明日が楽しみ・・・「いてまえー近鉄」

2001年09月25日16時06分26秒投稿

大正区は千島の住人、某大正区民です。

どないしょう?
マジック1やて。

でもなぁ、まだ、安心は出来ません。
12年前を思い出すと。

ところで、今年の快進撃を考えると、
昨年、一昨年と、今シーズンの違い、
「デッドボールによる怪我人がいない」
(あ、先日、クラークを壊したのは、嘉瀬と書きましたが、戎の間違い)

と言うことで、問題は明日のオリックス戦です。ぶつけンといて。

ほんで、ガンバレ巨人。
どんな手段を使ってもエエからリーグ優勝するンや。

その巨人を日本シリーズで、叩くのは、大阪近鉄。
放送の解説には、加藤の哲ちゃん。
言わせてあげたい、
「やっぱり、巨人は、ロッテより、弱い」

2001年09月25日14時52分01秒投稿

明石のタコ姫、29歳 ・・・えっ、いつの間に29歳、
気が付けば、29歳になってしまっていたー。
でも、お嫁にはいっていません♪

先日、職場の後輩(女の子)が結婚するので、お祝いを持って行ったら、
「スイマセン・・・・・・」 って、謝られてしまいました。

何でだろう?

追伸/ママプリンさんへ この投稿はカウントに数えないでね。

2001年09月24日22時52分01秒投稿

今日は会員番号245番です。 
 9月24日
 HEPP HALL にて  新世紀落語会 9回
 桂  つく枝  「喧嘩売買」
 月亭 遊方   「ペンギン、ア、ゴーゴー」
 笑福亭 鶴瓶  「長短」
  中入り
 桂 あやめ   「コンパ大作戦」
 桂 文紅    「その後の浦島」
 ひさしぶりに落語会なつかしい遠藤さんや、小春団治さん中西らつ子さんがいては
りました。
 新作ということでしたが、遊方さんの、お話は10年前につくられたもの。いまあ
んな女の子は、いてないよなーといいながらやってはりました。なかなかおもしろかった。
 あやめさんは、女の子や30すぎのおねいさんは、そうそうとおもいますね。もっ
とテレビにでたらいいのに。
 文紅さんは、歳とってはるだけあってうまい。                
 鶴瓶さんは、いい着物きてはって、つかみは、子供の頃のはなし、大学合格のにせ
胴上げのはなし。落語は、はじめてのお話やったんですけれど、おもしろかったです。
お嫁さんのしゃべりかたがうまい。

2001年09月24日22時18分45秒投稿

S.S☆「消えた思い出」☆     あや太郎

 とある心理療法士のもとを、若い夫婦が尋ねた。
「何不自由なく育ててもらい、こうして良い夫にも恵まれたのに、海外赴任が決まっ
てから…」
 上品で穏やかな若妻が辛そうに言った。説明通り、良家の跡取り娘として祖父母の
寵愛を受けた彼女は、悩み一つ無さそうな優雅な女性だった。また本人もこれて言っ
て心配事は無いと自覚しているようなのだが−−
「暫く二人で海外暮らしする事が決まってから、突然泣きだしたり、情緒不安定に
なったり、まるで別人みたいになってしまう事があるんです」
 若き外交官である夫が心配げに補足した。
 ところが、それ以外の時は、むしろ海外生活を楽しみにしている様子で、ホーム
シックの気配もない。
 突如、普段とは異質な感情や人格が表れるとと言えば−−−
 医師の脳裏に「多重人格」という言葉が浮かんだ。
「ふーむ…こういう場合は過去に何か嫌な記憶がある場合が多いのですが、そこまで
探る必要があるかどうか…」
「是非とも知りたいのです。過去に何があったのかを。そうでないと私はいつまでも
自分自身に縛られてしまうような気がするのです」
 こういうケースは原因が幼児期の虐待−−特に性的虐待に在る場合が多い。夫婦は
どうやらその覚悟すらしているらしかった。医師は依頼通り催眠術を用い、彼女の過
去を探りだす事にした。
 −−−−−−−−−−
「いやぁ、悲惨な過去が無くて良かったですよ。むしろ〔美しすぎた思い出〕かも知
れません。奥さんは、亡くなったご両親に心底可愛がられていたようだ。羨ましいほ
どですよ」
「はい、有り難うございます。お蔭様で何故日本を、いえ、家を離れたくないのか分
かりました。これで気持ちを整理して夫と共に海外生活を始められます」
「本当に有り難うございました。これからは亡き両親の分まで妻を大切にします」
 若夫婦は仲むつまじく医療室を去った。
「先生−−ほんとに、すべて話さなくて良いんですか?」
 助手が不安げに訊いた。催眠から覚めたあとの依頼者に伝えていない事実が確かに
あった。しかし−−−
「大切な事はすべて話したはずだよ。彼女の母親は良家の独り娘であるにも関わらず
駆け落ちをして彼女を生んだ。そこで恋人と母親に寵愛されながら彼女は幼児期を
送った。そのうち実の両親は病死し、彼女は実家に引き取られて祖父母の手で大事に
育てられた。その幼児期の美しい思い出が、彼女を引き止めていたんだからね」
「その美しい思い出が足かせになっていたのは確かでしょうけど、実の両親が病死し
たって話はどうなんですか?」
「どうって、キミ−−すべて有り体に話すべきだと思うのかね」
「でもあれはやはりひどいんじゃないですか。実の両親はは祖父母によって殺された
ようなものでしょう?」
「ふむ…確かにね」
 医師もしばし押し黙った。
−−唯一の跡継ぎに家出された実家では何とか娘と孫を取り戻そうとした。しかし病
苦と貧困に喘ぎながらも娘夫婦は戻ろうとしない。無論孫も手放さない。そのうち夫
婦の病気が独り娘に移る恐れが出てきた。しかしそれでも若夫婦は子供を手離さな
い。孫娘ももちろん父母に懐いて離れようとはしない。このままでは親子三人は共倒
れになる−−そして代々続いてきた名家の血筋も−−その時、祖父母は孫娘を奪い去
り、残された娘夫婦は失意の内に病死した…というのが今回の催眠で探りだされた
「消えた記憶」だった。
「しかしね…我々は検察官ではないんだ。それが本当の犯罪になるのかも決められな
いし、それを暴くことで皆が幸せになれるのか、それは尚更分からない」
「それはそうなんですけど…」
「彼女は、心底可愛がってくれた父母と、それ以上に可愛がってくれた祖父母との間
に挟まれて、自らの本当の記憶を封じ込めたのだろう。それが皆の幸せにつながると
子供ながら判断したのかも知れない」
「そうですね−−−それをすべて暴き出しても、誰の幸せにも繋がらないですものね」
「辛く悲しい現実を消し去ってしまうような−−−それはたぶん〔美しすぎる〕思い
出だったんだろう」
                  (完)

2001年09月24日17時32分37秒投稿

S.S☆「寝言」☆     あや太郎

「あなた、近頃よく寝言をおっしゃるわね。疲れてらっしゃるのかしら」
「さぁなぁ…」
 ちょっと考えたおと、夫がおもむろに言った。
「そういう時は、放っておいてくれよ。寝言を言ってる時に話しかけると、頭がおか
しくなるって言うからな。だから決して話しかけなていくれ」
 そんなある夜、夫の寝言が妻の耳に入って来た。
「…うーん…行かないでくれ…一人にしないでくれ…」
「あなた、どうしたの…」
 妻はつい眠っている夫に尋ねかけそうになった。
 夫はムニャムニャ言うだけで、またいつの間にかスヤスヤ寝息を立てている。
 しかしまたしばらくすると−−−
「…うーん…君だけだ…もう離さない…
 しばらくすると、また気になる寝言が始まった。
「あなた−−何の夢を見てるの?あなたったら…」
 いい加減イライラしてきた。。しかし寝言を言っている時に話しかけると、本当に
おかしくなるかも…。我慢して訊かないことにした。
「…うーん…あいつとは別れる…一緒に…逃げよう…」
 いよいよ聞き捨てならぬ事を言いだした。もう夫の神経を労っている場合ではな
い。かと言って起こしてしまえば、シラを切るだろう。そこで妻は夫を起こさぬよう
に尋問を試みた。
「あなた…今…誰かと…付き合ってるの?」
 怖い質問を根気よく囁きかけてみる。
「うーん…」
 ついに夫が何か反応しかけた。
「あなた…いったい…どんな風にしたいの?」
 焼き餅よりもすでに好奇心が勝っていた。
 尚も静かに優しく囁きかけると−−
「社内の…若いOLと…駆け落ち…したい…」
「まぁ、そんな夢を見ているなんて、最低!」
 すると夫の眼がパッチリ開いて−−
「そんな浮気をするのが夢なんだよ」
                  (完)

2001年09月23日19時56分16秒投稿

S.S☆「宇宙遊泳」☆     あや太郎

 ジョンとダイチは宙に浮いていた。
 いわゆる「宇宙遊泳」である。
 ステーション勤務の中で、衛星修理の作業に当たっていた。
 故障を起こしたり軌道を外れかけている人工衛星に接近し、回収したり、その場で
修理したりする。今日も今日とて、電池切れの通信衛星を回収する予定で、「遭遇」
の時間を待っていた。
「考えりゃ、物騒なランデブーだよな」
 ジョンが笑いながら言った。
「こうしてフワフワ浮いてるようだが、思えば俺たちゃ秒速十キロ近いスピードで飛
び回ってるんだからな」
 そう言われればそうだった。おおよそピストルの弾の二三十倍の速度でステーショ
ンも衛星も、そして我々も地球の軌道上を周回しながら活動を続けている。
「思い切り速い銃弾に乗って、同じ速さの銃弾に飛びつくようなもんだね」
 ダイチも苦笑しながら答えた。
「まだこれが同じ方向に廻ってるから良いようなもんだが、もし逆方向だったら、ど
うする、相棒?」
 ジョンが物騒な事を言いだした。
「つまり、超高速の銃弾がスレ違う訳か」
 もはや想像を絶する世界だ。銃弾でさえ目には止まらないのだから、その何十倍…
いや、百倍近い速度でスレ違ったら…。しかも宇宙空間には風圧も衝撃波も無い。ロ
ケット噴射でもしていない限り、すれ違う物体の「気配」すら感じる事は出来ないだろう。
「まぁ、重力の影響を受けるぐらい大きな物なら別だが、人工衛星や小型の隕石ぐら
いなら、目の前をかすめて行ったって、我々は何も感じられないから、逆に何も怖く
ないって事さ」
「感じられない…か」
 それも物騒な話だった。大型トラックが鼻の先をかすめて走り去っても、それに気
づかぬまま終わってしまうという訳である。ひょっとすると宇宙飛行士が知らない間
に、幾つもの「物体」がその目の前を超高速でかすめ去っているのかも知れない。そ
してたまたま直撃した時だけ「事故」として「発見・記録」されるのだ。
「改めて、物騒な仕事だねぇ」
 ダイチがタメ息をつくとジョンは大声で笑った。
「ハハハ−−−俺たちのどっちかが突然消えたら、たぶん隕石に持っていかれたって
事だな」
「じゃあ、ステーションが突然消えたら?」
「そりゃ命拾いだ。でも帰る所が無くなっちまうけどな、ハハハハ」
 二人で笑った次の瞬間、目の前の地球が不意に消えた。
−−−−−−−
(…不意に見えなくなった。さぁ、持って行かれたのはどっち?)
                  (完)

2001年09月22日21時31分07秒投稿

元姫路市民です。

プロ野球もいよいよ大詰め。そんな中今週の週刊ベースボールの読者のネタコーナー
にこんなネタが採用されていました。

きっといる。巨人、阪神、横浜を見て、チームの強さに監督の力は関係ないような気
がしてきたヤツ。

今の大阪近鉄をあらわしてるようなネタです。普通M5ともなれば特集で監督、コー
チの手腕がとりだたされるはずなんですが、どこも梨田監督の采配などをとりあげて
いません。
優勝時の阪神打線を超えるいてまえ打線を作り上げたのに、真弓さんは蚊帳の外。コ
メントすら見たことがないです。
小林さんも防御率5点代、まだ3回なのにワンポイントを使ってるようじゃいい評価
はできません。ちなみに若牛岩隈にスローカーブを教えたのは久保2軍コーチだそう
です。

もし大阪近鉄が優勝したとき、オフの特番で梨田、真弓、小林のお三人さんは何を語
るのでしょう。それより出演依頼あるの?

追伸 同じ週刊ベースボールのネタコーナーに僕のネタも採用されています。まあそ
れも近鉄ネタです。本屋に用事のある方はついでに見てやってください。

2001年09月22日01時53分51秒投稿

S.S☆「霊界情報」☆     あや太郎

 人類長年の夢−−−霊界との通信がついに実現した。
「もしもし−−そちらはいわゆるあの世…つまり霊の世界ですか?」
「ハイ…そうです…ようやく…交信できるように…なりましたね…」
 一日に数分、電波状態の良い時でないと繋がらないのだが、それでも雑音に耐え、
人類と「元人類」たちは連日、交信を試みた。
「先ずお聞きしたいのですが−−そちらの暮らしぶりはどうなんですか?」
「実感としては…生きてる時と変わらないの…ですが…なにせ今まで…生き死にした
人が多いので…」
 累積人口は想像を絶するほどらしい。
「つぎに、歴史的な謎について幾つかお聞きしたいのですが…」
 各国の学者がクジを引き、質問者を選出した。
「ふむふむ−−−何とヤマタイ国はあそこに在りましたか。ふむ、義経はやっぱり北
へ逃げて…−−そうか、写楽はやっぱり彼だったんだ」
 クジに勝った日本の学者のつまらない質問に苦い顔をしながら各国の歴史学者は順
番を待つ。しかし何といっても「魂」の数が多すぎて、連絡の付かない事が多く、し
かも事件に関わった本人たちが、もう古いことなので忘れかけているケースが続出し
て実りは少なかった。
「どうもこの質問は効率が悪いようです。それでは、あの世からこの世はどういう風
に見えているのですか?」
「実は…まるで…見えてない…のです…」
 あの世からはこの世がお見通し…と考えていたのは現世人の独り合点だった。こち
らから向こうが見えないように、あちらからもこちらが見えないのである。
 ただ一つ…そちらからこちらへ来る人は…一年ほど前に…予約が入るので…」
−−要するに誰が死ぬかが前もって分かるという訳だ。
「その予約リストを公開してもらっては?」
 どんな利害があるのか、それを聞きたがる向きもあったが、これは倫理上否決され
た。 そのあと数回の通信では、向こうが知りたがっている「こちら側の近況」をる
る伝える事に時間を費やした。なにせ向こうのほうが人口も多いのだから、子々孫々
の事など聞きたいことも多い。
 そんなこんなでの質疑応答も整理され、通信状況も改善されて、
「両世界間」の交信は波に乗って来た。聞いたり聞かれたり、興味津々のやり取りを
続けていたある時、突然「向こう側」の反応が変わった。
「もうそちらに伺いたい事はありません」
 はて、どうした事か?それならばと一方的に質問した。しかしそれも何やら取り込
んでいるという理由で答えも滞りがちとなった。そして気になるこちら側としては、
ついにその理由を質すことになった。
「なぜ、こちらへの質問が無くなったんですか?」
「それは−−もう必要が無くなりましてね…」
 何やら煮え切らない。
「それにこちらからの質問にもなかなか返事がもらえないんですが?」
「実は、その事とも関係あるんですが…」
 おずおずと「向こう側」が語りはじめた。
「実は、大忙しだったんですよ…急に予約が殺到しましてね」
「予約と言うと?」
 悪い予感を覚えながら問いただした。
「例のあの世行きの予約が一時にまとめて来ましてね。幾ら古今東西の人材が集まっ
ていると言っても仲々捌き切れませんでしたよ−−いっぺんに六十億人分の予約なんて」
「と言う事は、つまり…」
「そうなんです−−−もうすぐ皆さんとご一緒できる事になったので、もう問い合わ
せなくてもよくなったんですよ。じゃあ、その時を楽しみに…それまでお達者で…」
                  (完)

2001年09月21日21時21分56秒投稿

今日は、亀虫ぷっぷです。

ほぼ毎月恒例のTORII HALL「雀三郎みなみ亭」
19日の出し物は

●「八五郎坊主」 桂 雀五郎
●「天王寺詣り」 桂 雀三郎
●「天災」    林家 染二
●「お玉牛」   桂 雀三郎

雀さんの「お玉牛」は初めて。
春団治師匠の十八番、一門ではざこばさんがよぉ掛けてはりますな。
左程独自色が出て無かったところをみたら、ネタ下しやったのかも知れません。
この噺には妙な名前の登場人物が多い。
小突きの源太にあばばの茂平、半鐘のちゃん吉なんか凄いイージーですな。
いっぺんそれぞれの由来を聞いてみたいもんです。

得意ネタの「天王寺詣り」。
犬のクロに〈釈一匹ワンちゃん〉なる戒名を付けよぉとするのは雀さん独自の演出。
その後に
「どぉせやったら〈釈一匹ワンちゃん大行信士〉までいったらどぉや?」
これは今回新登場の趣向です。

やかましい位やたら声のでかい染二さん。
しかも始めから終わりまで突っ張りっぱなし。
声を張る場面の多いネタではありますがね。
緩急っちゅう言葉知らんか?
会場の広さ考えなさい。
結構面白かったけど…。

雀五郎さんの「八五郎坊主」、とぼけた味が活きてましたな。
庫裏の戸を横に移動しながら開ける一門の伝承芸も披露しました。
けど、これはまだまだやね。
ゴツゴツゴトゴトしていてスムースな動きには程遠い。
まぁ無理無いでしょ。
雀さんでもまだ枝雀さんの域には達してませんからね。
今後の努力に期待しましょ。

今や会場で歌のCDの販売は当たり前。
が、この日は雀さんのイラストシールが新発売。
案内状・チラシ・パンフレットなどに展開してる、言わばイメージキャラですな。
作者は不明なんですが、これが結構雀さんの雰囲気掴んでます。
ワンセット300円、機会があったらお買い求めを。
今が売り時、買い時…怪進撃は続く。

2001年09月21日14時01分24秒投稿

S.S☆「電話の向こう側」☆     あや太郎

 とある事務室で、ときならぬ電話論争が起きた。
「電話が…リン…と鳴ったら直ちに出る。ワンコールで出るのがビジネスマンの鉄
則…いや、社会人の常識だ。電話が鳴ったら何をさておいてもすぐに出る−−これは
人間としての基本だよ、君達ぃ」
 初老のベテラン社員が意気軒昂に薫陶を垂れた。
「そうかしら。何をさておきって言っても、手に何か持ってたら放り出す訳には行か
ないでしょうし、風呂やおトイレに入ってる時ならドウしようもないですよ」
「そんな時でも、すべてを投げうって電話に飛びつくんだよ。親や子供の死に目に会
えなくても電話には出る…これは人類普遍のマナーだ」
「電話が出来る前からそうだったんですか?」
「馬鹿な事を聞くな。電話が無い頃は出たくたって出られない。その代わり人間同士
の生の会話では同様だ。話しかけられたら何をさておいてもお返事申し上げる…これ
が人間の基本だよ。それが出来ない奴は社会的な落伍者だな」
「そこまで言うんですか。でも急に話しかけられたり、突然電話が鳴ったりして、そ
れにすぐさま出たからといって、一体何があると言うんです?必ずしも旨い話が有る
わけじゃないでしょう。嫌な話だってあるかも知れないじゃないですか」
「悪い話だって、一刻も早く知れば役に立つじゃないか。何でも「知らせ」は速いほ
うが良いんだよ」
 若手社員は諦め顔で首を横に振った。
「そんなせわしい思いをするだけの価値が電話にあるとは思えないなぁ」
「君達は知らないからそんな悠長な事が言えるんだ。電話の向こうには、果てし無い
世界が広がってるんだ。無限の可能性が転がってるんだよ。それを逃す手は無いだろ
う。さぁ今日もどんな世界に繋がるか楽しみだなぁ…」
 その時、折よく電話のコール音が鳴った。
「はいはい、××商事でございますが−−?」
「こちら○○テレビのテレフォン・クイズですが…」
「はい−−えっ、正解すれば百万円と車?…ほら見ろ、電話の早出は三文の得だ。…
あ、こちらの話です。では問題をどうぞ」
「いえ、残念ですが−−−電話のコール音が三回鳴ってから出て頂かないと失格なん
です。御免なさいね…またご応募下さい…」
 一同白ける−−−しかし。
「ほら、見ろ−−これでまた応募するチャンスが出来たじゃないか。やっぱり電話に
出るのはワンコールに限るな」
                  (完)

2001年09月20日22時03分46秒投稿

S.S☆「お見見回り」☆     あや太郎

 私は入院していた。
 理由はよく分からない。
 少し前、頭が痛くなって気を失ったと思ったら病院に居た。
 病気の説明も何度か受けたような気がするが、聞くたびに忘れてしまう。そのあた
りがビョーキなのかも知れないが、まぁイイ…考えるのも面倒くさい。
 身体は動くので病棟内をウロウロしている。自分の部屋へ戻ろうと思って入室した
ら他人の部屋だった。気まずい笑顔で挨拶して出ていったが、翌日また間違えたら今
度は嫌な顔をされた。しばらくしてまた間違って入ったら、カネの勘定をしていた所
で、ドキッという顔をした。後日また間違えて入ったら、丁度ポータブルのトイレで
用を足していた。アッと大げさな声を上げて病人は何と転げ落ちた。看護婦や医者が
飛び込んで来て大騒ぎになった。転げ落ちたほうも災難だろうが、騒ぎに巻き込まれ
たこっちもイイ迷惑だ。これではおちおち部屋も間違えていられない。
 しかしこれなどはまだ良かった。数日後、また別な部屋へ間違って入った。女性の
部屋だった。キャーと叫ぶなり倒れ込んで何やら痙攣している。医者が来る看護婦が
来る…結局心臓発作だったらしい。そのあと私は自室から出ることを禁じられた。何
故だ?私がどんな悪い事をした?私が行ったから心臓発作だと分かったんじゃない
か。なぜ怒られなきゃイケない。
 それにしても私は「誰」なのだろう。近頃は名前を思い出せない日が多くなった。
常識も正義感も周囲と食い違って来ているような気がする。私は「別の人間」になっ
てしまうのだろうか。それとも人間世界からハミ出してしまったのだろうか。まぁイ
イ−−もう考えるのは面倒くさい。それにしても私の病気は何だったのだろう?−−
たぶん「ボケ」の一種か何かだろう。もう病気かどうかなんてどうでもイイ。かくし
てまた私は病棟内をうろうろと、自分の部屋を探して見回りしている。あっちの部屋
で「ギョッ」、こっちの部屋で「キャー」と賑やかな事だ。その度に叱られ、注意さ
れる。この調子では鍵の掛かった部屋へ閉じ込めておかないと…そんな会話も囁かれ
ているようだが、大げさな連中だ。部屋を間違ったり、植木鉢に小便したりするぐら
いなんだ。死にかけの病人ばかりなのに、何を今更驚く事がある。あぁ、また部屋を
間違った。病人か看護婦の悲鳴が聞こえる。うるさくってしょうがない−−こんな調
子では安心して惚ける事も出来ないではないか。

                  (完)

2001年09月19日21時33分53秒投稿

大正区は千島の住人、某大正区民です。

今シーズンの大阪近鉄。
昨年、ここに書いたけど、何ら不思議な事は無い。
それより、昨年まで、低迷していたことの方が不思議である。
逆に言えば、今年は武藤はいなし、オリックスの嘉瀬に壊されたクラークもいない。

でも、このまま、バファローズが優勝何ぞしたら、
「理想の上司」やら「理想の父親」なンぞに、梨田が選ばれるのであろう。

2001年09月18日20時49分58秒投稿

皆さん今日は、おぴょぴょでございます。

マスコミでの大阪近鉄ローズの扱い、小さいですなぁ。
なんて思ってたら、↓こんなん見つけました。
http://www.isize.com/sports/mlb/news/news_20010916_003.html

2001年09月18日20時11分08秒投稿

S.S☆「深い理由(わけ)」☆     あや太郎

 警部の顔は青ざめていた。

 今まで様々な事故や事件の現場に赴き、数々の無残な死体に出くわしてきたベテラ
ンが目の前の死体を見下ろして、震えていた。

 それは異様な死に方をしている訳でもなく、凄惨な死に様でもない、単なる女性の
絞殺死体だった。しかし今まで見た死体とは明らかに違う点があった。それは…警部
自身が殺したという点であった。

「仕方がなかったんだ−−たまたま付き合った女が悪質な詐欺窃盗犯で、それをネタ
にして逆に俺を揺すって来た…」

 見逃してくれというだけなら、そうしただろう。しかし本庁の警部がそんな女と付
き合っていた事を家族に、警察に、そして世間にバラす…と揺すられたら−−

「せめて、もう少し好きでいさせてくれたらな」

 すべてを捨てて逃避行する手もあったのに、女の裏切りは警部の忍耐力を粉々に打
ち砕いた。

「済んだ事はしょうがない。あとは如何にゴマかすかだ」

 これまでの捜査経験を活かして、今度は完全犯罪を目指すほか無いと開き直った。

 現場はラブ・ホテルだった。警部は死体を動かさない事にした。指紋を消し、遺留
品を回収し、隠しカメラを徹底的にチェックしてから、こっそりとトイレの窓を開
け、外へ忍び出た。

 これで雲隠れするのは素人だ。ガイ者の調べが進めば、詐欺窃盗犯である事はもち
ろん、昨今の男関係も恐らくバレる。

「日本の警察は世界一だからな」

 警部は誇りを持っていた。

「何か偽装工作が必要だ」

 陽動作戦で捜査を混乱させ、迷宮入りを狙うのが得策だと判断したのだ。

 人目に付かぬよう気をつけながら、警部は夜の公園に行った。桜の香りが溢れてい
た。警部は夜桜の小枝を一本折り取ると、それをコートで隠しながら、何とまたさっ
きのホテルへと戻っていった。

 苦労して這いだしたトイレの窓から身体をねじ込むと、人目に付かぬ通路をくぐり
抜け、女の死体が寝ころがったままのあの部屋へそっと入った。

「この桜が悩ましくなるはずだ」

 花咲き誇るその小枝を死体のそばに置くと、警部はまた同じルートから戸外へと抜
け出し、トイレの窓を閉め、忍び足で立ち去った。

 翌朝ラブホテルの前にはパトカーが集結し、警官と鑑識課員が忙しく立ち働いてい
た。



 間もなく、捜査一課のあの警部も何食わぬ顔で現場入りした。

「警部−−−ご覧の通りです。痴話喧嘩の末、絞殺されたものと思われます」

 女の所有物や例の桜の小枝は鑑識が持っていったらしく、花びらだけが散ってい
た。

「ふむ−−よくある話だな」

「それが一つ妙な事があるんですよ」

「それは何だね?」

 桜の小枝の一件だろう。この扱い一つで捜査は混乱する筈だ。

「はい、不思議な事に犯人の遺留品や指紋は発見できないんです」

「ふむ−−用心深い奴だな」

「隠しカメラも全部チェックしたらしくて、録画テープは消されてました」

「ふむ−−メカにも強い奴らしいな」

 幸い警部が機械好きだという事は余り知られていない。これでまた嫌疑から一歩遠
ざかった気がした。

「警部−−−女の身元が分かりました。広域指名手配の詐欺師と指紋が一致…」

 若い刑事が知らせにきた。顔写真すらロクに無かったのに、さすが日本の警察だ。

「それから…近頃このあたりでよく見かけられていたようですよ」

 もう目撃者まで見つけ出している。

「また詐欺でも企んでいたのかな?」

 そっちの方向に話を持ってゆきたかった。しかし−−

「いえ、至ってプライベートな事です。どうも初老の男とデートしてたようですね。
このホテルも何度か使ってたようで…」

 そこまで調べが付いているのか−−警部は冷や汗をそっと拭きながらも初老の男の
顔が割れていない事に胸をなで下ろした。

「それで、犯人を見た者は居るのかね?」

「いえ。ここは顔を会わせずに済む事で評判のラブ・ホテルですから、従業員は見て
いません。深夜の事もあって、怪しい者を見たという目撃者も…」

 また一つチェックポイントを通過した。これで自分に疑いの掛かる筈はない。

「でも手掛かりは山ほど有るんですよ。なにせ女のマンションからは日記やスケ
ジュール・メモがどっさり出てきましたからね。几帳面というか、記録魔というか、
これで交遊関係はバッチリですよ」

 警部の顔から血の気がひいた。難関を通過した途端に奈落の落とし穴だ。

「しかし、派手に遊んでたようですよ。次々にいろんな男がてでくるんです。しかも
遊びに関しては全部イニシャルでしか書いてなくって」

 警部の顔に血の気が戻った。しかもその時、一つの朗報が−−

「警部−−容疑者が浮かび上がりました。第一発見者が実は酔っぱらいの客で、夜桜
見物の後、ホステス同伴で泊まりに来たら、ホテルの前で拒否され、むしゃくしゃし
たまま部屋に入って…気がついたら死体があったと言うんですが…」

 これは持ってこいの状況ではないか。

「なるほど、夜桜見物か…。それで現場に桜の枝があったんだな」

「えっ?」

 何故か一同が絶句した。視線が警部に集中する。

「ど、どうしたんだ。あそこに散ってる桜の事だよ」

「いや、花びらは確かにあったんですが−−−枝は無かったんです」

「何?」

 警部の顔からまた血の気がひいた。なぜ枝が消えたのだ?

 その時、聞き込みをして来た警官が口を挟んだ。

「従業員の話によると、容疑者の酔っぱらいがフロントへ知らせに来たとき、桜の小
枝を振り回していたということです」

「へぇ…桜の枝をねぇ…」

 一同の視線がまた警部に集中した。

「ほ、ほら見たまえ−−やっぱり桜の枝を折って、ホテルへ持ち込んだんだ」

「酔っぱらいの供述によりますと−−」

 別室で尋問していた刑事が飛び込んできた。

「桜の枝は、もともと現場にあったそうです。それを拾ったあと死体を見て、大慌て
で知らせに走ったと」

「じゃあ、偶然あっただけの事か。事件とは関係無いかも知れませんね、警部」

「そんな筈はなかろう。何か意図があるに違いない。何か深い理由でもなければ、わ
ざわざ桜の枝を死体のそばに置いたりなんかしないだろう」

「死体のそば?」

「ど、どうかしたのかね?」

「酔っぱらいは、どこで拾ったか覚えてないんですよ。それを何故死体のそばと特定
されたんですか?」

「いや、それは…」

 一同の当惑した視線がまた警部のほうに戻ってきた。

「じゃあ…その深い理由とやらを本署でお聞きしましょうか、警部」

                  (完)

2001年09月18日15時22分12秒投稿

S.S☆「国境をまたぐ愛」☆     あや太郎

 A国とB国の国境線上に一戸の豪邸があった。
 両国を股にかける大富豪の家である。国籍は一応A国なのだが、B国にも永住権を
持っている為、両政府からはクレームもつかない。ここいらが大富豪の特権である。
 しかしその豪邸は元々そこに在った訳ではなかった。彼が近年結婚した時に、
ちょっとした都合でわざわざ建てたものだった。その都合とは何か−−実を言うと大
富豪は二重結婚をしていたのだ。
 プレイボーイで慣らした大富豪が身を固めようとした時、A国とB国に、それぞれ
気に入った女性がいた。一人に決めるどころか、どちらも失いたくないと思った大富
豪は、両国の法律の網の目を抜け、こっそりとそれぞれの女性相手に挙式し、籍を入
れた。
 大富豪なら愛人を囲うぐらいドウという事はなさそうだが、なにせこの二人は焼き
餅がひどい。もし余所に愛人が居ると知れたらタダでは済まないのだ。そこで大富豪
は二人をそれと気づかせぬように、正常な夫婦生活を演出する事にした。
 丁度国境線上に建つその豪邸には家の中央に境界を示す「壁」があり、両国に出入
り自由の大富豪だけが「秘密の通路」を通って行き来している。そしてそのA国側の
建物にはA国妻を住まわせ、B国側にはB国妻を住まわせ、国境を越えられない二人
が顔をあわさないのを良い事に、本人一人がこまめに両サイドを行き来して、二人は
片時も離れずに暮らしていると見せかけているのだった。
 そのためにわざと部屋数を増やし、事務所や書斎も山ほど作り、道に迷うほどの複
雑で長い廊下の豪邸を作り上げた。
 少し難しかったのは仕事で出掛ける時だったが、それも国境線上にジグザクのアプ
ローチを作り、両側の妻に手を振りながら出勤する姿を見せる事で乗り切った。嫉妬
心以外は至って純朴な妻たちは、事の真相にも気づかず、三人の家庭はひとまず平和
の内に保たれていた。
 しかしある日、A国の妻がこんな事を言いだした。
「あなた…外国のパーティに出席なさる時…一度私も連れていって下さいな」
 国内の小さな宴席には同伴で行くが、外国には無論連れて行った事はない。彼ぐら
いの大物が招待される席となると、新聞やテレビに映し出される可能性が高い。その
時、どちらか一方を連れて行ったとしたら…考えただけでも恐ろしい。
 大富豪は動揺を押さえて、こう答えた。
「パーティも仕事の一環だ。妻子は連れて行かないというのが私の主義なのだよ」
「お古いですわねぇ。でも世界的には夫婦同伴が普通でしょう?特に来週、晩餐会が
催されるB国は夫婦同伴がマナーですわ。もしまたお一人で参加されるようなら、古
臭い人間だって思われてしまいまいわよ」
「それはそうだが…」
 大富豪はそっと冷や汗を拭いた。確かにB国はそういう点にうるさい。しかも断れ
ない大事なパーティでもある。
「マスコミにカネを掴ませて…」
 新聞、テレビにさえ出なければゴマかしおおせるような気もした。
「よし、君も来なさい。最上のドレスを用意したまえ」
 喜ぶ妻を横目に見ながら大富豪の冷や汗は一応おさまった。
 かくして運命の日−−各国首脳から皇族まで一堂に会する大晩餐会に、大富豪は夫
人を伴って現れた。マスコミにはカネを掴ませて写真、映像を流さぬように仕向けた。
−−−妻が極端な恥ずかしがりなもので−−−とか何とか言いながら。
「よぉ、珍しいね、お揃いで」
 冷やかしたのは「訳を知る」悪友だ。これは武士の情けで他言する心配は無い。
 パーティも滞りなく終わり、ホッとして大富豪が帰ろうとして妻を探すと、会場の
隅でキョロキョロと人探しをしている。
「おーい、私はここだよ」
 大富豪のほうを振り返りながら、妻が笑顔で言った。
「いえ、今日は私のペンフレンドを探しているんですかのよ。今日ここでお会いする
約束なの」
「ほぉ。でもここへ招待されているのはかなりの大物だけだよ。そんな友人がいたと
は知らなかったな」
「いえ、私もお家柄はよく知らないんですの。ほら、先日ウチの洗濯物が国境の塀を
越えて飛んで行ったでしょう。それを拾って国債郵便でで送って下さった方がいるの
よ。そのご婦人と手紙のやり取りをしている内に気が合ってしまって。向こうが驚か
ないように私があんたの妻だという事はまだ伏せてあるんだけど、その方もかなりの
お家柄のようですわよ。何と言ってもご主人の名前を出せばすぐこのパーティに参加
できるようなお家柄らしいのよ。…あ、お見えになったわ。あのご婦人よ。写真の方
だわ。初めまして…」
                  (完)

2001年09月17日18時32分05秒投稿

S.S☆「ペットを救え」☆     あや太郎

「やりきれんなぁ…」
 高名な生物学者であるM博士がタメ息をついた。
「どうなさったんですか、先生」
 女性研究員が心配げに訊く。
「世の中には野良犬や野良猫が何と多いことか。またそれを拾い集めて面倒を見よう
という奇特な人が居ても、やがては資金難やら人手不足で挫折してしまう。割りを食
うのは結局捨てられたペットたちだ。悲しい光景だねぇ」
「ほんとですわ。最初はみんな可愛がるのに、いつの間にか飽きて捨ててしまうんで
すから、本当に人間って勝手ですよね」
「実際、みんな最初は可愛がるんだ。それがどうして見捨てる事になるのかねぇ?」
「住宅事情なんかもあるんでしょうけど、一番大きな理由は…やはり大きくなるから
かも知れませんねぇ」
「なるほど、可愛らしい子犬や子猫の間はちやほやするが、大人になると愛情が薄れ
るか…。よし、それならペットを捨てないようにさせる手が有るぞ」
「どうなさるんです、博士?」
 それから寝る間も惜しんで博士は研究に没頭した。
 そしてある日マスコミを通じ、博士はその研究成果を世に問うた。
「皆さん−−これが成長抑制ペットフードです。これを食べさせている間は子犬も子
猫も成長しません。つまり大きくならないのです。無論、健康に悪影響はなく、与え
るのを止めれば、すぐまた本来の成長を開始します。倫理的な問題はありましょう。
しかし惨めな捨て犬、捨て猫を出さないためにも、敢えて私はこのペットフードを世
に問います。繰り返しますが、このペットフードは人畜無害です。何の副作用もあり
ません。捨てられ死んでゆくペットが一匹でも減るよう祈りを込めて、これをお送り
します…」
 世間の反響は爆発的なものとなり、ペットフードは飛ぶように売れた。
 しかし何年たっても、捨てられるペットは減らなかった。いや、その前に、子犬や
子猫の割合も目につくほど増えてはいなかった。
ではペットフードが効かなかったのかと言えば、そういう苦情もほとんど寄せられて
いない。それどころか売れ行きはジリジリと増え、大量に輸出も始まっていた。
「一体どうなっているんだ、これは。
 戸惑う博士に、女性研究員が少し気恥ずかしそうに言った。
「博士−−あのペットフードはちゃんと世間の役に立っているんですのよ」
「それはどういう事だね。一体どんな役に…」
「ほら、あの親子…」
 見ると、子供の手を引いた母親が、若々しい出で立ちで歩いてゆく。
「まさか、世の女性たちが…」
 人畜無害とは言え、まさかペットフードがそんな目的で使用されようとは…。そう
言えば、この助手も歳のわりに若く見えた。
「母親だけじゃないんですよ、先生」
 助手の一言に、博士は子供のほうを見返った。そう言うと、あの子供は数年前も…。
「むしろ、いつまでも大きくならない子供のほうが、母親の若々しさに貢献している
かも知れませんわね」
 博士は冷や汗をかきながら子供ばかりの未来社会を想像した。
                  (完)

2001年09月16日21時18分10秒投稿

今日は、亀虫ぷっぷです。

9月14日 御堂会館同朋会館 「ほんまち南光亭」

出し物

●「阿弥陀池」  桂 歌々志
●「向う付け」  桂 こごろう
●「べかこ」   桂 南光

  中 入

●「真柄のお秀」 水谷ミミ
●「つるつる」  桂 南光

「つるつる」は東の噺。
ずぅっと以前に先代文楽(やったと思う)のものを聴いたよぉな聴かんよぉな…聴い
たんですけどね…そんな程度の認識しかありません。

街中で贔屓の旦さんに声を掛けられた幇間繁八、なぜか嬉し気にお誘いを断ります。
訳を訊ねる旦さん、言い渋る繁八。
しかしそこは客と芸人の力関係。
ついに「これからは贔屓にせん。」の脅しに屈して話し出します。
実は、以前から同じ置き屋に住まいする売れっ子芸者小梅に恋い焦がれていた。
ある日二人きりになった折に思い切って打ち明けると、意外や意外色好い返事。
但し条件付きで…。
「今夜2時に私の部屋に忍んで来て欲しい。
 その時に例え飲んでいてもしっかりしてたら‘うん’と言おうやおまへんか。」
というのはこの繁八、幇間の癖に酒に溺れる傾向が有り、その所為でお座敷をしくじ
る事も一度や二度やありません。
そんな訳で今夜の大一番のため、酒の席へは行けまへん。
それやったら時間を切って中座したらええやないか。
それでよろしいんでしたらお供しまひょ。
二人は連れ立って料理屋〈大梅〉へ。
繁八は店の女将、仲居、板場から猫にまで愛想振りまきつつ御挨拶。
ここいらの南光さんの幇間振り、上手いですね。
座敷に上がると旦さんが
「今夜はお前と飲み比べや。湯呑み一杯につき1円の祝儀出そぉやないか。」
と持ちかけます。
元より嫌いな酒やなし、その上祝儀まで頂けるとあっては断る理由も無い。
必ず1時に退散の念押しをしてこれを受けます。
が、その場に侍る注ぎ役の芸者は旦さんと腹を合わせていて…。
そろそろ先行きに暗雲が見え隠れしますね。
はたして繁八の恋は成就するのでしょぉか?

オリジナルはアンハッピーエンドなんですが、南光さんはふたりを結び付けて
「一対の夫婦が出来ました。デンデーン」
落ちは有りません。
どぉもまだそこまで手ぇが廻らんかったみたいですな。
本人も気になってたよぉで、
「なんぞドッと笑えるええ落ち考えます。」
と一言。
‘つるつる’という演題は落ちから来てるのでこれも変わるでしょぉね。
ともあれ早い時期に完成品を聴きたいもんです。

プロ・アマを問わず講釈師は笑いを取るのが下手ですな。
芸の性質故か、妙に古臭いパターンを重めの口調で堂々としっかり語ったりします。
ミミさんの強味は他の同業?に比べてそれが上手い事。
本編以外はラジオと同じ軽薄…いやいや…軽率…やなしに…軽快な調子。
自分の母親から末広まき子まで、結構笑えました。
で、肝心の講談はと言うと…これがなかなか…なかなかごもっとも…ええんですわ。
息切れせず、笑い処をきっちり押さえて客をだれさせる事も無かった。
声も良し…声も良くて…えー…声は良し。
あぁそぉそぉ、着物も良かったです。

2001年09月16日19時10分52秒投稿

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