
過去のドンドコ掲示板
2001年08月01日〜15日
元姫路市民です。
8月12日大阪ドームで開催された、大阪近鉄対西武戦を見にいきました。
席は三塁側Aシート。3800円もするだけあって、中村ノリなど選手が間近で見られ、席も広々しててとてもいい感じです。狭い、角度が急な外野席とは全然違います。
もう100試合も過ぎてますが半分以上のお客さんは、大阪ドームがジェット風船OKというのを知らなかったんでしょうな。内野からほとんど風船は上がりませんでした。西武のラッキー7では内野席にいた少年野球の子供達はワンアウトから上げてました。
安心したのは赤いタオル応援があまり浸透してないことです。48000人のタオル応援を想像したら異様と思うのは僕だけでしょうか。
8月24、25、26日に中村紀洋バブルヘッドが20000個配られるとのこと。イチローは一日だけやったから徹夜組ができたんであって、3日で計60000個も配ったら値打ちないと思います。ナイトスクープのうちわのように帰り道に捨てられてないことを祈ります。
2001年08月15日20時37分31秒投稿
『パールハーバー・真珠湾を忘れない・』 ヘーパイ
−終戦記念日特別版ー
滑走路脇に放置されたジープを援護物にして、うずくまっていたオレ
とダニーは、格納庫に向けて走ろうと、滑走路に飛び出した。
地響きと衝撃波、そして耐えがたい熱風がオレとダニーの全身を襲った。
1941年12月7日早暁、日本軍はアメリカに奇襲攻撃を仕掛けた。
それも選りによって、オレと親友のダニーがアメリカ陸軍パイロットとして
赴任している、ここハワイ・オアフ島のパールハーバーにだ。
常夏の楽園の上空は、“日の丸”の国籍認識マークを両翼に付けた軍用
機で覆い尽くされていた。
奴らの落とす爆弾は、港に停泊しているオレ達の艦船を的確に破壊して
いった。ある戦艦は炎に包まれていた。ある戦艦は上甲板に開けられた
大穴からモクモクと黒煙を吐き出していた。もはや船首の一部を除いて
その船体の殆どを海中に没してしまった戦艦もあった。
「ひどい!」人的被害も甚大であろう。空爆の犠牲者は千人、二千人では
収まるまい。
爆撃を終えた日本軍機が帰投の際の手土産に、とばかりに基地の
滑走路に駐機している米軍機に機銃掃射を浴びせて行った。
日本軍機の放つ、凄まじい威力の銃弾が命中した米軍機の機体は
その場で挫け、折れ曲がり、炎上した。
滑走路にはバケツが納まりそうな大穴がうがたれた。
「ジャップめ!一体どんな弾を打ち込んでやがるんだ。」
オレ達米軍の戦闘機に主に搭載されている、12.7ミリ口径の機銃弾は、
これほど劇的な破壊力は持ち合わせていない。
機体や地面に弾が当ったところで、せいぜいそこに穴を開ける程度だ。
ところが日本軍機の銃弾は、まるで砲撃なみの威力を見せるのだ。
驚きはそれだけでは無い。そもそも今オレ達を襲っている、あの飛行機は
何なのだ。見るからにスマートで運動性能にすぐれ、それが軽快に飛び回
っては、オレ達に致命的な打撃を与えて行く。
東洋の小国である“ニッポン”とやらにこれほど高性能な戦闘機の開発が
可能であろう筈が無い。
そうか、ドイツだ。今オレ達を襲っているのは、ドイツ製の戦闘機に違いない、
ジャップめ同盟国のドイツから大量に新兵器を買い込みやがったんだ。
機銃掃射の雨をかいくぐり、オレとダニーは格納庫に飛び込んだ。
そこには、給弾給油整備を終えた、即発進可能なカーチスP−40‘ウォー
ホーク’が数機、オリーブグリーンの機体を輝かせて並んでいた。
選り好みの暇などなかった。オレは手近な機体に取り付くと、整備兵を
どやしつけてエンジンのスタートを手伝わせた。
力強いエンジンの始動と同時に、オレは機首を翻して穴ぼこだらけの滑走路
へとP−40‘ウォーホーク’を駆り立てた。
無茶だった、無謀極まりなかった。玉砕覚悟の無防備な離陸であった。
だがオレの身内で煮えたぎるアドレナリンと、目の前で展開する凄惨な光景
に対する憤怒が、オレの理性を押さえ込んだ。
疾走するP-40‘ウォーホ−ク’は、一気に滑走路を駆け抜けると地面を蹴る
様にして天を目指して駆け上った。
僥倖と言えただろう、オレのP-40は日本軍機に見咎められる事無く離陸し
て、ウソの様な藍色に染まった空に向けて、直線的な上昇を続けた。
「きっとダニーもオレと同じ様に無事に飛び立てただろう」
そんなセリフを胸の中で呟くオレの鋭い眼が、一機の日本機の影を捉えた。
あの恐るべき破壊力の戦闘機だ、しかしどうやらこちらの登場に気付いて
いないらしい。
オレのP−40はいとも簡単にその日本機の背後に回り込んだ。
たちまち彼我の距離は400m程に詰まった。
もう少し距離を詰めてから発砲しよう、200m、100m、さらに大きく距離を
縮めた「よしっ、今だ!喰らいやがれ、ジャップめ」
オレは、操縦桿の上端にある機銃発射用のトリッガーに指を掛けた、そして
その指に力を込めようとした刹那、日本機の操縦席の風防ガラスが降り注ぐ
太陽の光を反射して“キラリッ”と光った。
次の瞬間、日本機は一気に機首を持ち上げ、凄まじい勢いで急上昇に入った。
P−40の計器版上端に取り付けられた照準器から、敵機影が逃げた。
「ちっ、気付かれたか!だが逃がすもんか」オレは、操縦桿を手元いっぱいに
引き付け、P−40の機首を引き起こすと、肉体を責めさいなむ圧倒的なGに耐
えて敵機の尻にすがり付いた。
すると次に日本機は、上昇しつつ右へ4分の1機体を反転させた、これで敵は
オレの右下方へと一気に旋回していった。
オレも負けじと、右フットバーを踏み込み、操縦桿を右へいっぱい倒した。
だが、オレの‘ウォーホーク’は日本機に全くついて行けなかった。
旋回性能が全然違っているのだ、その回転半径の差で敵はオレの旋回半径
の内側へ内側へと、グングン切れ込んで行くのだった。
「ワーオ!なんて小回りが利くんだい。まるでクウォーター、25セントコインの
上でターンを決めるバレーダンサーだ、しかもすこぶる優雅な!」
と、敵機に見とれていたオレは我に帰った。
「しまった、深追いし過ぎた!」機を水平にして逃げにかかったが時すでに遅し、
敵はオレの背後に影の様にピタリとへばり付いていた。
形勢逆転、やられるあの恐ろしい威力の銃弾に撃たれる、オレは歯噛みした。
それと同時に敵機の両主翼の付け根近くにある銃口がフラッシュの様に
瞬き、紅い炎が、短く舌なめずりをするのをオレは見た。
オレは死ぬ筈だった、カーチスP−40‘ウォーホーク’と共に砕け散って。
:だが生き残ったオレは、この後知る事が出来た。オレが戦った戦闘機は、
ドイツ製なんかで無く、純日本国産の“三菱(A6M3)零式艦上戦闘機”
であり、我々のあいだでは“ゼロ”と呼ぶ事になる戦闘機であると。
そして、あの恐ろしい威力の機銃は世界に先駆けて採用した、20ミリと
云う馬鹿でかい口径の機関砲で、火薬入りの炸裂弾だったそうだ。
撃たれた!そう思った瞬間オレは、身を硬くして衝撃を待った。
だが、何時までたってもなにも起こらなかった。
逆に辺りが静まり返って居る事に気付いたオレは、外に視線を巡らせたんだ。
驚いたネ、全部静止してるんだ。空中に居る日本機の大群も、沈み掛けてた
港の艦船も。キョロキョロしてるのは、機上の、船上の、地上の人様だけさ。
もっと驚いたのは真上を見上げた時さ。そこには島を覆い尽くすほどのデカさ
の金属製の傘みたいな物体が、不思議な色の光を放って浮かんでいたんだ。
その時、息を飲んでるオレの耳に、無線機から何かのメッセージらしき声が
聞こえたんだ。
コノ惑星ハ、ワレワレガ一時的ニ制圧シタ。
兵ニ告グ!全人類ニ告グ!モウ戦ッテハイケナイ。
互イヲ傷付ケテハイケナイ、命ヲ奪ッテハイケナイ。
キミ達ハ速ヤカニ武器、兵器ヲ放棄シ、平和ノ世界ヲ築カネバナラヌ。
コレハ、オ願イヤ、指導、勧告デハ無イ!
宇宙最高裁ニヨル、法的拘束力ヲ持ツ、命令ダ!
・・・ガァー・・・・・・・・ピィー・・・・・・・キュルルゥゥー・・・・・・・
デ、アルカラ命令ニ従ワナイ人々ハ、
「飲み終わったヤクルトの容器を二つ用意して、一つに半分位砂を入れて、
その口ともう一つの空の容器の口とを合わせてセロテープでくっつけてね。
あとはリズムに合わせて上下に振れば、ゴキゲンなマラカスの出来上がり」ダ!
どうだいこの訳の解らないメッセージのお陰で、オレは命拾い。
そして以後人類は平和に暮らしてるって寸法さ。
−しまいー
2001年08月15日15時09分26秒投稿
バイリンガル細川玉代です。
《イタリア風に》
ムッチャ ムーチャ アツイデイカンワ モウショモウショ ペペロンチーノ
《ノルウエー風に》
アツイネン バテテルネン ホンマヤネン
《ロシア風に》
ゴルバチョフ アツイデヤンスキー キャビアクイテェー
《ドイツ風に》
ザンショブルグ ベリベリニッヒ ネラレヘン
《フランス風に》
ウィ ネグルシィ アランドタンバタン マキシム
《アメリカ風に》
ヘイ ハロー MR上岡 ゴーホーム イェーイ アツアツアツゥー
《アゼルバイジャン風に》
???・・・?・?・・
ごめんなさい、ネタが浮かびませんでした。
2001年08月15日13時59分05秒投稿
S.S☆「上手の手から…」☆ あや太郎
ビルの屋上で人が殺された。階下にある建築会社の社長だった。
容疑者が浮かび上がった。その会社で働く社長の弟だった。長年現場で働かされて
来たのに、まだ下っぱ管理職なのを恨んでいたらしい。しかし彼にはアリバイがあった。
「殺されたのは、社長が習慣的に屋上で息抜きする午後三時から死体が発見される三
時半までの間。凶器はナイフのような刃物でまだ未発見。裏手のドブ川に捨てられた
のではないかと見られます。そしてその時刻に疑わしい弟は一階の事務所で同僚と電
話番をしていました。一番忙しい時間帯らしいです」
若い刑事が報告した。
「ふむ−−−社長が三時に屋上へ上がる事はみんな知ってる訳だな。その前後に、弟
は一歩も事務室を出なかったのか?」
ベテラン刑事が確認した。
「いえ、厳密に言うと、一度トイレに立っているようです。それも三時を少し過ぎた
辺りに。但し一分丁度で戻って来たそうです」
「一分丁度?なぜそんなにきっちり分かるんだ?」
「本人が同僚たちに宣言してからトイレへ言ったというんですよ。忙しい時間帯だか
ら、ぐずぐずしていられない。若い社員に手本を示すためにも一分以内で済ますっ
て。実際に一分ジャストくらいで、ファスナーを上げながら事務室へ戻ってきたそう
です。息を切らせながらね」
「猛烈社員だな。ところで一階から屋上まで上がるのにどれくらい掛かる?」
「ここはエレベーターも無い古いビルで、階段を駆け上がっても最上階の六階まで一
分以上は掛かるでしょうね。そこから非常階段を使いますから、二分近くにはなりま
す。かなりの健脚でもね」
「ふむ、それでは駆け上がって犯行を犯して戻ってくるのは不可能か。それにしても
〔一分〕と宣言したのが気に入らんなぁ。いかにもアリバイ作りの匂いがする」
二人は建物を外から見直す事にした。
一階の事務室からすぐの所にトイレがあり、その先に裏口があって外に出られる。
ドブ川の臭いがプンと鼻をついた。そしてすぐ横の壁に妙な物があった。それは地上
から屋上まで届いている一本の梯子だった。鉄パイプの簡素な物だが、一本道で屋上
までつなかっているではないか。
「はい、一応非常用ですけど、鳶職の若手が練習するのに使ったり…」
「なるほど」
何かピンと来た刑事が鑑識課を呼んだあと、また容疑者の弟の前に現れた。
「あなたなら三十秒で登れると聞いたんだけどねぇ、あの梯子」
「そりゃ、若い頃なら何とか…。しかしトイレに行ってたんですよ、僕は」
弟は頑強に否定した。
「トイレに行ったフリして…梯子を登ったりして」
若い刑事が突っ込む。
「いい加減にして下さいよ。僕が梯子を登る所を見た目撃者でもいるんですか」
「梯子段の鉄パイプに、血液反応があったんですよ。ちょっと調べさせて貰えますか」
「ところでちょっとハンカチを見せて貰えませんか?」
突然、鑑識課員が弟のズボンの、何と【前の辺り】を調べ始めた。
「な、何をするんですか?」
「−−血液反応と、僅かですが血痕が付着してます」
「ふむ−−被害者のものでしょうな。何故これが付いたのか…?」
「こ、これはたぶん、三時半ごろに、事件を聞いて屋上へ駆けつけた時に、兄の身体
に触れて…手に付いたんじゃないかな」
「でも、手には付いて無いようですね」
「すぐトイレで洗いましたから。あ、そうだ、その時、小用を足したから、その時付
いたんでしょう」
「ほぉ−−血が付いた手を洗う前に用足しをねぇ…。しかも三十分ほど前にも用足し
をしたっていうのに?」
弟にはもう弁解の言葉が無かった。
「どこで分かったんですか?ここに血痕がある事を」
「三時にトイレに行って帰って来た時、ファスナーを上げてたって聞いてね」
梯子の血痕の延長という訳だ。
「一分では手袋を着脱する暇も無かった。ちくしょう…ファスナーを上げる真似なん
かするんじゃなかった」
「土台一分間では無理だったんだな。ちゃんと用足しをするにはね」
(完)
2001年08月15日12時08分01秒投稿
たかさごの穴子
私も「こんちはコンちゃん」を水曜日と木曜日によく聴くのですが、確かに暑苦しい
!夏は聞きたくないのである!でも他に聴くものが無いので…。あのコンちゃんこと
近藤さんは力を抜いて喋るということが出来ないのだろうか?世界一強い喉の持ち主
なのだろうか?などと額に浮かぶ汗を吹きつつ聞いております(そないまでせんでも
エエんやけど…)。
先日、前の番組とのブリッジトークの時に、和泉修に「コンちゃんの話は山ばっかり
!だから、いつ聞いても最高潮のところかと思って、聞き入ってしまう」というよう
な意味のことを言われていた。ほめ言葉のように言ってたけど、「身内にも思われて
るんやな…暑苦しいって」と思ってしまったのは私だけでしょうか?
いつもは某ABCを聞いているのですが…高校野球やし。
ああ…いつから高校野球に対して熱が冷めてしまったのであらう…。
出ている選手達の年齢を越えてしまった時はまだまだ熱かった。
出ている選手達が自分の息子ぐらいの年齢になったときかも?温度低下…。
2001年08月14日21時45分34秒投稿
S.S☆「日本中の人が…」☆ あや太郎
漫才師のショートは妻に家出されていた。
ショート・ピースというコンビ名で高座に上がり、そこそこ仕事はあるのだが、テ
レビの全国放送に出られないのを不満に思っていた妻はさっさと愛想を尽かし家出し
てしまったのだ。実家にも戻っていないので消息が掴めない。大いに未練のある
ショートとしては何とか捜し出したいのだが、一応人気商売で、しかもお笑いとなる
と、公になった場合イメージが悪い。結局知己を頼って細々と捜索するに留まっていた。
そんなある日、珍しく大きな仕事が来た。とあるイベントで司会役を務める事に
なったのだ。しかもたまたま全国ネットのテレビ中継もあるというではないか。
何とかこの機会を活かす手は無いか−−−当然ショートは考えた。と言っても無
論、テレビカメラに向かって直接彼女に呼びかける訳には行かない。カットされる
か、その後の仕事で干されるか、どっちにしても相方を巻き込むには忍びない。
ただ逃げた妻がこの放送を観て、連絡してくれるのを待つしかなさそうだった。
凡その事情を知っている相方も助けようがない。まさかめでたいイベントの司会
で、夫婦別れのネタもないだろう。複雑な胸中を隠して陽気に振る舞うほかなかった。
「いやぁ、たくさんのお客様ですねぇ」
ピース君が切りだした。
「本当ですねぇ。自慢じゃないですが、こんなに沢山のお客様の前で舞台に上がるの
は初めてです」
ショート君がボケる。
P「情けない事を言いなさんな。こんな華やかな所で喋れるなんて、
ホント幸せじゃないですか」
S「ホント、ホント−−何人ぐらい来てらっしゃるんでしょうねぇ」
P「一億二千万人ぐらいじゃないですか」
S「それじゃ、日本人のほとんど全部じゃないですか」
P「それぐらい沢山お越しになってるって事ですよ」
S「そうか…日本中の人が全部やって来たようなものか…」
そう呟いた途端、ショート君の脳裏に抑えきれない感慨が溢れた。彼はたまらず叫
んでいた−−
S「おーい、お前−−−手を振ってくれ〜…」
(完)
2001年08月14日21時45分34秒投稿
皆様今日はOTCは薬屋です
まあ、季節ですから、怖い話の特集をしていますわね。
怖い話は好きです。
信じなくとも、良くできた怖い話は興味深い。
ラジオの「こんちはコンちゃん」でも本日怖い話をしておりました。
どなたかが電話で体験談を話されていました。
話が終わって、「そうですか、それではお礼にコンちゃん時計を・・・」
怖い話が途端に値打ちの無い話になってしまった。
この間も、コンちゃんの番組のファンの女の人が電話に出て
感激しながら話していて、お礼にコンちゃん時計か図書カードやったかを
プレゼントの時、その女性、迷わずに図書カードを選びはったな。
あの感激した話が、途端に悲しい話になってしまいました。
それにしても暑苦しい放送である。
2001年08月14日16時17分13秒投稿
こんにちは会員番号245番です。
わたしも、こどものころ田舎のある人を、うらやましくおもいました。父も母も市
内。父の両親は、隣の家。母の両親は、車で20分。
ペーさんの両親は田舎がありまして、わたしも嫁としていっていますが色々しんど
いですね、子供にとってはいいかもしれませんが、お嫁さんにとっては大変ですね。
たいした財産もないのにわたしは、新宅の若嫁さんといわれています。ああしんど。
2001年08月13日23時26分03秒投稿
S.S☆「ギャンブラー」☆ あや太郎
カジノ「銀河」には文字通り星系全域から、多種多様な種族が集まりゲームに興じ
ていた。今しも、肩で風を切りながら入場して来たのは銀河系の雄と称されるスパル
タン人とハーキュレ星人だ。他の種族を凌駕する逞しい肉体を持ち、一度戦闘となれ
ば勇猛果敢で知られるこの両種族はまたギャンブルにかけても大いに好戦的であった。
「おい、ここで一番強いのは誰だい」
いきなりチャンピオンに挑戦だ。
「あいつだよ。あの隅っこの顔色の悪い奴」
六つの耳を花びらのように広げながら、マスターが指し示した。
「貧相な体つきをしてやがる。お前は何星人だ?」
「地球人だよ」
「あぁ、あの中途半端な星だな。これと言った名物もなくて、これと言った英雄もい
ない。平和主義かと思えばすぐカッとして戦争だ。ところが戦うとこれがまた弱い。
良いところと言えば何度も滅びそうになりながらまだ細々と生き延びてる事ぐらいか」
「言いたい放題だねぇ。まぁ確かにお前さんたちみたいに派手で勇壮な種族じゃない
から、自慢する所も無いけどさ」
カードを配りながら地球人は苦笑した。
「俺は地球に駐留した事があるんだが、あそこのやり方は良くないな。何かというと
〔保護、保護〕だ。動物が絶滅しそうになると保護、自然環境が悪くなると保護…弱
い人間が困ってると保護、商売が左前になるとまた保護−−−あれじゃ生存競争とか
自然淘汰というのが無くなって、みんなひ弱くなっちまう。だからお宅らみたいな裏
なりのキュウリばかり出来ちまうのさ!」
口調とは裏腹にゲームに負けたハーキュレ星人はカードをテーブルに叩きつけた。
「全くだ。俺たちの星なら弱い者はどんどん死んで行く。強い者だけが生き残るから
逞しいもんだ。ケンタウルスの戦じゃ、正に体力差が決め手だったな。宇宙時代とは
言ってもやっぱり最後は体力だよ。逞しさだよ。やっぱり保護ばっかりしてちゃ駄目
さ。同情したりされたりで女々しい人間ばかり増えて−−えいくそ、また負けた!忌
ま忌ましい奴だ…」
ぶつぶつ言いながら席を立つと、勇猛な戦士たちは空っぽになった財布を投げ捨て
ながら立ち去って行った。
「よお、地球人さんよ。相変わらず強いねぇ。見かけによらないってのはあんたの事
だ。何か勝つコツがあるのかい?」
四つの目をクルクル回しながらマスターが訊いた。
「いや、ただ悪運が強いだけだよ。種や仕掛けなんか無いさ」
「それにしても強いよ。負けそうでも負けないもんなぁ。地球人はひ弱いって言われ
てたのに、勝負事だけは別なのかねぇ」
地球人ギャンブラーはいつもの苦笑を浮かべながら静かに答えた。
「確かに地球人は、保護や助け合いばかり増えて、ひ弱くなっちまった。でも保護を
受けるには、一種の運と偶然が要るんじゃないかな。だから強い身体や精神の遺伝子
の代わりに、強い運勢の遺伝子を受け継いでるんだろう」
「なるほど、保護や救いの手を受けられるのも運の内か…」
案外、地球人はしぶとく生き残る種族かも知れないとマスターは三つある顎で頷い
た。 カジノの隅でギャンブラーが一杯やっていると、同業者が話しかけて来た。
「あんたとは長い付き合いだけど、地球人だとは知らなかったよ」
「ふん−−あれはウソさ。地球人のフリをしてるんだよ」
「へぇ…。何でそんなウソをつくんだ?」
「負けた恨みが地球人に行くようにさ。それにそういう評判を作っておけば相手がビ
ビって勝負がやりやすいしな」
「なるほど。地球人も良いツラの皮だな。じゃあ、あばよ−−」
酒を運んで来たマスターが五本の手でトレイを置きながら又訊いた。
「何だ…あんた地球人じゃなかったのか」
「いや−−−本当は地球人さ」
「へぇ…。じゃあ何でまたウソをついたんだい?」
「カッコ悪いじゃないか−−−運が強いだけが取り柄だなんてさ」
(完)
2001年08月13日19時04分32秒投稿
S.S☆「二人一組」☆ あや太郎
山奥の荒れ寺に夜な夜な化け物が出て、人を化かすという。
これがまた見事に人間に化けて、寺に泊まった人間をたぶらかすらしい。
噂を聞いた地元の郷士の息子らが化け物退治に立ち上がった。
息子らは八人兄弟で、それぞれ武芸に通じ、腕の立つ者ばかりである。
「二郎、三郎、四郎、五郎、六郎、七郎、八郎−−−みな油断をするな。化け物はこ
こに泊まった人間の誰かに化け、その人間の振りをして皆をひどい目に遭わすそう
じゃ。わしらも絶対騙されぬよう、今夜は一晩中、二人一組となって行動する。もし
誰とも組んでいない者がいたら、それが化け物じゃ。それでは三郎と四郎、五郎と六
郎…という風に手を握り合い何があっても離れぬようにしろ」
長男がそう檄を飛ばしながら、寺の本堂の四隅に名前を書いた貼り紙をする。
−−−三郎と四郎、五郎と六郎、七郎と八郎、そして一番の暗がりになる北の隅に
は、一郎と二郎の名前が書かれてあった。
夜が更けて来る。みな眠気を催し、こくりこくりし始めた。しかし手を組んでいる
どちらか一方は必ず目を剥き、何か怪しい事でも起きぬかと見張っている。疲れると
交代して、仮眠するという寸法だ。
ゴーンと丑三つ時の鐘が鳴った。それを聞いて長男が言った。
「おかしい…。ここの寺の鐘はだいぶん前から無くなってるから撞けないはずだ」
「でも一郎兄さん−−どこか遠くの寺で撞いてるんじゃないんですか?」
「いや、あんなにハッキリと聞こえるほど、この近辺に寺は無い。怪しい−−化け物
が暴れ出す前兆かな」
居眠りしかけていた兄弟全員もガバッと跳ね起き、広い本堂の中を見回した。
「おっ、天井に白い影が…!」
言われて見上げると、灯の届かない天井の梁のあたりに白い物がモヤモヤと漂い始
めた。「人魂だ。いや、幽霊か?」
「一郎兄さん、どうしましょう?」
若い弟たちは震え上がっている。
「落ちつけ。このままでは取り憑かれて命に関わる。よし、替え玉を作ろう。みな着
物を脱げ」
一同、言われるままに褌一丁となり、着物を枕や布団にかぶせて、人の姿に見せかけ
た。「明かりを消せ!」
すると白いモヤモヤは人と見間違えたか、脱いだ着物の回りにまとわりついている。
「危ない所だった。ややっ…」
寺の本堂を抜け出した八人の前に、またしても怪しげな影が現れた。闇の中にボン
ヤリと大きな顔が浮かんでいる。
「話に聞いた事がある。あれは金ん坊という化け物だ」
「一郎兄者−−−カナンボウって何ですか?」
「金気の物に取り憑く妖怪じゃ。そうだ、刀や槍を持っていると危ない。みな持ち物
を池の中に捨てよ」
兄弟たちは大慌てで、刀剣類一切を池の中に放り込んだ。大きな黄色い顔の化け物
は池の水面をしげしげと覗き込んでいたが、やがて揺れるように消えた。
「危なかった。おおっ、またしても…」
今度は、竹藪の中から細長い刃物のような影が突き出していた。
「あれは、妖怪カミソリじゃ」
「カミソリ?何をする化け物です?」
「人の髪の毛を剃って、ツルツル坊主にしてしまわんと気が済まんという妖怪じゃ」
「そりゃ困る。髷(マゲ)は武士の命−−−どうしましょう、一郎兄さん?」
「髪を全部剃られては、それこそ面目丸潰れじゃ。ここは恰好悪いが、ひとまず元結
いを解いてザンバラ髪にしてごまかそう
兄の言う通り、兄弟全員、髷をほどき、散々の有り様で命からがら家まで逃げ帰っ
た。「とても人には見せられんなぁ…」
お互いの情けない恰好を見合いながら、やがて彼らは異変に気づいた。
「一郎兄さんが居ない…」
「さては化け物に食われたか!」
弟たちがオイオイと泣いていると、何と家の中からその長男が現れて、驚いた顔で
言った。
「おまえら、何を泣いてるんだ?それに、一体何だ、その恰好は?」
「あっ−−【太郎】兄さん…」
そうだった。長男の名前は一郎ではなく太郎だったのだ。
一同が寺へ戻ってみると、本堂の中には成るほど蝋燭の煙がモヤモヤと漂っている。
池には大きな「満月」が写っているし、竹藪からは茶店の屋号を書いた「幟(ノボ
リ)」が突き出していた。
「最初っから騙されていたのか−−口惜しい〜!」
「口惜しいのはワシのほうだ。名前が違っているのに、見間違えられるだなんて…」
騙された悔しさと、自分の影の薄さに嘆きながら、兄弟たちはトボトボ家へと帰っ
て行った。
(完)
2001年08月12日21時48分46秒投稿
今日は、亀虫ぷっぷです。
8月8日 太融寺 「桂 米ニ 不定期落語会」
出し物
●「動物園」 笑福亭 たま
●「饅頭こわい」 桂 米ニ
●「向う付け」 桂 こごろう
●「千両みかん」 桂 米ニ
「千両みかん」は好きなネタのひとつ。
人のええ番頭が忠義故に味わう雇われ者の悲哀が何とも言えませんな。
笑いがとれんかったら悲惨な話で終わります。
その辺り演者の力量が問われる処ですな。
米ニさんは率も大過も無くこなしてました。
堅実やけども弾ける事が無い。
その分まだ底が割れて無い気もするんですな。
聴き続けてたらどっかでゴロッと違うもんが観れそぉな…期待しましょぉ。
こごろうさんの「向う付け」。
‘にん’に合ぉてるのか、本人も嬉しそぉに演じてます。
まぁこの人はいつも嬉しそぉなんですけどね。
語り口にも独特なもんが出来かけてるよぉな…。
取り敢えずは御陽気で結構です。
「動物園」の園長の名前は演者・一門によって違いますな。
たまさんは笑福亭伝統の‘竹内つぁん’でやりはりました。
落ちもオーソドックスに
「儂も3万円で雇われた口や。」
米朝一門は
「園長の○○です。」
この落ちは勢朝さんの考案やそぉですな。
そぉ言えば彼の名前を聞きませんな。
どぉしてはるんでしょぉね。
連日の酷暑で客もお疲れ気味なのか、広間のぐるりにへっぱり付いてました。
最前列と合わせてこんな形を落語会のドーナツ化現象というそぉです。
早い話、入りがもぉひとつという事なんですけどね。
まぁ年中こんなもんなんで、けっして夏の所為やありません。
米ニさんの
「気楽に寝転んでお聴きいただけたら…。」
が強ちギャグにならんとこが辛いですなぁ。
2001年08月12日15時49分30秒投稿
毎度、丸浜です。
毎年、この時期になると話題になってる「民族大移動」
私は子供の頃から縁が無い。
祖母は2つ向こうの村から、母は隣村から嫁に来たので簡単に日帰り「可」
亭主は大阪、実家はどっちも車で5〜20分の所。
これも簡単に日帰り「可」
娘も岸和田の人と結婚、我が家まで車で40分、、これまた日帰り「可」
「民族大移動」に参加したい気もせん事なかったが、、この年になったら
みんな近場で良かった、、って思ったりしてる。
2001年08月11日13時52分46秒投稿
替え歌綴り・・・ あや太郎
わらべ歌「かごめ、かごめ」です・・・
♪辛め、辛め、
選挙の応援、とちって、
いついつ 謝る。
票開けの晩に、ツルッと候補者 滑った。
ところで 候補者、だーれ?
続いては「サッちゃん」です・・・
♪真紀ちゃんはね、応援に来たんだ、ほんとはね。
だけど キッツイから、候補者で 笑い取って、帰ってしもた。
可哀想に・・・落選。
♪サッチャーはね、「鉄の女」と 呼ばれてた。
だけど 真紀子ちゃんは、サッチャーなんか
超えちゃいそうな 勢いなのよ。
更迭の おんな。
ロスプリモス「ラヴ・ユー・東京」て゛す・・・
♪七光りの 虹が〜〜、消えるその前に、
前代未聞の悠長な シベリア旅行。
お馬鹿さんと 言われたって、
贅沢 好み。
豪遊〜、豪遊〜、
最後の豪遊〜。
(代書:穴子 ♪更迭の おんな♪が好きです。上手いなあ)
2001年08月11日13時44分30秒投稿
みなさんこんにちは 横山ママプリンです
重複投稿になりまして 申し訳ありませんでした当方の送信ミス勘違いでした
さて昨夜10日オンエアーのナイトスクープですが
なんとスーさんこと三國連太郎さんが顧問でした!
超特別扱いでみんなスタンディングでお迎えはいいのですが
西田局長が紹介の時「上岡さん」の名前を言おうとし、かんだんですが
言い直しはしませんでした??なんでやのんさびしいです(涙)
ということでスーさんはちゃんと上岡さんと言うてました
番組は見たことあると言いました.
興味はないとハッキリ言いましたが(おいおい)
それにしてもスーさん痩せてました
2001年08月11日07時27分45秒投稿
やっぱりドンキーです。
一年ほど前に近所の学生アパートのベランダに干されたドレスについて
ここに書き込みしました。(2000年9月27日投稿)
それからしばらくしてその類のドレスはベランダに干されることはなく、
もしかして、この掲示板を読んでいるのでは?と思っていました。
学生アパートなので卒業も考えられます。
でも部屋の様子は変りなく、故マッスル北村に似た住人はやはり上半身裸で
ベランダに出ています。
このベランダに久々に目を奪われるドレスが並びはじめました。
色は黒が多く灰色と地味なのですが、
鎧みたいなものがつきました。戦闘用に作られたドレスのようです。
頭物も西洋版兜といった感じです。
一緒にいた太郎が
「魔物が進化してきた。はやくここから脱出したほうがええな。」
いや!私は最後までみとどけたい。
2001年08月10日20時11分26秒投稿
S.S☆「知らぬが放っとけ」☆ あや太郎
「うるさい!また隣の部屋がうるさい。黙らせろ!」
老患者が看護婦にクレームを付けた。
「お友達がたくさん見舞いに来てるんですよ。若い人ばっかりだから賑やかで…」
「だから静かにするように言えと言ってるんだ。また血圧が上がって寿命が縮む」
「はいはい、分かりました。−−お隣さーん、少しお静かにね…」
しかし見舞い客が帰っても事態は落ちつかなかった。
「隣がうるさい。テレビの音がやかましいったらありゃせん」
「まぁ、騒々しい番組を観てること」
「また胃潰瘍になったらドウしてくれるんだ。何とかしてくれ」
いろいろな持病があるらしい。
「はいはい、音量を下げるように言って来ますわ」
看護婦が行って、音量が下がって、間もなく消灯時間となった。しかし−−
「今夜もまただ。ちゃんと注意してくれないと困るじゃないか」
なるほど、ラジオの音が漏れて聞こえる。
「若い子だから退屈でしょうがないんでしょうねぇ」
「みんなの迷惑になる。睡眠不足になったらまた不整脈が出てかなわん。ちゃんと
叱ってくれ」
看護婦がひそめた声で注意すると、ラジオの音は聞こえて来なくなった。その代わ
りにごそごそと起きて動きまわっている。ベッドの柵や点滴スタンドがぶつかるや
ら、戸棚を開け閉めする音がするやら−−
「夜中に大掃除をするな!ベッドに縛りつけてでも寝かせろ」
「じっと寝てると辛いから動くのよねぇ。まぁ何とか静めて来ますけど…」
まだしばらくガタゴトいっていたが、夜半になってようやく静まった。
「全く、気に入らんガキだ」
老人は隣室の患者に恨みを馳せながら眠りについた。
週末に一時帰宅したあとの週明け、年寄りの患者はまた病室に戻ってきた。
夜、寝ようとすると、またどこからかラジオの音が−−
「音を小さくするか、イヤホーンにしろと言っただろう。あの隣室の若い奴にちゃん
と言ってくれ!」
「いえ、あの若い患者さんは…亡くなったんですよ」
「何…わしが帰宅してる間に?そうか、それは知らなかった」
そう言えば、ラジオの音もいつの間にか消えた。他の患者のラジオから、たまたま
漏れて来た音だったのだろう。
「そうか−−あのやかましい奴も居なくなったか…」
まだ二十歳前だった。かなり難しい病らしかったが、あの年齢で人生の終わりを
悟った時にはどんな思いがしたことだろうか。
思い返すと、老人の息子も若いころに大病をした事があった。幸い命には別状な
かったが、それでも人生を棒に振るのではと、親としては気を揉んだものだ。
「あの子にも家族がいる訳だな」
諸行無常−−心に切ない感傷が走った。いろんな持病を抱えていても、取り合えず
この年まで生きてきた自分は幸せかもしれない。少なくとも子供を病で失う事はな
かった訳だし−−そう思うと、老人の感傷は一種甘酸っぱい感慨に変わった。そして
いつの間にか熟睡していた。
朝も爽やかに目覚めた。病院でこんなにぐっすり眠れたのは珍しい。例の隣の病室
ではまた賑やかな物音が鳴り響いている。新しい患者も若者らしい。多少やかましい
が、それだけ元気だということだ。結構な事である。自分の息子のように彼らも本復
して退院して欲しい。それが何よりの親孝行だ。隣室者の快癒を心から願いながら朝
食を取る。ムカついて食べづらかった筈のお粥が、なぜか今朝は旨かった。まるで体
内の病まで霧消しそうな爽快感だった。
検査に呼び出されて病室を出た時、ふと例の隣室を覗いて、老人はギョッとした。
「あの患者…こないだまで居た若者じゃないのか?おかしいなぁ…」
詰め所を通りかかると、昨日の看護婦が居たので訊いてみた。
「そうですよ。だいぶん元気になって、もうすぐ退院できそうですのよ」
「なんと…。じゃあ、なぜあの患者が死んだなんて言ったんだ?」
ムッとして聞くと、ベテラン看護婦が答えた。
「死んだと思ったら、気にならなくなったでしょ。そのほうがお互い気楽で良いじゃ
ないの。それにムカつきも無くなったみたいだし」
(完)
2001年08月10日17時23分29秒投稿
S.S☆「娘の仇」☆ あや太郎
あのレイプ殺人からもう三年が過ぎ去ったか−−−とA氏はタメ息をついていた。
殺したのは当時未成年だったB−−そして殺されたのはA氏の独り娘だった。
少年Bはその名すら遺族に知らされる事なく、家裁で取り調べを受け、少年院に送
られた。そして三年後の今日、出所する事となった。今、青年となったBが娑婆に一
歩を踏みだした時、その目の前に黒い車が一台停まった。屈強の男が数人、Bを無理
やり乗せると車はどこへともなく走り去った。
間もなく「B」の死体が発見された。彼が引き起こした暴行殺人の現場だった。
無残な状況の死骸だった。十字に組まれた木の柱に縛りつけられ、猿ぐつわを噛ま
され、そして血まみれの下半身には蜂の巣のように無数の穴が穿たれていた。
それは弾痕だった。それも殺傷能力の強い銃ではなく、エアライフルのような物ら
しかった。弾丸は時に身体に突き刺さり、時に跳ね返り、貫通する事なく次々と肉体
の内部に蓄積して行ったのだろう。それは一気に致命傷を与えず、じわじわと嬲り殺
すためのやり方に違いなかった。
重要参考人として当然のようにA氏が呼び出された。
「状況と動機から考えて、あんな事をするのはあなたしか考えられない。あれは三年
前に殺された娘さんのための復讐ですね?」
「いいえ−−−私は何もやってはいません」
「Aさん−−白ばっくれるのはヤメましょうよ。娘さんが亡くなったあの現場に、そ
の時の犯人のBの死体が転がってたんですよ。しかもこれ見よがしに急所の部分をズ
タズタにされてね。こんな事を他の誰がすると言うんですか!」
「確かに私には動機は有ります。また犯人を八つ裂きにしてやりたいという気持ちも
あります」
「そして…?」
「でも私には出来ません。したくても出来ません」
「あなたには良心と理性があるからですか?」
「いいえ−−−物理的に不可能だからです」
「アリバイなら、正直言って余り確かなものはありませんね」
「いや、それ以前に…私には娘を殺した男に仇討ちする事が無理なんです」
「それは、どういう意味です?」
「なぜなら、私は娘が殺された時…犯人の名前すら知らされてないんですよ」
「いや、それは…」
「誰か知らせてくれましたか?警察も家庭裁判所も…」
「しかし、それは調べれば大抵…」
「警察や裁判所は、秘密を漏らすんですか?」
「いや、また違うルートで調べる手も…」
「そのルートを特定してから、改めて取り調べて下さい」
その「裏の情報網」は結局解明されなかった。
これを契機に世間では、「仇討ち」は「やった者勝ち」という考えが常識となった。
その後、少年法が改正されたかどうか定かではない。
(完)
2001年08月09日21時08分38秒投稿
S.S☆「世間様」☆ あや太郎
吉田は小さな本屋を営む初老の男だった。
つい最近、天涯孤独になった。唯一の家族・独り娘の光子に先立たれたのだ。
自殺だった。まだ二十歳になったばかりと言うのに。原因は芸能週刊誌に書かれた
中傷記事だった。
歌が好きでアーチストを目指していた光子が出入りしていた芸能事務所があった。
そこの先輩タレントと深い仲になったというゴシップだ。CDデビューするために身
を任せたという解釈付きで二人がマンションから出てくる写真が掲載されていた。ど
このマンションかも明らかにならず、相手の男は無論否定し、気に病んだ光子は自殺
してしまった。
そのタレントと付き合っている事は吉田も薄々知っていた。それはそれで良いと
思っていた。本人の自由なのだ。しかしデビューの為ではなかったはずだ。その中傷
記事が腹立たしかった。光子を死に追いやったその記事が…。
それでも吉田は一方的に週刊誌を責める資格はないと自戒していた。自分の店でも
その種の本を扱い商売してきたのだ。しかし例の週刊誌を発行している××出版は一
応業界では大手である。それなりの良識は持っていよう。その関係者がどんな対応を
してくれるか…それだけを確かめておきたかった。
「もしもし−−編集部ですか。吉田と申しますが。あの記事の光子の父です−−」
−−−当社は取材と情報に絶対の自信を持って出版している−−−謝罪記事を載せ
る予定は無い−−あの記事でデマが広がって彼女が自殺に追い込まれたとしても、そ
れは当社の責任では無い−−噂やデマを拡げるのは世間であり、すべては世間の決め
る事だ−−−文句があれば名誉棄損で訴えてくれて結構−−−それが返事のすべて
だった。
吉田は何もコメントせずに電話を切った。ただ無意識のうちにスイッチを押してい
た録音装置だけが廻っていた。
−−−−−−−−−−
そのあと間もなく、東京神田の界隈で妙な噂が聞かれるようになった。
「××出版は経営危機らしい」
「○○銀行も貸し渋りしている」
「△△銀行はもう手を引いたそうだ」
そんな会話があちこちで囁かれ始めたのだ。
折しも週刊誌、コミック誌の売上が伸び悩み、経営陣の交代が噂されていた××出
版の株はジリジリと下がり、計画されていた新社屋建設への融資も実際に貸し渋る銀
行が出てついに中止となった。そして一時的な、僅かな額ではあったが、ついに不渡
りを出すに至った。
ここで××出版は思い切った行動に出た。何と一介の書店経営者を「名誉棄損」で
訴えたのだ。そして公判が始まった。
「先ずお伺いします−−」
検事が口火を切った。
「吉田光三さん−−−あなたは××出版に対し、並々ならぬ恨みと悪意を抱き、その
果てに各所で原告××出版に対する誹謗中傷を行い、当該社のイメージを著しく傷つ
けたと訴えられていますが、この事実に覚えはありますか?」
「いいえ。私は××出版に対し、意識的に悪い噂を流した事はありません」
「でも、業者仲間に経営不振の噂を流したり、人寄り場所で同様な話をしたり…それ
を聞いたという人はたくさんいるんですよ」
「それは、酒の上での話、あるいは単なる茶飲み話です。私が悪意を持ってそんな事
を言う筈がありません。私は××出版に対し、悪意を持っていないのですから」
「悪意を持っていない?それは妙ですね。確かあなたの娘さんは××出版の記事により…」
「オホン…」
原告側の代表がしかめっ面でカラ咳をすると、検事は慌てて言葉を切った。
しかし被告側はお構いなく核心に触れた。
「いいえ。××さんに責任はありません。そうハッキリ弁明されましたし、私も抗議
はしませんでした。証拠としてテープを提出します」
当時の電話でのやり取りを一通り聞いてバツの悪そうな原告側を尻目に被告は続け
た。「お聞きのように私はあの説明で納得したんです。何の文句も言っていない。だ
から私には××出版を誹謗中傷する理由がないんです。××さんを陥れようとする動
機が無いんです」
××出版の代表者が苦々しい顔で横を向いた。
「しかしあなたは一応老舗の本屋であり、それなりの影響力を持った方です。そんな
立場の人が一社の浮沈に関わるような噂を流したり広めたりするのは無責任だと思い
ませんか?」
「いえ−−噂やデマを拡げるのは…世間です。すべては世間様が決める事なんですか
ら」 公判のたびに、同じようなやり取りが続いた。
そのうちテレビの報道番組やワイドショーが食いついてきた。レポーターに追われ
る被告と原告−−しかしダメージが大きいのは言うまでもなく大手出版社のほうだった。
ある日、弁護士が吉田氏に駆け寄ってきた。
「原告がついに提訴を取り下げましたよ」
「そうですか」
感慨深げに元被告が頷いた。
「吉田さん−−ほんとは物足りないんじゃないですか?ここまで来たら××出版をと
ことん叩きたかっただろうし、マスコミ全体にも無責任な報道に対して警鐘を鳴らす
良いチャンスでしたよ」
「いやいや。小さな本屋の親父が、そんな大それた事できる訳ありませんよ」
「本当かなぁ…。心の底じゃ、あの出版社を潰してやりたいと思ってたんじゃないん
ですか?ほんとにあと一押しで潰せたかもしれないのに…」
「いや、あの会社を潰すかどうかは……世間様が決める事ですよ」
(完)
2001年08月08日17時17分40秒投稿
こんにちは、会員番号245番です。
嘘、があります。嘘つきは泥ボーのはじまりともいいます。
今うちの近所の、内科医院が、改築中です、80坪くらいのところに医院と、先生
の自宅が、ありました。むずかしい国立の医学部を、卒業した息子さんが、(といっ
ても40才をすぎてはります)あとをつぐので、わかせんせいの気に入るように医院
と、自宅を作り替えています。二世帯住宅にして、医院をオシャレにするようです。
4階建てになります。まあビルができるわけです。大変めだちます。近所の噂になっ
ています。
それがどないいしたんや、といわれますが。わかせんせいは、次男なんです。長男
さんは勿論いてはります、医者にならずに他の仕事をしてはります。長男さんのお嫁
さんは、うちの実家の近所の娘さんです、娘さんのおかあさんが、少し変わってはり
ます、皆に娘は医者と結婚したと、近所にいいまくっています。「医者の息子」の
「息子」をぬかしています。近所の人は、けったいな奥さんの娘さんのお婿さんが、
医院を建ててはると、おっもています。皆に、色々きかれています、すんでいる所は、
少しはなれていますが、同じ区です。みえっぱりの奥さんは、どないするんでしょう
か、まさか、もどってきて次男さんが、医院をつぐとは、思ってみなかったでしょう。
大学の教授になると、考えてたとおもいます。その奥さんは、70を過ぎています。
どないおもってるんでしょうか。なんでそんなこといったんでしょうか、よくわかり
ません。
わたしが、何故そんなことしっているのか、お医者さんがらみのネタは、旦那、弟
から情報が、はいってきます。
人間というのは、見栄を張ってしまう事、があるんでしょうね。
私は、年令、体重そのたなんでも、ホントの事をいいますね。だから嫌われる事も
あります。
2001年08月07日21時04分45秒投稿
「葉書的投稿」元ドンドコ掲示板〜勝手にランキング
7月発言件数〜
■■■■■■by 横山ママプリン
ペンネーム
発言数
---------------------------------------
あや太郎
*************************25
横山ママプリン
******6
会員番号245番
******6
丸浜
*****5
たかさごの穴子
****4
やっぱりドンキー
****4
下駄屋の喜六
***3
元姫路市民
***3
亀虫ぷっぷ
***3
某大正区民/ヘーパイ/OTCは薬屋
**2
淀川のへりくつ屋/わがままのりこ/きゅうす
/市川あや太郎/細川玉代
*1
-----------------------(敬称は略させてもらいました)------
そんなわけで吉例「掲示板発言件数ランキング」発表です
発言件数もまあそんな完璧なものではありませんあしからず〜
いやあこのめっちゃ暑い7月だったんですがみなさん
ほどほどにぃというかあや太郎さんがダントツでした
<月別総発言数>
2000年
6月 380件
7月 271件
8月 218件
9月 189件
10月 186件
11月 144件
12月 127件
2001年
01月 96件
02月 69件
03月 83件
04月 72件
05月 61件
06月 71件
07月 70件
2001年08月07日21時04分45秒投稿
S.S☆「恐竜の、卒業した…」☆ あや太郎
博士、恐竜の絶滅について画期的な新説を発表なさいましたが、あれは確実性の高
い話なのですか?」
「私はそう信じています。恐竜はある時期に忽然と姿を消し絶滅したという従来の説
は間違いです。恐竜は絶滅しなかったんですよ。ただ居なくなっただけなんです」
「恐竜は死なず…ただ消え去るのみ…ですか。それはつまり、まだ生きている…ある
いはどこかへ行った…という意味ですね。ならば一体どこへ行ったというのですか?」
「どこか宇宙の彼方…などと言えば漫画の中の話みたいですが、実際そうではないか
と信じています。考えても見てください。おおよそ恐竜と呼ばれるものが地球上に現
れ、消えるまでに一億数千万年の歳月が有るんですよ。どう考えたって〔知性〕を
持った種族の現れない筈はない。たとえその一億数千万年の内の百分の一…つまり百
万年だけの期間でもその〔知性を持った恐竜〕が存続し進化したとしたら、軽々と
我々人類の文明水準を越えてしまう筈です。そうではないですかね」
「そう言われれば、そんな気もしますね。ではその〔知性派〕たちが恐竜の消えた原
因に関わっている訳ですか?」
「恐らくそうでしょう。七千万年ほど前…つまり恐竜時代の終わりの頃に知性を持
ち、科学技術を発達させた知性派の一族が、地球脱出を計画したのだと思いますね」
「地球脱出?それは何の為にですか?またどのような方法で?」
「理由は、現在の人類と同じ…人口増加と環境の悪化でしょう。異常気象とか隕石落
下の後遺症とか、これまで恐竜絶滅の原因だと考えられていた諸現象が、実は恐竜一
族の地球脱出の原因だったと考えて良いでしょう」
「なるほど…言われるほどにそんな気がしてくる」
「ある時、恐竜たちのリーダーが旅立ちを宣言するのです。持てる科学技術を結集し
他の惑星への移民宇宙船を建造しよう。もう我々が地球で成すべき事はない。これは
逃避行ではなく、我々の卒業なのだと」
「何やら文学っぽいですねぇ」
「知性派ですから。そして恐竜たちはそれぞれ移民ロケットに乗り込み、地球から飛
び立って行った。一部は火星に、また一部は金星に、そして一部は太陽系の外に…」
「じゃあ、火星には生き残りが?」
「いや、あそこは寒いから絶滅したでしょう」
「じゃ、太陽系外に出た痕跡は?」
「無論、有りません。向こうからの連絡ほ待つのみです。欲しいなぁ」
「じゃあ、金星は?と言っても、あそこは暑いし有毒ガスが渦巻いてるし、最初から
住めませんよねぇ?」
「いや、実はあの金星こそが恐竜の開拓地だったんですよ」
「えっ、あんな厳しい環境で?」
「いや、それまでの金星はもっと穏やかな自然環境だったんです。そこへ恐竜たちが
移り住み繁栄した、ところまでは良かったんだが、例の如く公害で本来の環境を汚し
てしまい、現在に至る…訳です」
「じゃあ金星に恐竜は生き残ってるんですか」
「いや、もう引っ越したでしょう。我々は金星を卒業した…と言いながらね」
「何だか雲を掴むような話ですが、それじゃ結局、恐竜たちが地球の外へ行ったと
か、移住していたとかいう証拠は無いわけですね」
「今はね」
「今は?それはどういう意味です?」
「いずれ分かるという事ですよ。そう…いずれイヤでも分かるんじゃないかなぁ。
我々人類が他の惑星に移住を始めた頃には…」
???
2001年08月07日18時27分51秒投稿
毎度、丸浜です
↓紬ちゃん、名前だけって何か意味あるのか?
あぶり出しになってるのか?
↓の↓のママプリンはん
同じのが何回もあるが、何か意味があるのか?
繰り返したら何か貰えるのか?
2001年08月07日16時36分15秒投稿
大島 紬で〜す!
2001年08月07日13時03分00秒投稿
「葉書的投稿」元ドンドコ掲示板〜勝手にランキング
7月発言件数〜
■■■■■■by 横山ママプリン
ペンネーム
発言数
---------------------------------------
あや太郎
*************************25
横山ママプリン
******6
会員番号245番
******6
丸浜
*****5
たかさごの穴子
****4
やっぱりドンキー
****4
下駄屋の喜六
***3
元姫路市民
***3
亀虫ぷっぷ
***3
某大正区民/ヘーパイ/OTCは薬屋
**2
淀川のへりくつ屋/わがままのりこ/きゅうす
/市川あや太郎/細川玉代
*1
-----------------------(敬称は略させてもらいました)------
そんなわけで吉例「掲示板発言件数ランキング」発表です
発言件数もまあそんな完璧なものではありませんあしからず〜
いやあこのめっちゃ暑い7月だったんですがみなさん
ほどほどにぃというかあや太郎さんがダントツでした
<月別総発言数>
2000年
6月 380件
7月 271件
8月 218件
9月 189件
10月 186件
11月 144件
12月 127件
2001年
01月 96件
02月 69件
03月 83件
04月 72件
05月 61件
06月 71件
07月 70件
2001年08月07日10時04分05秒投稿
「葉書的投稿」元ドンドコ掲示板〜勝手にランキング
7月発言件数〜
■■■■■■by 横山ママプリン
ペンネーム
発言数
---------------------------------------
あや太郎
*************************25
横山ママプリン
******6
会員番号245番
******6
丸浜
*****5
たかさごの穴子
****4
やっぱりドンキー
****4
下駄屋の喜六
***3
元姫路市民
***3
亀虫ぷっぷ
***3
某大正区民/ヘーパイ/OTCは薬屋
**2
淀川のへりくつ屋/わがままのりこ/きゅうす
/市川あや太郎/細川玉代
*1
-----------------------(敬称は略させてもらいました)------
そんなわけで吉例「掲示板発言件数ランキング」発表です
発言件数もまあそんな完璧なものではありませんあしからず〜
いやあこのめっちゃ暑い7月だったんですがみなさん
ほどほどにぃというかあや太郎さんがダントツでした
<月別総発言数>
2000年
6月 380件
7月 271件
8月 218件
9月 189件
10月 186件
11月 144件
12月 127件
2001年
01月 96件
02月 69件
03月 83件
04月 72件
05月 61件
06月 71件
07月 70件
2001年08月07日09時59分29秒投稿
「葉書的投稿」元ドンドコ掲示板〜勝手にランキング
7月発言件数〜
■■■■■■by 横山ママプリン
ペンネーム
発言数
---------------------------------------
あや太郎
*************************25
横山ママプリン
******6
会員番号245番
******6
丸浜
*****5
たかさごの穴子
****4
やっぱりドンキー
****4
下駄屋の喜六
***3
元姫路市民
***3
亀虫ぷっぷ
***3
某大正区民/ヘーパイ/OTCは薬屋
**2
淀川のへりくつ屋/わがままのりこ/きゅうす
/市川あや太郎/細川玉代
*1
-----------------------(敬称は略させてもらいました)------
そんなわけで吉例「掲示板発言件数ランキング」発表です
発言件数もまあそんな完璧なものではありませんあしからず〜
いやあこのめっちゃ暑い7月だったんですがみなさん
ほどほどにぃというかあや太郎さんがダントツでした
<月別総発言数>
2000年
6月 380件
7月 271件
8月 218件
9月 189件
10月 186件
11月 144件
12月 127件
2001年
01月 96件
02月 69件
03月 83件
04月 72件
05月 61件
06月 71件
07月 70件
2001年08月07日09時40分16秒投稿
「葉書的投稿」元ドンドコ掲示板〜勝手にランキング
7月発言件数〜
■■■■■■by 横山ママプリン
ペンネーム
発言数
---------------------------------------
あや太郎
*************************25
横山ママプリン
******6
会員番号245番
******6
丸浜
*****5
たかさごの穴子
****4
やっぱりドンキー
****4
下駄屋の喜六
***3
元姫路市民
***3
亀虫ぷっぷ
***3
某大正区民/ヘーパイ/OTCは薬屋
**2
淀川のへりくつ屋/わがままのりこ/きゅうす
/市川あや太郎/細川玉代
*1
-----------------------(敬称は略させてもらいました)------
そんなわけで吉例「掲示板発言件数ランキング」発表です
発言件数もまあそんな完璧なものではありませんあしからず〜
いやあこのめっちゃ暑い7月だったんですがみなさん
ほどほどにぃというかあや太郎さんがダントツでした
<月別総発言数>
2000年
6月 380件
7月 271件
8月 218件
9月 189件
10月 186件
11月 144件
12月 127件
2001年
01月 96件
02月 69件
03月 83件
04月 72件
05月 61件
06月 71件
07月 70件
2001年08月07日07時36分43秒投稿
S.S☆「お見舞い申し上げます」☆ あや太郎
一人の男がくたびれた様子でスナックに入ってきた。
「お疲れになったようですね」
髭のマスターが淡々と言った。
「あぁ。人の見舞いに行って、こっちが疲れちゃったよ」
「病人さん相手だと気を使いますからね」
「そうなんだ。機嫌が悪くてロクに口も聞いてくれないし、見舞いの果物も、持って
帰れっ怒鳴られる始末さ」
「あら、それはひどいわね。何が気に触ったかしら」
コンパニオンが気安く話に入って来た。なかなか良い女だったので、男も話を続け
た。「何なんだろうねぇ。胃潰瘍の手術をしたんで、まだ食べられないからかなぁ」
「まぁ、そんな時に食べ物を持って行ったの?それは怒るわよ」
美女は心外にも味方してくれなかった。
「見舞いはタイミングが難しいんですよ。手術からどれぐらい経ってたんですか?」
同じカウンターが飲んでた同年輩の男が訊いた。
「えーっと…確か五日目だったかな?」
「五日目?そりゃあ機嫌が悪い筈だ。まだ痛くてウンウン言ってる時じゃないです
か」
「へー…五日も経って、そんなに痛いの?経験ないもんだから…」
「痛みが落ちつくのが一週間。果物が食べられるのが二週間ってとこかな。あんた、
それも知らずにお見舞いに行ったのかい?」
後ろのテーブルで飲んでいた初老の男が厭味っぽく言った。どうも「腹切り」経験
者らしい。
「まぁね。因果と病気には縁がなくてね。こちとら忙しいのに会社を早退して見舞い
に飛んで行ったんですよ。見舞い品まで持ってさ。その誠意を買って欲しいよねぇ」
苦笑いしながら見舞い男は水割りをあおった。しかし
「無神経な見舞いだわねぇ。来られたほうはイイ迷惑だわよ」
初老の男と一緒に飲んでいた年増女が呟いた。もちろん男の耳に届くように。
「全くだね。言いたかないけど、病状も何も知らないで、品物だけ持って飛んでくな
んて非常識にも程があるね。早けりゃ良いってもんじゃないんだから」
「むしろ遅いほうが親切で常識的さ。もう退院の目処がついて、本人が退屈してる頃
に話相手をして上げるってのがマナーってもんだけど、まだ一部じゃ、早く行って点
数稼ごうって考えがはびこってるよねぇ。…いや、お宅の事じゃないっスよ」
カウンターの相客はほろ酔いで気持ち良さそうだ。
マスター「私もしくじった。でも食べ物は持って行かなかったけどね」
「「私の友人も失敗したことあるのよ。知り合いの年寄りの所へお見舞いに行って、
具合はどうですか?って訊くつもりで、癌のほうはどうですか?って訊いちゃって、
そのお爺さん、間もなく急死したんだって」
ヘヘヘヘヘ…と暗い笑いが店内に籠もった。
「私もしくじった事はありますよ…」
陰に籠もってしまった見舞い男をなだめるつもりか、髭のマスターが静かに話しだ
した。「喘息で入院してる人と話し込んで、発作を起こさせちゃったり、肝炎の患者
を散歩に連れてって発熱させたり、神経症の人に小言を言って却って落ち込ませた
り…」
この泰然自若としたマスターでもそんなしくじりをするのだ。見舞いで落ち込んで
いた男も少しは気を取り直した。
「でも、胃の手術をしたばかりの人に食べ物を持って行った事はなかったなぁ」
店内にまた皮肉な笑いが籠もった。
男は早く誰かに「見舞って」欲しい気分で店を出た。
(完)
2001年08月06日21時45分44秒投稿
まいど、丸浜です。
昨日は娘が海水浴に行ってて、亭主と二人で夕食。
結婚した時と同じ状態です、人数は。
おかずも酒のアテみたいなんばっかり、、、。
TV見ながら、、ウダウダ。これも幸せうちなんやろね。
2001年08月06日13時08分52秒投稿
今日は、亀虫ぷっぷです。
8月3日 ワッハ上方演芸ホール「サマージャンボ落語会」
出し物
●「道具屋」 桂 紅雀
●「崇徳院」 桂 吉朝
●「はてなの茶碗」 桂 千朝
中 入
●「くやみ」 桂 千朝
●「高尾」 桂 吉朝
暮れの「年末ジャンボ落語会」と合わせて年2回の会。
今回のお楽しみは「高尾」。
この春団治師匠の十八番を吉朝さんがどぉ演じるのか興味のあるところでした。
特に反魂香の煙の中から現われる時の高尾の描き方。
郭の女であるが故に惚れた男と引き離され非業の死を遂げた哀れさと共に、松の位の
太夫の品格と貫禄を表現せねばなりません。
この辺り、恨み骨髄で登場する「皿屋敷」のお菊とは明らかに異なるところですな。
下座が
「あぁら不思議やな 高尾の姿〜ありぃあ〜り〜と〜 ドロドロドロドロ」
三代目は膝を着いた形で上半身を徐々に垂直に上げていきます。
いかにも何も無い所からすぅっと現われたという風情で、こめかみ当たりで揺れる扇
子以外は微動だにしません。
そこでお決まりの台詞。
「これ…何やってるか分かってまっか?
高尾のびらびらの簪。
すけないけど節約しておまんねん。」
ほんで
「お前は島田じゅぅざさん…」
と来ます。
何とも艶な幽霊ですな。
吉朝さんは彼女の出現を島田重三郎(こんな字か?)の目の動きで表現しました。
香を焚くために手元にあった視線をゆっくり上げていきます。
現われた高尾は両手を懐に入れ、左肩をやや落として斜に構えた形。
扇子の簪は無し。
従って上の台詞もありません。
映画なんかでは太夫さんは〈櫛・こうがい〉のみで簪は刺して無かった様に記憶して
ますが、実際の処見た訳や無いんで何とも言えませんな。
それよりここはギャグ抜きでそのまま進めたいという意図によるなんもんでしょ。
いずれにしてもさすが吉朝さん、全編隙無くこなしてました。
時にラジオ体操のごとく、手の動きが独特な千朝さん。
「くやみ」ではその威力が存分に発揮されてました。
以前は米朝師匠にそっくりやったのが、何時の間にかこぉなってしもぉたとか。
噺の上手さに加えて、結構ええ香辛料になってると思いますな。
吉朝さんも言うてはりましたね。
「あれ…なんか変でしょ?」
て…。
紅雀さんの「道具屋」。
例えばどこが?と言われてもいちいち憶えて無い位ほん僅かな事なんですけど、
それぞれの商品や客とのやり取りに関わる理屈付け・理由付けが少々煩わしい。
噺自体の運びは無理無くスムーズになるけども、その分笑いが削がれた感じでした。
吉朝・千朝の両人が揃うにも関わらず、なぜか入りがもぉひとつ。
今回も満杯にはならず200人程でしたか。
お徳や思いますがねぇ。
まぁ客の立場から言えば、そんなに早ぉから並ばんでもええ分楽なんですけどね。
会自体が無くなってしまわんかがちょっと心配。
2001年08月06日12時57分35秒投稿
やっぱりドンキーです。
ひさしぶりに海水浴に行きました。
BGMもなく波も静かではしゃぎ声がよく通るような海水浴場でした。
来ている人の平均年齢は20歳ちょっとくらい。
時々10代になってしまったり…
実際は家族連れと臨海学校の児童です。
茶髪にタンキニといった子はまったくみかけませんでした。
本当の若者には見向きもされない海水浴場です。
私は海が好きなわけではなく、気をつけていても日焼けするし、シミもふえる。
ねっとりとした風の中も嫌いです。
子どもも大きくなったしパラソルの下で本でも読んで過ごそうと
文庫本2冊持って嫌々行きました。
ふと沖のほうをみると臨海学校用の遠泳のブイが浮いていました。
太郎と浮き輪をした花子を連れてブイまで行きました。
泳いでも泳いでも腰までの深さです。
歩けるようなところを泳いでいて遠泳をした気になるのかと思いました。
つまらなかったので、
嫌々ですが、ジョーズの真似をして子ども達を怖がらせておきました。
遠泳?から帰ってゆっくり本でも読もうかと思いふと浜辺をみると
砂山を作っている家族がいました。
ただ大きいだけの山なのに花子が
「すごーい。」とえらく感心してみています。
そんなものを高く評価する花子を不憫に思い、
嫌々ですが砂のお城は無理でもそれらしきものを作りました。
花子はえらく感動しくれました。
持っていった本2冊は荷物を増やしただけでした。
パラソルの下でカクテル片手に本を読めるような海岸をご存知の方ご一報ください。
上岡さんシミがわからないくらい日焼けしてるんでしょうね。
骨まで焼かれる前になんなとして戻ってきてほしいと思う今日このごろ。
2001年08月05日22時43分44秒投稿
S.S☆「貴重なご意見」☆ あや太郎
朝一番、至ってマジメに放送している某ラジオ局の番組に投書の朗読という人気
コーナーがあった。今朝も今朝とて、常連の投稿者から意気軒昂な便りが届いた。
「…町の…さんからのお便りです。
−−いつもこのコーナーを楽しみに聞いています。健全健康、爽やかなお便りばかり
で、申し分ないのですが、ただ一つ淋しく感じることを申し上げますと、我々年配者
の便りばかりが目立ち、若者からの投書が少ないことです。こういう早朝の健康的な
番組らしく、元気な若者の意見を聞きたいものです。――――
…さん、いつも有り難うございます。これからも幅広く皆さんのご意見をご紹介して
参りたいと思っております」
すると数日後の放送に、こんな便りが来た。
「…さんのお言葉に勇気を奮い起こし初めてお便り差し上げる事にしました、弱冠二
十歳の…と申します。しかしご意見と言われましても、まだ若輩の身何程の意見もご
ざいません。それより私たちよりもっと経験を積んだ大先輩の皆様方の貴重なご意見
を拝聴したいと存じます。これからも宜しくご指導下さいませ。―――
真摯なお便り、有り難うございます。また幅広い皆様方のご投稿を取り上げたいと考
えておりますので、どうぞ宜しくお願い致します…」
するとまた数日後、くだんの…老人から便りが来た。
「早速、私の申し出に応じて下さり嬉しい限りです。近頃の若者は…などととかく言
われがちですが、あなたのような謙虚で真摯な方がおられる事を私利、日本の未来に
安心しました。年寄りの話を聞くばかりではなく、どうぞあなた自身の貴重なご意見
をやきかせください。―――
実に麗しい譲り合いです。貴重なご意見有り難うございます。ではまた若い方々の投
書をお待ちしています」
果して数日後、例の青年から投稿があった。
「何をおっしゃいますやら。私たち若者の意見など青臭いものばかり。何程の役にも
立ちません。どうぞ年配の方々の貴重なご意見を」
すると翌日、…老人から応答が
「これは謙虚なお言葉、いたみいります。確かに我々の世代は社会の大変動を経験
し、様々な体験をして参りました。また折りにふれ、ご助言ご意見差し上げたいと考
えておるのですが、かと言って近頃の世情をまるで知らないのも困りものですから、
またおいおい若い方々から今の社会情勢についてお教え願えれば幸いかと云々…」
すると何とまた翌日、いつもの若者から
「これはこれは、再度のお申し出、いたみいります。私たちのように若輩者の意見を
真摯に受け止めようとなされる…さんのおこころざしに頭が下がる思いです。お言葉
に甘えて現代の社会状況を二つ三つ取り上げますと、まことに嘆かわしい有り様でし
て、風俗は乱れる、犯罪は増える、つまらない歌は流行る、年寄りは大事にしない、ま
ことにご先祖様に申し訳ないような混乱ぶりでして、もう世も末かと嘆く事しばし…。
「あのぅ、局の人間として、こんな事を申し上げては何ですが、いつもお便り下さ
る…さん、もう独りでやり取りするのはヤメにしませんか」
(完)
2001年08月05日16時55分32秒投稿
元姫路市民です。
しかしまあでっかいですねー、NTT"受信料巻き上げ"ビル。田中長野県知事が太ってるののが気付かない程のでかさでした。田中知事も怒るの分かるけども、ドコモが受信料取るのは出会い系サイトが流行る前から分かってたこと。それをインターネットと接続できるとか、折りたたみができるとかで契約したユーザーも多少責任あるんとちゃいますか。
ドコモも税金対策か知らんけどあんなでかいビルさえ建てなんだら、非難ももう少し少なかったやろうに。
僕のように藤原紀香に踊らされてりゃ、受信料はタダやし、オリジナルメールアドレスにすれば迷惑メールも来ないのに。
(踊らされといてえらそーに)
2001年08月05日00時37分11秒投稿
S.S☆「我がまま」☆ あや太郎
公園で親子連れがあそんでいた。
「ミーちゃん、ブランコに乗りたーい」
「お待ちなさい。他の子が乗ってるでしょ」
「でも、乗りたーい」
「あの子が住んでからよ」
「早く乗りたーい」
「んもう…しょうがいな子ねぇ。あのぅ、坊や、ごめんなさい−−ちょっと代わって
やってくれる?−−有り難う。ごめんなさいね。さぁ、ミーちゃん、お乗りなさい」
少しブランコを漕いだあと、女の子はもう飽きてしまった。
「滑り台が良い。滑り台で遊びたーい」
「駄目だよ。滑り台はペンキ塗り立てだから服が汚れちゃうだろう」
父親が諭しても聞き分けがない。
「ミーちゃん、滑りたーい。汚れてもイーイ」
「しょがない子ねぇ−−じゃあ、このリュックをお尻に敷いて滑りなさい」
女の子はリュックを泥んこにしながら二三度滑るとまた飽きてしまった。
「おなか空いたー。ハンバーガー食べたーい」
「このへんにはお店が無いのよ。どうしましょう、パパ?」
「よし、ちょっと車で行ってくるよ」
「早く食べたーい」
「待ってておくれ。−−やっと見つかった」
間もなく父親が汗だくで帰ってきた。そのハンバーガーを美味しそうに食べると、
また女の子が言った。
「ジュース、飲みたーい」
「あ、しまった−−−一緒に買ってくりゃ良かった」
「あそこに販売機かがあるわ。いえ、私が買ってくるから…」
母親が走って買いにいったジュースを、娘はまた美味しそうに飲んだ。
「ミーちゃん、ねむーい」
言いながら、もうベンチの上で寝ころんでいる。
「まぁ、眠たいの。じゃあ家へ帰りましょうか…」
「うん−−まだちょっと早いけどなぁ…」
苦笑している若い両親の所へ、この一部始終を見ていた近所の年寄りが近づいて来
て、ひとこと言った。
「まぁ、甘いパパとママだこと。子供をそんなに甘やかしちゃイケませんよ。将来、
苦労するのはその子なんだから。子供のためにも甘やかしちゃイケませんよぉ」
「やっぱりそうですか。いや、ついつい可愛いもんで」
「可愛いのは分かるけど、そんな甘やかしちゃ、わがままな大人になってしまいます
よ。そうなると苦労するのは本人ですからねぇ」
そんな会話を聞きながら公園で遊んでいた小学生の何人かがそっと囁き合った。
「あの子が我がままになって、苦労するのは、本人じゃなくって周囲の人達よ。だか
ら早い内に芽を摘んでるのよ。苦労するのが嫌なのは大人と年寄りたちだなんだわ」
「いいえ−−−この子は可愛いから良いんですよ」会話は呆気なく終了した。
(完)
2001年08月04日12時12分03秒投稿
「世界一短いミステリーを書こうと思って」
S.S☆「ぼくらの宇宙理論」☆ あや太郎
世界をリードする宇宙物理学者たちが一堂に会していた。
と言っても、お固い学術会議の場ではない。肩の凝らないメンバーでパーティを開
いたのだ。ただ単なるお遊びでもない。折角これだけの顔ぶれが集まったのだ。気軽
さの中にも重みのある、ひと味ちがった宇宙論を展開しようではないかという趣向に
なった。
「…とまぁそんな訳で、今宵は段取りや枠組みに囚われない勝手気儘な宇宙像を語り
合おうじゃないか。いつものような堅苦しい用語は使わずに、子供に返ったつもり
で、気楽にそれぞれの宇宙像を披露する事にしよう。まず……さん、どうです?」
「私の宇宙像は、いわゆる馬蹄型ではなく、むしろドーナツ型をイメージしてるんだ」
「ほぉ、ドーナツとはどんなイメージかな?真ん中に穴が開いてる訳?」
「その穴が限りなく小さいんだ。つまりピッグバン直前の、あの「点」のような大きさだな」
「つまり、そこから宇宙が始まってドーナツの表面を広がってゆくってイメージか
い。それならいっそ風船のほうが簡単で分かりやすいよ。何もない、ペチャンコの風
船が段々と膨らんで行く。それにつれて風船の表面に書かれた点々が大きくなり距離
を広げ、ついにはこの宇宙に成長した」
「そしていずれはまた萎んで行く訳か。まぁ分かりやすいと言えばそうだけど、一つ
肝心なファクターが抜けてるね。空間の存在だよ。ドーナツや風船じゃ文字通り表面
的なことにしか触れられない」
「それは想像力の問題さ。我々は三次元空間をドーナツや風船表面の二次元世界に置
き換えてるんだから、あとは想像力で補ってもらわなきゃ困る」
「それはやはり手抜きだよ。だって〔空間〕の謎を解かないと宇宙の全体像は語れな
いじゃないか。何てったって、ビッグバン理論にのっとれば、この宇宙は物質や時間
だけでなく、空間までもあの大爆発のあと出来た訳だろう。何もない空っぽの空間
に、あとからこの宇宙が花火みたいに広がったという訳じゃないんだからね」
「小難しいなぁ。もっと分かりやすく言えよ。今日は酒の席なんだから」
「分かったよ。つまり我々が〔空っぽ〕だと思ってる〔空間〕なる物だって、実は後
から出来上がった何らかの実体だということさ。実体でなければこんなに広くて希薄
な宇宙が自分自身を支えられないじゃないか。ちょうど元気のなくなったご老体の息
子さんみたいなものだ。宇宙はすぐに萎んで、どこかへ消えちまうよ」
「オホン−−−わしの息子が萎んだままかどうか見たことも無いくせに、勝手な仮説
を立てるのはやめてくれたまえ。なんなら小さな点を散りばめて膨張させてみようか
ね?…しかしそれも宇宙の全体像を掴むのに無関係という訳ではない。膨張するしな
いに関わらず、宇宙誕生と生殖器は切っても切り離せない。どんな宇宙像を描いたと
しても、すべての根源は〔何故〕宇宙が生まれる事になったかという問題に帰結する
からだよ。そう考えると、宇宙も人間から虫けらまで、あらゆる生物と同じ出生の秘
密を有しておるのかも知れん」
「出生の秘密ねぇ…。例えばどんな経緯で出来た子です?」
「ふむ 例えば、何かの弾みで出来てしまったかも」
「それで親は誰なんです。今どこに居るんですか?」
「それは宇宙の親なんだから、やはり宇宙のような存在なんだろう。そして両親は…
恐らくもう生きてはいまい」
「川を逆上った鮭のように?」
「この宇宙を生んで、とっくに死んでしまったろうな」
「兄弟はいるんですかねぇ?」
「居るかも知れんし、いないかも知れん。会えたら…
(完)
2001年08月03日22時05分01秒投稿
替え歌綴り あや太郎
童謡「ずいずい、ずっころばし」です・・・
♪コイズミ・純一郎に 造反、ズイッ。
真紀子と意見が ガッチンコ、
負けたーら どうしましょ。
アジアの睨みが キツくて、キユッ。
キュッキュッキュッ。
教科書を読んでも、顔色を読んでも、
逃げ道 なーしーよ。
…裏で 落選の も一人の まき子は、だーれ?
続いては、みんな分かってるね?「走れ、コータロー」です・・・
♪これから始まる 人気レース。
引っ張り出されて いななくは、
政界のサラブレッド・長男坊。
宣伝要らずの ニューフェイス。
走れ、走れ、コータロー。
本命、穴馬、みんなキミ。
走れ、走れ、はっしれコータロー。
大手の事務所が 引っこ抜き。
代書:穴子(上手い!)
2001年08月02日21時27分20秒投稿
下駄屋の喜六
決してやりたくはないけど、観戦で一番好きなスポ−ツがボクシングであります。皆
さんはきっと誤解をしておる。ボクシングは単なる殴り合いではなく、頭と体全体を
使う、すぐれてスポ−ツ能力を必要とする至高のスポ−ツといっても過言ではないで
しょう。パンチを繰り出すだけではなく、ウィ−ビングダッキングやショルダ−ブ
ロックエルボ−ブロックで相手のパンチをかわし、いかに相手に点数を与えずに自分
の点数を稼ぐか、高度にテクニックとクレバ−さと勇気を必要とするスポ−ツなので
す。ついでにいえば、日本のボクサ−たちはディフェンスが拙すぎる、辰吉丈一郎の
評価は国内では高いけど、ボクにいわせればあれは屁みたいなもんですな。
毎週録画しているwowowボクシングを今日も観ておりました。今週のものは少し趣が
ちがって世界タイトルマッチはなく、オリンピックに出場してプロに転向した前途洋
洋たる選手たちの4回戦と6回戦の試合。アマからプロに転向するさい、オリンピッ
クに出たかどうかは重要なファクタ−となり、それだけでも客が呼べる、いわばオリ
ンピック経験者はプロボクシング界においてエリ−ト中のエリ−ト。東大法学部を優
秀な成績で出たキャリア組というところでしょうか。職業に貴賎の別はないとはいえ
ども、高級官僚と芸能リポ−タ−だけは賤しい仕事と信じて疑わないボクにとっては
「噛ませ犬」のような雑草ボクサ−であるエリ−トボクサ−の対戦相手を応援するの
は当然のことではありませんか。
しかしなあ、このエリ−トどもがまた強いんじゃ。7人が7人ともみんな勝ちよっ
た。霞ヶ関の壁は厚いぞ〜、雑草の皆の衆。
2001年08月01日21時31分28秒投稿
痛快娯楽時代絵巻「急げ、千姫!」 作・市川あや太郎
姫様はどこにでもいる働き者でシッカリ者で可愛いと言えば言えるし、そでないと
言えばそうでもない、本当にどこにでもいる姫様でした。
でも一つだけ他の姫様と違っている所があったのです。それは・・・お姫様はオッ
サンだったのです。
爺や「姫君、姫君、お急ぎください。
この火急の折に何をぐすぐす゛なさっておるのです」
穴子「何を慌てておるのじゃ、爺や。火急と申すと・・・さては、またプロミスの
高砂支店に放火でもされたのか?それとも明石の花火が高砂まで飛んで
まいったのか?」
爺や「この暑い時期に、ここまで飛ばす元気はございません。爺なんかもう線香花火
にもなりません」
穴子「そんな弱い爺やなんかイヤ!クビ!」
爺や「爺やに、そんなノルマを課さんように。さうではございません、姫。
他でもない…お見合いの時刻が迫っておるのでござりまする。
さぁさ早うご支度を」
穴子「それなら慌てずとも良いぞよ、爺や。
私はこの通り、すっかりおめかししておるではないか」
爺や「いや、確かに着物の着付けやお化粧のほうは準備万端整うてはおりますが、
どうも今一つ難点が・・・」
穴子「まぁ、この完璧な私に難点があるとな。どこじゃどこじゃ、毒蛇はどこじゃ。
言うてみやれ」
爺や「ハイ。近くへ参りますと、どこかしら…オッサンくさい風情が」
穴子「ヒエ〜〜・・・。一番言うたらアカンこと言わはるわ、このクソ爺ぃ。
ど、ど、どこがオッサンくさいと申すのじゃ?」
爺や「恐れ多い事ながら・・・いささか酒くそぉ存じます」
穴子「あぁ、これ?これはシャアないやん。ゆんべ徹夜で飲んだんやもん」
爺や「それに加えて、その言葉づかい。すぐに下々の言葉が出てまいります。
ブライダル・シティの姫君がそんな事では町のイメージダウンにも
なりかねません。爺はそれが心配で心配で・・・」
穴子「そうか・・・爺やは町の事まで心配してくれてたんやねぇ。何て忠義モノの
爺や。姫、感激!爺やの忠義を讃えて・・・さぁ、一杯行こぅ」
爺や「それでは丼で・・・。違うの。姫様、何でもカンでも口実にして酒を
あおるのはお控え下さい。それでなくても町の者は、逆ヤマタノオロチと
呼んでおりまするぞ」
穴子「何よ、それ?」
爺や「頭は一つで肝臓が八つの大アナゴちゅうて」
穴子「上手い!薬屋さんに座布団一枚」
爺や「姫、喜んでレシーブしている場合ではございませんぞ。
爺やや家臣の心配やイカばかり…」
穴子「イカはイヤ。タコ酢にして。でもノックちゃんはイヤ。おイタされる」
爺や「姫は大丈夫でござりましょう」
穴子「あのタコが一本の手も出さんこの色気・・・ほっとけー!…ほんで、
まさかそれが心配やというんやないやろね。失礼しちゃうわ、プン」
爺や「それも含めてご心配申し上げております。町の名士や知恵者にも意見を
聞いて、日々悶々とする日々」
穴子「まぁ、それで毎日夜遅うまで相談してたんやね」
爺や「そうだんです」
穴子「クビ」
爺や「ヒエー…。何でまたそんなにも冷たいお言葉…?」
穴子「聞き飽きた駄洒落は嫌いやの」
爺や「そんな・・・ダジャレー夫人の恋人」
穴子「もう一回クビ!」
爺や「何と冷たい。それでは爺は世を儚んで…山に登ります」
穴子「えっ?そんなヨボヨボの身体で山なんか登ったら、遭難するえ」
爺や「そうなんです!」
穴子「あっ、口惜しい。ちょっと同情してるスキに言われてもた」
爺や「そんな事より、姫様。早うお支度をなさいませ。今度、見合いに
失敗したら千回目でございます。世間では、それでなくとも『結婚千姫』
と噂されておりますのに」
穴子「私もとうとう千人切りかぁ。ノックちゃんを越えたね」
爺や「切ったのか見切られたのか、そんな格好悪いこと、自慢にもなりません」
穴子「切られっぱなしみたいに言わんといてよ。何も私が断られてばっかりや
ないねんよ。思う人には思われず、思わん人には思われて数十年…」
爺や「これはこれは失礼いたしました。ではどれぐらいの確率でお断りに?」
穴子「せやねぇ…相手が断ったり、こっちが断られたり、か」
爺や「ええかげんにしなさい」
わいわい言いながらお見合いの場にやって参ります。
穴子「さて、お見合いの相手は・・・あの人かな・・・
背の高いあの子かに・・・学生風の彼氏かな・・・」
爺や「姫様、合コンに来たのではございません。
それに若い子ばかりに唾を付けて、みっともない」
穴子「何でやの。私と釣り合うと言うたら、二十代の、それも前半」
爺や「何と欲どおしい…。若い男ではよっぽど貢がぬと相手してくれませんぞ。
金がかかってしょうがない」
穴子「ケチな爺ややねぇ。お金なら有ります。
結婚するのを忘れるほど働いて来ました」
爺や「それはご立派ですが、金の切れ目は縁の切れ目で、
男はすぐ逃げてしまいますぞ」
穴子「誰がお金をばら撒くと言いました。お金は、貸すもんです」
爺や「貸す?貸すと申しますと?」
穴子「ちゃんと証文や抵当を取ってから貸してあげます。
逃げようとしたら借用書をカタに縛り付ける」
爺や「何たるシッカリ姫。よけい男が逃げますがな」
穴子「それより今日の品定めの相手は誰ぞえ。早う紹介したもれ、ワーレー」
爺や「またそんな懐かしいギャグを…。
それでは男が逃げ出さんうちに、早速あてがいましょ」
穴子「あてがうやなんてオシメみたいに…。あら、あの人かえ?」
・ ・「ギヨッギヨッ、ウエッウエッ。僕、若様…トゥルルットゥー」
穴子「いやーん、いくら品不足でも、これはちょっとヒドイんちゃう?それに、
この人、もう結婚してるんでしょ・・・テントさん」
爺や「いや、これはテント家の三男坊で冷や飯食いの…アテントさんです」
穴子「そんなもん、爺やのオマタにあてごうとき!もっとエエのん見つけてよ」
爺や「それなら、滑り止めに用意しといた、この二人の内どちらかでは…?
カメムシ家の四男坊と近江牛家の八男坊…」
穴子「イヤイヤ!もうチョチョ舞うわ。
これなら紀州家の暴れん坊のほうがマシやわ」
爺や「いや、しかし、あのお殿様は、あちこちで粉かけて粉まいてチョッカイ
出して、手ぇ出して、もう収拾つかんほど遊んでおるそうではありませんか」
穴子「いいえ、必ず私の所に帰ってきます。散々遊んだあと、
桑田圭佑が原坊のところへ戻ってきたように」
爺や「トホホホホ…。涙無くしては聞けないご決意ですなぁ。
ご自分をよーく知ってらっしゃる」
穴子「そう。なんかあのへんと同タイプ・・・たわけー!」
わーわー言いながら、姫と爺やの婿探しの旅は続くのでありました。
急げ、千姫・・・おっさんになる日まで、あと365日!
代書:穴子(・・・不覚にも笑うてしまいましたぞ!殿)
2001年08月01日21時22分45秒投稿
【end of file】